焼走り登山口から、岩手山2days
- GPS
- 26:41
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,745m
- 下り
- 1,725m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:15
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:26
11:51 第2噴出口跡
13:07 第1噴出口跡
14:22 ツルハシ
15:56 平笠不動避難小屋
16:52 焼走り分岐
17:14 不動平
17:15 不動平避難小屋
17:29 八合目避難小屋
8:02 岩手山神社奥宮
8:27 岩手山
天候 | 7/11:快晴 7/12:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にザレ場、ガレ場多い |
その他周辺情報 | 岩手山焼走り国際交流村 道の駅にしね |
写真
装備
個人装備 |
水1L
ペットボトル0.5L
お湯0.6L(使わず)
虫除け
寝袋
マット
|
---|---|
備考 | ザレ場の下り道で、足が滑った時に思わず手をついてしまい、右手中指の付け根にちょっと擦り傷(ストックやグローブがあれば。。。) |
感想
(かなり長い感想ですが、私にはそれだけ長く濃密な時間でした、これ以上端折ることができないので、お許しください)
結構前から、行こうと言われていた岩手山、天気も良さげなので、決行することになった
前の日の残業もなく、早々と帰宅、準備開始
同行する職場の人と北上で待ち合わせ、盛岡イオンで買い出し、山行開始
買った物は何とかザックに納められたものの、予想をはるかに超えて重い、肩に腰にズシリと来る
朝から良い天気だが、気温も高め、良いことばかりではないようだ
第二噴出口跡で昼飯
歩くごとに道が険しく、疲労の色が隠せなくなっていく
前触れ通りのコマクサに、少しではあるがシャクナゲも、その他にも色とりどりの小さな花々が、疲れを忘れさせ、励ましてくれているように見える
そして何と言っても、岩手山とその周りの山々
そんなこんなで、ついにお鉢の縁に登り詰める
今日はこれ以上登る道はない、避難小屋まで下るだけ、いつの間にか夕方の時間帯になっていたが、気が楽になった
それまでもすれ違う人たちから聞いていた、今日は団体さんが泊まるので人が多いらしい、避難小屋が見えてその前でバーベキュー?をしているカラフルな群れを見て、吃驚
100人収容とは言え、その現実を思い知った
まぁ泊まれるようで、さっそく手続き、小休止の後我々も宴の準備
買い込んだ食料を少しずつ開けて、乾杯
涌き水で冷やした缶ビールが、内臓に染みる(笑
メインディッシュのステーキを火にかけると、一同盛り上がった
宴も佳境に入った頃、夏の日も沈んで暗くなりかけてはいたが、お隣に更に2人入るという
ちょっと注目していると、Tシャツに短パンの若い男性2人が、寝台へのハシゴを登ってきた、聞けば、馬返しからビーサンで登ってきたとか(爆笑
山を舐めていると言うよりは、山をまだ知らないのだろう(自分もまだまだだが)
盛岡の大学生だそうだ
午後8時、山小屋は消灯、星空を見上げながら外で2次会に突入
大学生たちも、毛布に包まりながらも出てきた
久々に星を見た
どこかの知らない男性が、北斗七星とか夏の大三角とか解説しているのを聞きながら「ほー」と歓声を上げてみる
アルコールがなくなった所で散会
寝袋にマットを持って行ったが、枕が無いのと、皆さんの熱気がムンムン、初めての避難小屋で興奮も入っていたようで、全く眠れなかった
2日目、朝4時前、今回の山行の主目的である、ご来光を見に外へ
少し寒いが、大学生たちも半袖短パンに毛布包まりで出てきている、それよりは暖かいはず
今日も良い天気になるようだ
満足して再度仮眠、早い人はもう避難小屋を後にしていく
6時、朝飯を食べる頃には、もうかなりの人が山小屋からいなくなっていた
結局。。。我々が避難小屋を発ったのは、登山者としては最後だった
今日も朝から太陽が容赦なく照り付ける中、再びお鉢に登り、昨日の残りの約3/4周を歩く
(登る途中、我々より先に避難小屋を発った大学生2人とすれ違った、これから馬返しへ下りるそうで)
左は岩がゴツゴツと、荒々しく赤っぽい火山地形(「火星のようだ」と職場の人)、右は下界の緑、コントラストが眩しい
岩手山頂上で、写真の撮り合いをしてしばし遊び、下山することに
昨日、必死こいて登った道、今日は風景を満喫できる
しかし。。。平笠不動避難小屋に下りる途中、ザレ場で足が滑った、体勢を立て直せず右手を着いたらそこに岩があったようで、すりむいてしまった
左手で押さえながら下山、避難小屋でカットバンを貼る
手はこれで事なきを得たが。。。今度は足に来た
感覚的に、右足の中指?に豆ができているようだ、次々と現れる段差に顔が歪む
昨日より、ザックが相当軽くなっているはずなのに、そういう実感が全くなく、寧ろ重くさえ感じる、肩も痛くなってきた
足を庇いながら歩くうち、大学生の団体はもちろん、ご年配のご夫婦?にも追い越される
自分だけではなく、職場の人たちもそれぞれにギリギリの状態で歩いているようだ
次第に会話が少なくなっていく
「駐車場へあと3.1km」の標柱を見たが、歩いても歩いても駐車場へ着かない
惰性でなんとか歩くうち、やっとの思いで、駐車場へ
反省点が多すぎて書ききれないが、ともかく歩ききった
今までの山行の中で、自己最高標高を更新
※今までは吾妻小富士(1,707m)が最高だった、因みに山行ではないが、富士スバルラインの5合目終点(2,305m)に立ったことはある
トータルの距離は相当長いが、2日に分けているので、1日あたりの最長距離は更新していないだろう
しかし、今までの山行が如何に緩かったか、自覚させられた、でも自分の体を痛めつけるのも、偶には良いだろう
下山後は、車で30分位かけて、これも目的の1つである「モツ鍋」を食べに、「玉山支所前食堂」へ
達成感の中で、しかも夏の暑い時のモツ、格別にうまい、腹いっぱい食べて(ライスも)820円は良心的
職場の皆さん、誘ってくれてありがとう
smhsax84 さん、こんばんは。
写真と感想楽しみにしていますよ。
ご苦労さまでした。
smhsax84さん
好天に恵まれた素晴らしい一泊山行おめでとうございました!!
