鳳凰三山縦走最終日
- GPS
- 09:00
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 865m
- 下り
- 2,189m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 9:01
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ドンドコ沢登山道、道崩れ、倒木、数カ所有り。高度2300位から残雪 |
その他周辺情報 | 鳳凰小屋 改装工事中 テント場も休止 |
写真
感想
昨夜は18時頃に就寝したもののテント泊に慣れていないせいか何度も目を覚まして寝不足で迎えた2日目4時前に起床、気温は0~1度
曇天の下5時に出発し薄暗い樹林帯を昨日通過した薬師岳に向かう、心配していた凍結は無いがそのかわり残雪はズボズボでたまに足を取られながら砂払に着く手前で残雪はなくなり山行には快適な気温になる
薬師岳から観音岳に向かう稜線は雲は多いが昨日の霧は晴れて観音岳までは見えるが残念ながら北岳は見えず
ここからの登山道は砂と岩とハイマツの稜線で観音岳まではたまに岩はあるがなだらかで風も微風と油断していたら突風にお気に入りの帽子を奪われてガッカリ
観音岳山頂は他の三山に比べると狭いが地蔵岳、オベリスクが間近に見えてテンションが上がるがコースタイムは1時間強で赤抜沢の頭まで急勾配の岩場が続く
険しいピークを超え下りになると急勾配に残雪でザクザクのズボズボで下りきると今度は砂の急登で覚悟して登って行くと思いの外湿っていて歩きやすい
このピークを過ぎると右側にオベリスクを見ながら登り地蔵岳山頂かと思いきやここは赤抜沢の頭でここから下った賽の河原が地蔵岳の山頂との事
オベリスクの雄大さに圧倒されながら下ると広い砂地にお地蔵様が立ち並ぶ地蔵岳山頂に到着、ここからのオベリスクは圧巻、1番たかい岩が鳳凰のクチバシだそうな
オベリスクを堪能し終えた頃、待っていてくれたかの様に雨が降り出しオベリスクが霧の中に沈んでいく地蔵岳直下は砂の急登で真夏の登りは無いなと思いながら富士山の砂走りさながらに下って行くとすぐに樹林帯にはいる
樹林帯の中は残雪にあめでグチャグチャ倒木も多い道を1時間弱で鳳凰小屋に到着。改装工事中で水場、テント場も使えない
少し休んだら下山の楽しみ滝めぐりへ。まず一つ目の滝までの緩く足場の悪い道を下って五色ノ滝に到着、雨と残雪で心は折れかけ、だがここからが苦行始まりで二つ目の滝までのザレた急勾配を下り白糸の滝に到着、この頃には膝はガクガク。三つ目の滝までの道は崩れ箇所複数で下っては少し登るの繰り返しで高度が下がる気がしない、やっと滝への分岐に着いたが滝まで険しいし距離があるが鳳凰ノ滝は過去一に迫力がある、ここでゴアテックスの防水性が限界に達していた事に気づく。四つ目の滝までは割と近いが道は険しい、南精進ヶ滝は登山道から見え何故か優しさを感じる、そして足親指の痛みが痺れへと変わっていく。ここからの沢沿いの道の危ない事危ない事!足は踏ん張りが効かないし服とザックは濡れて重さが増してジグザグ道で肩に食い込んで青木鉱泉が極楽に見えました。
昨日の過去一にキツい山行を塗り替える過去一キツい山行でしたがまた晴れの日に来ると誓います。
青木鉱泉でお風呂をいただき疲れを癒して帰りました
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