六甲山(住吉道〜西おたふく山〜瑞宝寺尾根)
- GPS
- 04:40
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 974m
- 下り
- 639m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山は有馬温泉駅へ |
写真
感想
連日、爽やかな天気が続くようだ。京都への帰路の途中で神戸で家内と待ち合わせて、久しぶりの六甲山を訪れることにする。鳥取の米子から、米子駅を朝7時半発のやくもに乗ると、岡山駅に9時47分に到着し、新神戸駅には10時す過ぎに到着する。地下鉄で三宮駅まで移動し、コインロッカーに荷物を預ける。阪急で御影まで移動する・・・つもりだったのだが、車内でスマホを見ているうちに御影駅で降りそびれて、隣の岡本まで行ってしまう。御影まで戻ったのだが、家内を20分ほど待たせることになってしまう。
住吉の駅でビールを購入し、保冷袋に入れる。山行後に車を運転する必要がないので、躊躇なく山の上でビールを飲むことが出来る。高級な邸宅が立ち並ぶ住宅街を抜けて、住吉川のほとりにたどり着く。古い石の道標があり、右は有馬道と石に刻まれている。川沿いを上流に進むとこんなところに、と驚くほどの大きなマンションが川沿いに現れる。車を所有することが前提になるだろうが、果たして入居者の駐車場が確保できるのだろうかと余計な心配を考えてしまう。
川沿いの舗装路を登って行くと舗装路は細くなり、いつしか歩きやすい山道に入る。左手の山の斜面には大きな墓地が見えてくるが、道は墓地の下をトラバースしながら進む。やがて前方には大きな堰堤が見えてくる。五助堰堤と呼ばれるところで、堰堤の石積みが歴史の古さを物語る。右岸を巻いて堰堤の上に出ると木道で対岸に渉る。
谷を進んで行くと樹林の切れ目から左手は山頂部に大きな電波塔を戴く西おたふく山が目に入る。住吉道を進んで七曲坂を登って六甲山最高峰に向かうことを考えていたが、西おたふく山を経る道は歩いたことがなかったので、このルートを進むことにする。登山道に入ると崩壊地があり、通行に注意を呼びかける案内が掲示されている。
すぐにも斜面が大きく崩壊した地点に至る。崩落地をバイパスすると登山道が良好に整備されていることもあり、通過には支障ない。崩落地の上部からは六甲の市街の展望がよく見える。尾根の上部に至るとヤマツツジの花が目立ち、周囲の尾根でも鮮やかな朱色が山肌を彩っている。
唐突に舗装路に出る。電波塔のある山頂部はバイバスして、六甲山の縦走路に合流する。縦走路はかなりの人が歩いている。ここでも登山道に沿って花ざかりのヤマツツジの鮮やかな朱色が目を惹く。大阪の市街方面に大きく広がる展望が楽しんだところで六甲の最高峰のピークを踏みに行く。山頂の手前では大勢の登山者とすれ違うが、たどり着いた時にはひと組の登山者がいるばかりであった。
山頂から北側を降ってトイレのある休憩舎にはサイクリスト達を含めて大勢が休憩しておられる。丁度20名ほどの大パーティーが山頂に向かっていくところだった。ヘルメットを装着しておられる方が多いので、ロックガーデンを経由して来られたのだろう。休憩舎の奥で保冷袋に入れてきたビールを空けると、500mの缶は二人で一気に飲み干してしまった。
休憩舎を後にすると瑞宝寺尾根に入る。しばらくの間、車道を歩かなければならないが、尾根の手前で笹原の中にかすかな踏み跡がある。笹原の中の道は足元はしっかりと刈り払いされており、明瞭な道が続く。やがて笹原は唐突に終わり、痩せ尾根の急下降となるが、登山道はしっかりしている。六甲山のメジャー・ルートは人が多いがここは滅多に達る人はいないだろう。
尾根は下部でウッドデッキのある展望台に飛び出す。右手に進むとすぐに瑞宝寺谷に合流する。堰堤を巻くと堰堤の下に若い人達が集まっている。滝を見に来た人達のようだ。驚いたことに多くが外国人だった。右岸に渡渉すると谷奥に小さな滝を望むことが出来る。
滝からはすぐに瑞宝寺の公園に至る。紅葉の名所であるが、青紅葉も綺麗であった。有馬の市街に出ると、銀の湯に立ち寄って汗を流す。入浴後は有馬十八番を訪れる。丁度、我々が入店する直前でこの日のご飯ば全てなくなったとのことで、ここで楽しみにしていた生しらす丼にありつけなくなる。阪急電車での乗り過ごしがなければ・・・と嘆いても仕方がないのだが。
コメント
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またまた懐かしい場所を見せて頂きました
白鶴美術館や甲南斎場を思い出しました
斎場の横を通るときは煙突から出る煙の向きに注目
走って通り抜けることも何回かありました
山上でのビールおいしいですね
一軒茶屋でちょっと一杯
東おたふく山に向かってランニング、わき見で躓きました
頭を下にして胸でスライディング、立ち木に左肩をぶっつけてやっと止まりました
この件以来下山するまでお酒を飲まないようにしています😢
50年くらい前の古いお話で申し訳ありません m(__)m
煙の向きを気にしませんでしたが、確かに斎場がありました。甲南斎場というのですね。
なんと、ODさんがランニング!
さぞかし颯爽とした青年でいらしたことかと思います。
大きな怪我に至らなければ良かったのですが。
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