将棊頭山(桂小場登山口 IN 権現山登山口 OUT) 冬期小屋1泊
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- GPS
- 10:00
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,634m
- 下り
- 2,056m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:52
天候 | 1日目:晴れ 2日目:曇り ※強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
東北からの帰り道、中央アルプスに立ち寄る。
西駒登山口から木曽駒ヶ岳へのルートはクラシックルートだ。
西駒登山口から標高1000m手前まではたくさんの花が咲いている。
標高2000m辺りからは雪が目立ってくる。2500mあたりは雪がしっかり残っている。ある程度の踏み抜きは仕方ない。
2500mラインで茶臼山へ分岐してピークハント。茶臼山からは乗鞍岳がよく見える。
将棋頭山へのルートは夏道が露出している。
茶臼山分岐から西駒山荘へ向かう巻道は積雪のため通行が難しい。
将棋頭山からは中央アルプス全景が望める。
茶臼山、権現岳に下る二つの尾根と木曽駒ヶ岳へ上る尾根の三又の稜線、
そして、木曽駒ヶ岳から広がる伊那前岳、麦草岳への二つの尾根、
奥には宝剣岳と主稜線の先の空木岳、
様々な尾根が繋がっている様が複雑であり優美である。
遠くには、
南アルプスは甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳、光岳が全て見える。
間ノ岳の脇からひょっこりと富士山も顔を覗かせている。
八ヶ岳、蓼科山は雪がほぼ見えていない。霧ヶ峰、美ヶ原も同様。
北アルプスは笠ヶ岳、奥穂高、槍ヶ岳。常念岳と蝶ヶ岳はおおよそ見えている。白馬の方は不明瞭だ。
近くに迫る御嶽と乗鞍岳はその大きな山塊が圧倒的だ。
日本百名山がズラリ‼️
今日は快晴だ。青空と穏やかな風。贅沢な時間。
西駒山荘には11:00には到着。
西駒山荘の石室が冬期解放されている。ありがたい。
日向ぼっこしたり、取り止めもなく話したり、景色をぼぉっと眺めたり、昼寝したり。
時間が過ぎる感覚も含めて緩やか。こういう山行も素敵だ。
GWは東北ソロツアーだったから友との山行はまた格別。
夕刻、風が強くなってきた。雨予報ではないものの今晩から明日にかけて3000m付近は風速25mらしい。
暖をとり、食事をし、語らう。
激しい風の音を聞きながらシュラフの中で眠りにつく。
5:30、外は相変わらず激しい風。夜中に何度か目覚めたが、小屋にいるという安心感からか案外よく眠ることができた。
気温は3℃、もう少し厚手の服を持ってくればよかったと少し後悔。
水を汲みに外に出ると、強風に身体がよろめく。雪はガチガチ凍りついており滑りそうだ。
朝食はパンとコーヒーが沁みる
風は止みそうにない。200mほど下がると樹林帯に入るはずなので、小屋を出てからしばしの稜線歩きは我慢のしどころ。
そんな最中に突然のラッキー!!真っ白なライチョウさんが登場^^
薄曇りの天気が良くない時こそがライチョウ観察の好条件^^
樹林帯に入ってからは風が遮られるので少しだけ心が落ち着く。
ピンクテープはそこそこあるが、夏道は雪に埋もれているのでルートファインディングしながら下る。やはり登りよりも下りの方が慎重に地図と地形を読むことが必要だ。
標高2100m辺りまでくると夏道が出ている。
この辺りからは笹藪。下道は作られているが笹の生育が優勢なので道を覆い隠している感じだ。
辻山手前辺りからは刈込がしっかりされていて歩きやすい。
中央アルプスはやはりいい山だ。
まだ歩いていないルートもたくさんある。
時間を見つけてまた昇りたい^^
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