超快晴の立山(大汝山)

2024年05月03日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.2km
• 登り: 666m
• 下り: 668m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:15
• 休憩: 2:20
• 合計: 5:35

8:15 スタート地点
8:15 8:30 室堂
9:10 9:20 一の越山荘
9:55 10:10 雄山
10:50 11:50 立山
12:10 12:20 雄山
12:40 12:50 一の越山荘
13:05 13:20 立山室堂山荘
13:35 13:40 みくりが池温泉
13:50 13:50 ホテル立山
13:50 ゴール地点

天候

快晴無風文句なし！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅の無料駐車場を利用。立山駅から室堂まではマイカー規制です。
立山駅から美女平まではケーブルカー(所要時間7分)、美女平から室堂まではバスです(約50分)。
GWなどの混雑日はWebチケットの事前購入推奨です。当日券は駅の窓口で始発の20分前から販売開始されますが、この日は早朝の時間帯はWebチケットの事前購入で既にほぼ満席状態でした。私は当日券でしたが、販売開始1時間前に着いた時点で200人以上並んでおり、早い時間帯の券はみるみる売切れていました。

詳細は立山黒部アルペンルートのHP(下記URL)を参照ください。
https://www.alpen-route.com/index.php

コース状況／危険箇所等

室堂から一ノ越山荘はずっと雪、滑り止め推奨。
一ノ越山荘から雄山までは完全に夏道。
雄山から大汝山までは7割くらい雪道、滑り止め必要。雪庇や大きなクラックあり。

写真

5/3 6:52

立山駅から室堂までの当日券を求め、販売開始1時間以上前から並びましたが、既に200人以上並んでいました(写真右の列です)。混雑日はWebチケットの事前購入がいいですね。

5/3 6:23

この日は早朝の時間帯のチケットは、Webチケットだけでほぼ埋まっており、僅かな当日券も200人以上並んでいてどんどん売り切れてしまいました。私はソロだったので、運良く早い時間帯に滑り込めました。

5/3 15:20

まずは美女平までケーブルカーです。所要時間7分で標高500mを登り上げます。私は7:10の便に乗れました。前回来たときは単純なオレンジ塗装でしたが、雷鳥やオコジョが描かれて可愛くなっていました。

5/3 7:25

AM7:25美女平でバスに乗り換え、室堂へ出発。約50分の道のりです。

5/3 7:49

日本海までくっきりでスーパーいい天気。これからの山歩きが楽しみで仕方なくなりました。

5/3 8:10

この時期の立山名物、雪の大谷を通過中。今年は高さ15mだそうです。すんごい迫力！

5/3 8:16

AM8:15頃、室堂に到着。アイゼン着けたりもろもろ支度を整えて8:30頃しゅっぱーつ！

5/3 8:16

5/3 8:26

5/3 8:26

立山三山(右が雄山、真ん中が最高峰大汝山、左が富士ノ折立)と真砂岳。立山三山の下に見えるのは室堂山荘。

5/3 8:27

雄山ズーム。まずはあそこを目指します。

5/3 8:27

室堂山、龍王岳の斜面をトラバースして一ノ越山荘方面へ。雪の状態次第では雪崩を想定してパーティーの方は間隔を空けて歩いた方がいいです。

5/3 8:32

5/3 8:54

室堂方面を振り返る。

5/3 8:54

5/3 9:08

AM9:10頃、一ノ越山荘に到着。ここから雄山までは完全に夏道になっていたため、いったんアイゼンを取り外します。

5/3 9:14

一ノ越山荘まで来ると、南の方の山々が見えます。左から餓鬼岳、燕大天井、槍穂、鷲羽水晶、笠、黒部五郎など。

5/3 9:14

槍ヶ岳(左)と奥穂高岳(右)ズーム。

5/3 9:14

水晶岳ズーム。水晶岳左の真っ白な辺りが鷲羽岳、水晶岳右の方に三俣蓮華岳。

5/3 9:14

笠ヶ岳ズーム。

5/3 9:14

5/3 9:14

5/3 9:14

5/3 9:15

左奥の山並みは、左から鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳。右の山塊は餓鬼岳。

5/3 9:15

5/3 9:16

さて、登りますかー！

5/3 9:31

例年より体力も落ち、少し体重も増えており、結構疲れました。夏に向け少し体重を落とさないと、、、

5/3 9:34

振り返ると眼下に一ノ越山荘と後ろに聳える龍王岳。

5/3 9:31

室堂方面も絶景。左がバス発着の立山ホテル、真ん中左下に室堂山荘、真ん中にみくりが池とその奥にみくりが池温泉、ちょっと右の雪の色が変わっているところにらいちょう温泉雷鳥荘。写真右端に雷鳥平のテン場。後ろの山塊は大日連山。

