苗場山（祓川コース往復）

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: 07:43
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,313m
• 下り: 1,306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:43

6:37 かぐらスキー場第２リフト町営駐車場
6:54 6:56 和田小屋登山口
8:00 8:00 下ノ芝
8:27 8:28 中ノ芝
9:02 9:02 神楽ヶ峰
9:15 9:20 雷清水
10:14 10:45 苗場山
11:12 11:14 苗場神社
11:33 11:34 苗場山
12:20 12:25 雷清水
12:34 12:34 神楽ヶ峰
12:59 13:00 中ノ芝
13:25 13:25 下ノ芝
14:05 14:05 和田小屋登山口
14:20 かぐらスキー場第２リフト町営駐車場

Suunto Ambit 3で記録。
移動距離：16.11km、累積標高差：2579m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

かぐらスキー場第二リフト町営駐車場を利用。6:15頃に到着しましたが、トイレ下の路肩駐車でした。

コース状況／危険箇所等

駐車場からトイレ脇を登る登山道がある意味一番危険かもしれません。濡れた粘土質で、下山に使うと滑って転ぶかもしれないと思い、復路は舗装道を歩きました。
それ以外、危険箇所はありませんが、岩がゴロゴロしている道が多いので、足首に捻挫癖を持っている自分は、気を遣いました。

写真

7/11 6:36

6:15到着でこんな感じ。帰りには路肩の車がもっと増えていました。

7/11 6:59

和田小屋からスキー場を見上げる。いい天気。

7/11 7:02

スキー場でもコバイケイソウが咲いています。

7/11 7:12

木漏れ日が気持ち良い。

7/11 7:32

青い空と新緑。

7/11 7:38

これはショウジョウバカマ？イワカガミ？

7/11 7:58

立ち枯れている樹も絵になります。

7/11 8:07

多分、イワカガミですよね。色が濃かったので。

7/11 8:25

中ノ芝辺りのワタスゲの群落。

7/11 8:27

振り返れば東北地方の山々が。

7/11 8:33

気持ちよく空に伸びる木段。

7/11 8:40

今日、初めてのチングルマ。

7/11 8:42

イワイチョウで合ってますか？

7/11 8:51

股すり岩。

7/11 8:54

眼下にカッサ湖が見えてきました。

7/11 9:04

ハクサンチドリ。

7/11 9:05

コバイケイソウの後ろにウラジロヨウラク。

7/11 9:06

蜂が受粉中です。

7/11 9:07

テーブルマウンテンが見えてきました。背景にうっすらと見えるのは中央アルプス？

7/11 9:09

ニッコウキスゲ。

7/11 9:23

ここを登り返すんですね・・・

7/11 9:23

ミヤマシシウドでしょうか？

7/11 9:24

クルマユリ。

7/11 9:25

大好きなウスユキソウ。

7/11 9:33

下のピンクはハクサンフウロのようです。

7/11 9:34

7/11 9:36

ミヤマシャジン。萎れていました。

7/11 9:41

ジョウシュウオニアザミ。もうちょっとで咲きそう。

7/11 9:45

ゴマダラアゲハが樹液を吸っている模様。

7/11 9:48

来し方を振り返る。

7/11 9:49

これは何でしょう？ちょっと気味が悪いですね。

7/11 10:04

ゴゼンタチバナ。

7/11 10:05

イワハゼ。

7/11 10:09

さぁ、テーブルの上に乗りました！

7/11 10:09

風も穏やかで、さざ波程度です。

7/11 10:13

すごいスケール感。想像以上です。

7/11 10:16

7/11 10:53

背景にうっすら写っている、雪を冠った峰々は北アルプス？

7/11 10:55

声をあげたくなります。

7/11 10:59

苗場神社に向う途中、かなりの雪が残っていましたが、普通に歩けます。

7/11 11:00

7/11 11:05

苗場神社の手前エリアはチングルマやワタスゲがたくさん咲いていました。ぜひ足を延ばすべきです。

7/11 11:06

チングルマとイワカガミ。

7/11 11:06

チングルマとワタスゲと池塘。

7/11 11:07

ワタスゲに囲まれた池塘。

7/11 11:15

苗場神社はメタリックでした。

7/11 11:30

同じような写真ばかりですが、どこを切り取っても絵になります。

7/11 11:38

名残惜しいですが、帰路に就きましょう。

7/11 12:05

ジョウシュウオニアザミとイタドリ。

7/11 12:09

シャクナゲも少しだけ残っていました。

7/11 12:16

ニッコウキスゲの群落。

7/11 12:40

山頂側から股すり岩を。

7/11 14:10

和田小屋から下山途中、猿の親子に遭遇しました。これは子猿のようです。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ エマージェンシーブランケット バーナー コッヘル 虫除けスプレー

感想

tedhys

5月末に両神山に登って以来、仕事やら何やらで 1ヶ月以上登山できず、中毒症状が出始めていました。沖縄近海や日本の南海上には台風が接近していますが、今日は本州は広く晴れるということで、花が咲き頃を迎えているであろう苗場山に登ってきました。
ある程度の混雑は予想していましたが、まぁ、よくこれだけの人が集まったもんだと思うくらいたくさんの方が来ていましたが、広々とした山頂のおかげか、それほどのストレスは感じず。ただ、登山道を歩いているとトレッキングポールを植生に突いたり、道を空けてくれる際に植物の上に乗っかったりと、基本的なことを理解されていない方が多いことに驚きました。そういった行動を目にした際に「気をつけましょうね」と声をかけることの難しさも実感しました（結局、声をかけられず）。

昨年、那須岳や北岳という花の山を登って、高山植物の名前をそれなりに覚えたつもりでしたが、かなりの部分を忘れてしまっていることも実感しました。
幸い、今の世の中はインターネットで調べられる訳ですが、やはり目にしたその時に「あの花だ」とわかった方が楽しいよなー、と思った次第です。やはり高山植物図鑑でも買って勉強しようかな。

山頂は、時間の許す限り歩き回る価値があります。自分は苗場神社まで歩いてみましたが、本当に大満足の風景を目にすることができました。
ワタスゲやコバイケイソウ、チングルマ、イワカガミなどの花々に囲まれた池塘が広がる高層湿原は、文字通り地上の楽園でした。