シュラフとマットも買われたようですから、これで裏岩手界隈の素敵な避難小屋に泊まりもバッチリですね
私は土日に子供のソフトボールの練習と試合がありました。その間隙を縫って不動平に泊まろうと計画していました(山行計画に拍手ありがとうございました )。
今回は八合目小屋は混むだろうと思ったので、不動平避難小屋に泊まり、馬返しに6時半までに下山するために八合目でご来光を拝む計画でした。もしかしたらsmhsaxさんにお会いできるかも?と楽しみにしていました。
が・・・。土曜日に日頃の疲れがどっと出たのか(笑)体調を崩してしまい、大事をとって中止しました。
梅雨の中休みと週末が重なる絶好のタイミングだっただけに残念です。
NHKのローカル天気予報の最後に雲一つ無い岩手山が映った時は、本当に「目の毒」でした
ytk340さん、コメントありがとうございます。
そう、ytk340さんの計画を拝見して、お忙しそうだな、大丈夫かな、ってちょっと心配していました。
私は私で、避難小屋については(その他山行の計画一切も)同行の職場の人に任せきりでしたが、行けば何とかなるかなって思っていました。
と同時に、同行者がいるので、もしytk340さんとお会いできても、気付くことができなかったかもしれません。。。
そんな思いを込めての拍手でした
午後5時過ぎに不動平避難小屋の前を通ったら、遠目ですが、10名前後の方が小屋の前でお食事?をしているようでした。屋内にもおられたかもしれませんが、約20名収容と書かれているので、余裕で泊まることができたのではないでしょうか?
お察し通り、八合目避難小屋はほぼ満員の盛況ぶりでした。
天気は2日間通して、ほぼ晴れましたが 、気温が相当高く 、それによる体力消耗がかなりあったように思います。
中止は、勇気ある撤退のうちの最も賢明な判断だと思います。
私も、目先のメリットに惑わされず、2歩・3歩先を見据えて、賢明な判断を心掛けたいと思います。
お子様のソフトボールは如何だったでしょうか?
ytk340さんの子煩悩ぶりが目に浮かびます。
裏岩手、もう少し涼しくなったら(寒くなる前に)、行ってみたいです
smhsax84さん、こんばんは。
コメント遅くなりました。
岩手山・・・ご苦労様でした。
自己最高標高更新おめでとうございました。
感慨深い山行だったようですね。
岩手山はそれだけ偉大な山なんですね。
さすがは岩手山です。
8合目の小屋泊・・・私も思い出しますよ。
最近は日帰り専門ですから・・・ずいぶんと前のことですが。
あの小屋は独特の雰囲気もありますし。
知らない人同士で・・・いろいろなことで盛り上がる・・・一夜は何とも言えませんね。
それにしても・・・若いって素晴らしいですね。
Tシャツに短パンに馬返しからビーサン・・・(笑)
バカと言えばそれまでですが・・・うらやましいですよ。
反省点もあるようですが・・・
実にいい山行だったようで・・・よかったです。
ご苦労様でした。
こちらこそお返事が遅くなってしまいました。
感慨深いというか、自分の限界に挑戦。みたいなことになって、燃え尽きた、というか
「ご来光 を見よう」という目的があったにせよ、750RSさんはじめ諸先輩方がもっと長い距離を日帰りで歩いているのを見るに、自分の無力さを感じます。
もっともっと精進しなくては
そう、知らない人同士の付き合い
登山道で出会った人に「こんにちは」と言いますが、それは一瞬のこと。
小休止とかお昼とかで偶々一緒になった人。それでもいいとこ数分から十数分。
やはり避難小屋はすごい空間ですね
さて、せっかくの連休に、台風
山行どうしましょう?
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