5/3 9:34

もう少し。

5/3 9:42

標高が上がってくると龍王岳越しに白山が見えてきました。

5/3 9:42

白山ズーム。

5/3 9:57

AM9:55頃、雄山神社に到着。

5/3 9:57

5/3 9:58

雄山の三角点。

5/3 9:58

今日はどこの山も最高だろうなー。

5/3 9:58

写真左端の真っ白な辺りが鷲羽岳、その右の1番でかく見えるのが水晶岳、水晶右奥に乗鞍岳、乗鞍右手前に三俣蓮華岳、三俣蓮華右奥に御嶽山、右のピラミダルなピークが笠ヶ岳。

5/3 9:59

槍ヶ岳と奥穂高岳ズーム。

5/3 9:58

薬師岳ズーム。双耳峰みたいに見える左が薬師岳、右が北薬師岳。

5/3 9:58

黒部五郎岳。

5/3 9:59

5/3 9:59

5/3 9:59

5/3 9:59

南アルプスズーム。左から鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳。

5/3 9:59

富士山もバッチリ。

5/3 9:59

5/3 9:59

5/3 10:01

5/3 10:01

5/3 10:03

ヘリが周回していました。

5/3 10:04

イワヒバリがたくさんいました。

5/3 10:05

鳥居もだいぶ出てきました。

5/3 10:07

雄山山頂。ここは標高3003m、立山の最高峰はこの後向かう大汝山3015mです。

5/3 10:07

これから向かう立山最高峰の大汝山と左奥に剱岳。

5/3 10:07

剱岳カッコいいいいいいい

5/3 10:08

室堂方面と大日連山。奥には富山の市街地と富山湾、遠く能登半島も見えました。

5/3 10:08

みくりが池。右にはみくりが池温泉。帰りに散歩していこう。

5/3 10:08

らいちょう温泉雷鳥荘。雪の色が変わっているのは硫黄分でしょうか。一通り景色を楽しんだのでこの後は大汝山へ。

5/3 10:27

大汝山に向かう道の途中、スーパーナイスな撮影スポットを発見。

5/3 10:39

夏道はこの岩の左側にあるようですが、冬道は右際を行きます。大きく深いクラックがたくさん口を開けているため要注意です。

5/3 11:13

AM10:50、大汝山に到着。

5/3 10:51

5/3 10:52

5/3 10:52

真北に剱岳。剱岳の手前は別山、左奥は毛勝山。

5/3 10:54

白馬連山の北の方に見えるのは犬ヶ岳らしい。

5/3 10:55

北東には後立山連峰。左から白馬、唐松、五竜、鹿島槍。奥には頸城山塊も見えます。

5/3 10:54

白馬ズーム。左が旭岳、真ん中が白馬岳、右が白馬鑓ヶ岳。白馬岳と白馬鑓ヶ岳の間に見えているのは順番的に杓子だけかと思いましたが、小蓮華山のようです。

5/3 10:55

唐松岳(左)と五竜岳(右)。奥には頸城山塊。唐松岳の奥が焼山、その右に火打山、五竜岳の左奥に妙高山。

5/3 10:55

五竜岳(左)と鹿島槍ヶ岳(右)の間に見えているのは高妻山。

5/3 10:56

左の白い山は爺ヶ岳。奥は志賀高原方面で右のでかいのが浅間山、その左が四阿山。四阿山がだいたい真東です。

5/3 10:56

左端に蓮華岳とスバリ岳、そのちょい右のピラミダルなピークが針ノ木岳。写真中央に餓鬼岳。その右に燕岳〜大天井岳など表銀座、1番右端が槍穂。左奥の山並みは八ヶ岳、中央奥の山並みは鳳凰三山、甲斐駒仙丈、白嶺三山などの南アルプス。

5/3 10:56

遠くの山並みは、左端の真っ白な辺りが鷲羽岳、その右の1番でっかく見えるのが水晶岳、水晶右奥に乗鞍岳、乗鞍岳右手前に三俣蓮華岳、三俣蓮華右奥に御嶽山、その右のピラミダルなピークが笠ヶ岳、写真中央に黒部五郎岳、右の方の双耳峰みたいのが薬師岳。薬師手前は先程いた雄山。

