美ヶ原(扉峠→茶臼山→美しの塔→王ヶ頭→茶臼山→扉峠)
- GPS
- 12:23
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 977m
- 下り
- 997m
コースタイム
- 山行
- 0:39
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:39
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 10:08
天候 | 曇り 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
風に始まり風に終わる山行でした。
久々のロングトレイル。
今回も日の出を目指す山行。
夜に扉峠駐車場に着いて少し仮眠。
他に車はなく永遠に休業中の店しかないが、仮設トイレだけは2つ設置してあり中も普通に使えた。
トイレットペーパーはなし。
仮眠後に車外に出て風の強さを知り山頂の強風を懸念しつつも準備して出発。
駐車場から茶臼山を越えて百曲がりを目指して下り、キャンプ場から頂上まで百曲がりを登るルート。
茶臼山までは登山口からしばらく急登してそのあとは緩めの傾斜になり細い道が続く。
踏み外すとすぐ斜面に転がっていけるような細い道なので少し神経を使う。
道自体は全体的にふかふかで脚に優しい道。
普段からあまり登山客がいないのかも。
茶臼山を越えた先の分岐点でテン泊してる人を見かけたくらいで他に登山客は皆無。
GWなので人の多さを警戒していたが、何も問題はなかった。
分岐先の下り道は茶臼山に比べて変化に富んでいて、特に岩が多い印象。
途中からしばらく沢沿いを歩く。
どうやらこの道は人が歩かなくなっているようで、人間の足跡が消えかかっている箇所が多く道の判別に神経を使う。
自ずと地図を見る回数が増える。
一度キャンプ場付近で予定ルートを外れるも引き返すほうがロスだと考え、地図を見て藪漕ぎして最短で予定ルートに復帰。
夜間だし初めて登る山なので、この時が一番痺れた。
ちなみにキャンプ場は最近閉鎖?されたようで案内表示が貼られてた。
小川のすぐそばで桜も咲いており、東屋もあるので明るいときに来たら落ち着ける良い場所だと思う。
東屋を通り過ぎてすぐが百曲がりの入り口。
百曲がりとはいったものの、百も曲がることはなかったと思う。
大きな岩もなく意外と登りやすい道だった。
明け方、頂上付近でだんだん風が強くなる。
振り返ると景色が綺麗だったので、このあとの絶景に期待してテンションが上がり始める。
登り切るとそこには牧場が広がっており、牛こそいないものの、台地状で360度見渡せる草原の異世界感がとても良かった。
山行中ずっと曇りがちだったものの、雲の切れ間に朝日がみえたので日の出鑑賞ミッションは無事達成。
真の頂上である王ヶ頭を横目に美しの塔へ進む。
王ヶ頭に聳え立つ電波塔群の背景には、雪化粧のアルプスの山々が。
沢山の山が一度に見られるのもこの山の良いところだと思う。
美しの塔に着き、中で休憩しようかと考えていたが塔の中は案外狭く、中に吹き込む風があまりにも強過ぎて休まるどころではなかった。
気を取り直して王ヶ頭を目指して前進。
この日のヤマテンの予報では日の出後は風速20m前後と書いてあったが、想像していたよりも強く、体が押されて呼吸がしづらくなるガチの強風だった。
風に抵抗しながら歩くのでいつもより体力を使った。
風を凌げる場所を探して彷徨っていると、王ヶ頭ホテル付近でホテルの方が気にかけて下さり、ご厚意で休憩室を案内してもらえた。
他に休めそうな場所もなかったので大感謝である。
小一時間ほど休憩させてもらった。
王ヶ頭ホテル様、ありがとうございました🙇
強風すぎて山頂でカップ麺が食べられなかったことは悔やまれるが、気を取り直してすぐ横の王ヶ頭へ。
写真を撮って下山開始。
風も強いし見るものも見たので帰路は王ヶ鼻は経由せず最短ルートに。しばらく稜線を歩く。
強風で煽られては牧場の有刺鉄線に刺さりそうになりながら歩き続ける。
これまで悪天候の日は極力登らないようにしてきたが、今回登ってみて良い経験ができたと思う。
風は確実に体力を奪う。
下山後は扉温泉 桧の湯へ。
ここは据え置きの洗剤がないので、持ち込みか、自販機で購入が必要な点に注意。
風呂の数こそ少ないものの、疲れを癒すには十二分の風呂だった。
温泉のすぐ横にある飲食店では川魚の定食や山菜天ぷら蕎麦などが売られていて、美味だった。
今回の山行も計画性について反省点が多々ある山行だったが、皆が無事に下山出来たので及第点といったところだろうか。
反省を活かして次の山を目指したい。
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