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Yamareco

記録ID: 6773328
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

瀬淵山

2010年01月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:37
距離
3.0km
登り
300m
下り
300m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:15
休憩
0:22
合計
1:37
11:15
30
スタート地点
11:45
12:07
45
12:52
ゴール地点
ルートは「らくルート」にて作成。時刻や撮影日時も手修正しているため実情報とは相違があることに留意。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瀬渕集落入口付近を基点に周回
コース状況/
危険箇所等
■瀬淵集落終点〜瀬淵山山頂
廃道に近い。道標・マーキング類なし。
瀬淵集落の終点、ごみ集積所の先で道が3本に分かれるので中央の民家裏から入山する。途中水道施設があり、笹藪を経てほぼ廃道状態の山道になる。中腹までは左右に折れていく踏み跡があるが上部で藪が出て不明瞭になる。480〜500m付近でやや強引に尾根に出て急登を這い上がると山頂に出る。一転頂上は広くのどかな場所である。

■瀬淵山東尾根
標高500m付近から伸びる尾根を辿る。かつては一般ルートだったという記事をどこかで読んだが、瀬淵集落からの道以上に荒れていて人の歩いた雰囲気はなかった。
下山先に流れる和見川は深く、川上か川下の橋を探す必要がある。
瀬淵集落終点よりリトライ。左手のステンレスのごみ箱横の踏み跡は誤りだというのは前回学んだので電柱脇の民家の真裏を通って入山。
2010年01月15日 11:31撮影
1
1/15 11:31
瀬淵集落終点よりリトライ。左手のステンレスのごみ箱横の踏み跡は誤りだというのは前回学んだので電柱脇の民家の真裏を通って入山。
水道施設を過ぎるとじきに笹藪のトンネルが現れてぎょっとする。潜り抜けた先の道は徐々に荒れはじめ正規の登山道なのかも怪しい。
2010年01月15日 11:35撮影
1
1/15 11:35
水道施設を過ぎるとじきに笹藪のトンネルが現れてぎょっとする。潜り抜けた先の道は徐々に荒れはじめ正規の登山道なのかも怪しい。
<瀬淵山山頂>
途中から踏み跡を見失い、藪を抜けて無理矢理尾根を捕まえて登り上げる。上部では再び山道となり急登をこなしていくと突然開けた平場に出る。そこには立派なお宮が。どうやら無事に山頂に辿り着けたらしい。
2010年01月15日 11:46撮影
1
1/15 11:46
<瀬淵山山頂>
途中から踏み跡を見失い、藪を抜けて無理矢理尾根を捕まえて登り上げる。上部では再び山道となり急登をこなしていくと突然開けた平場に出る。そこには立派なお宮が。どうやら無事に山頂に辿り着けたらしい。
山頂からは南側が開ける。麓にある談合坂のサービスエリアの様子はもとより丹沢の方まで見渡せる。
2010年01月15日 11:46撮影
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1/15 11:46
山頂からは南側が開ける。麓にある談合坂のサービスエリアの様子はもとより丹沢の方まで見渡せる。
忠魂碑が建てられた頂上広場は開けていて気持ちいい。
2010年01月15日 11:48撮影
1
1/15 11:48
忠魂碑が建てられた頂上広場は開けていて気持ちいい。
頂上近辺の日陰には残雪も。しばらく三角点を探すも見つからず。
2010年01月15日 11:48撮影
1
1/15 11:48
頂上近辺の日陰には残雪も。しばらく三角点を探すも見つからず。
藪やら動物の巣穴に足を取られる。
2010年01月15日 12:05撮影
1
1/15 12:05
藪やら動物の巣穴に足を取られる。
往路を引き返す途中で東の尾根へ誘うような赤布を見付けた。正直同じルートで戻れるか怪しかったのと地図上で東尾根がはっきりとした形だったので追ってみることに。
2010年01月15日 12:13撮影
1
1/15 12:13
往路を引き返す途中で東の尾根へ誘うような赤布を見付けた。正直同じルートで戻れるか怪しかったのと地図上で東尾根がはっきりとした形だったので追ってみることに。
尾根を忠実に辿るつもりだったものの藪がうるさく右往左往しながら和見川沿いに転がり出た。護岸が深くて対岸に渡れそうにないので藪をかき分け南へ下りて行くと作業用のコンクリ橋が現れ事なきを得た。
2010年01月15日 12:34撮影
1
1/15 12:34
尾根を忠実に辿るつもりだったものの藪がうるさく右往左往しながら和見川沿いに転がり出た。護岸が深くて対岸に渡れそうにないので藪をかき分け南へ下りて行くと作業用のコンクリ橋が現れ事なきを得た。
麓にもしっかりと残雪。登頂はできたけど色々と見通しの甘い山行だった。
2010年01月15日 12:38撮影
1
1/15 12:38
麓にもしっかりと残雪。登頂はできたけど色々と見通しの甘い山行だった。

装備

MYアイテム
へるにゃん
重量:0.18kg

感想

昨年登山口が見付からず敗退した瀬淵山に挑んだ。
9月の山行の後、別の登山口を探して周囲を探ってみたものの害獣駆除だとかで追い返されたので通算3度目のアタックとなる。
さすがに今回は新ハイキング社の本やウェブから情報をしっかりと仕入れて入山した。

キャプンションにも入れた通り瀬淵集落からの入山口は瀬淵集落終点のごみ集積所から民家の裏手を通っていくのが正解。かつては歩かれていたのであろう参拝のための山道も人の出入りが絶えて久しいと見え、茫々たる藪に時折出くわし、足元はがたがたになっている。一応そこまでは予習済みだったが、結構な頻度で先が見通せなくなることがありその度地図やコンパスを取り出す。490m付近まで登ってきたところで再び藪っぽくなり道を見失う。強引に尾根へ抜け出したはいいが元々ピストンのつもりだったので帰りにここのポイントが辿れるか不安を感じた。今思えばこの辺りから動揺していたのだと思う。

急登を登り上げると立派なお宮と忠魂碑が並ぶ開けた山頂部に出た。南から上がってくるはっきりとした山道もあり、今までの藪山が嘘だったかのような予想外の眺めの良さについ気が抜けてしまった。
下山の前に三角点を探すも下草に隠されているようで中々見つからない。うろうろしている間に携帯電話をどこかに落としてしまい今度はそちらを探す羽目になった。藪やら何かの動物の巣穴に足を取られたりするうちに「見付からなかったらどうしよう」という焦りが募る。頂上は雪が残り日陰はうすら寒い。日暮れまで見付からなかった時のことを考えると余計に寒気が走るようだった。

もっとも、そんな事にはならなかったが見付かった時には三角点の事なんてどうでもよくなってただただ早くこの山から下りたいという気分でしかなかった。件の490m付近まで下りてきたところで古びた赤布を見付けた。地図を見るとそこから和見川まで一直線に尾根が延びている。魔が差したとでも言えばいいのか、この東尾根がかつての一般ルートだったという(本当か?)記事を見たことを思い出す。途端に瀬淵集落まで藪道をルートファインディングするのが億劫になった。後は想像がつくと思う。元来た道以上の藪と灌木に阻まれながらのろくでもない下降である。
ぼろぼろになって山を抜けたはいいものの和見川が深くて対岸に逃げることができない。川沿いは当然荒れ放題でまともに歩けない。北へ上がれば車道の橋が架かっているのに川下へ向かったので藪漕ぎの追加となった。

焦ると正常な判断ができなくなる。そのことを痛感した低山だった。



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