5/3 10:56

槍穂ズーム。

5/3 10:57

5/3 11:00

最高だあああああ。北アルプスバックに。

5/3 11:11

剱岳バックにジャンプも。

5/3 11:33

昼食を済ませ、絶景の中でコーヒータイム。

5/3 11:53

AM11:50、大汝山を出発し、雄山方面へ戻ります。左には雪庇、右には大きなクラック。慎重に進みます。

5/3 12:00

北アルプスと雄山。

5/3 12:10

PM0:10雄山に戻りました。ここから一ノ越山荘まで夏道なのでまたアイゼンを取り外します。

5/3 12:26

雄山から一ノ越山荘までの斜面で3羽のライチョウに会えました。

5/3 12:26

だいぶ夏毛への換羽が進んでいます。スライスしたイチゴみたいな美しい眉毛。

5/3 12:42

PM0:40、一ノ越山荘に到着。またまたアイゼンを取り付けます。

5/3 12:48

室堂平目指してガシガシ下ります。最後まで雲もない超快晴で気持ちいい！

5/3 13:04

PM1:05室堂山荘に戻りました。アイゼンを外して休憩。

5/3 13:19

この最高のロケーション泊まってみたい。

5/3 13:04

立山三山を振り返る。

5/3 13:04

5/3 13:19

みくりが池を半時計回りにお散歩して行きます。

5/3 13:24

少し融けていました。

5/3 13:31

みくりが池沿いでも雷鳥に会えました。

5/3 13:38

みくりが池温泉でソフトクリーム(400円)。最高！！！

5/3 13:38

眼下に地獄谷。現在は火山ガス濃度が高く立ち入ることはできません。

5/3 13:41

いつかみくりが池温泉も泊まってみたいなー。

5/3 13:48

広大な室堂平の雪原と立山。立山は妻と初めて一緒に登った山。結婚式の前撮り写真も室堂平で撮りました。この夏は娘と3人で撮りたいと企んでいますが、来れるでしょうか。

5/3 13:48

PM1:50頃、室堂に戻りました。お土産を購入し、帰りのバス待ちの列に並びます。20分ほどで乗れました。

5/3 14:18

雪の大谷通過中。この時期に来るのは初めてだったので、雪の大谷へ歩いてみるつもりでしたが、バスに乗ってから思いだし、しぶしぶ車窓から眺めて帰りました(笑)

5/3 15:04

寝不足だったのでいつの間にか寝落ちし、気付いたら美女平に到着。ケーブルカーに乗り換えます。

5/3 15:24

PM3:20頃、立山駅に戻りました。季節外れの暑さでコーラがうまい。

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

ra-men

※編集中です。

ずっと行ってみたかった残雪の立山にやっと行けました。前日夜に行けることが決まったため、室堂までのチケットは事前購入できませんでしたが、立山黒部アルペンルートのホームページを確認したところ、この日は早い時間帯のチケットは事前購入分でだいぶ埋まっているとのことでした。当日券は始発の20分前から立山駅窓口で販売開始されますが、それも混雑を想定し、始発の1時間半前に行きましたが、既に200人程の列がありました。私はソロだったので、運良く早い時間帯の便に滑り込むことができましたが、やはりハイシーズンは事前購入が良さそうです。

ケーブルカーとバスで1時間かけて室堂まで上がると、一面の銀世界と立山連峰の素晴らしい景色が広がっていました。雲ひとつない青空は最高でしたが、この日は下界は季節外れの暑さになる予報で、朝8時の時点で室堂は約9℃。今シーズンラストの雪山を楽しみにフル装備で来たものの、暑がりの私はスタートからまさかの半袖Tシャツでした。

雄山からは黒部源流域の山々や、槍穂、遠く中央アルプスや南アルプス、富士山もバッチリでした。大汝山まで行くと後立山連峰や頸城山塊、遠く志賀高原方面の山々もぜーんぶ見え、最高の天気で絶景を堪能できました。

立山は妻と初めて一緒に登った山で、結婚式の前撮り写真も室堂で撮っており、非常に思い出深い山です。今年は5歳になる娘と3人で家族写真を撮りたいなー。

instagram(@aki_yamanobori)にも少し載せています。