八島ヶ原湿原&霧ヶ峰高原(車中前泊)



- GPS
- 06:08
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 399m
- 下り
- 395m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 5:48
天候 | 霧→晴れ→雨、気温22℃〜18℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
諏訪IC利用、ICを出てR20号バイパスとの交差点(諏訪IC)を直進、旧R20との交差点(四賀南神戸)を左折、サークルKが左にある右ト字路(四賀)を右折しK424に入る。 ここからは標識が”霧ヶ峰”を指している方へ行けば、ビーナスラインに出合います(”霧の駅”のある五差路)。ここは、直進しビーナスライン(K194)へ入り、道なりで八島ヶ原湿原へ到着します。 このルートはカーナビ利用が無難です。目的地は”あざみ館”でOKでした。(ケンウッド製品) 午前7時過ぎの到着でしたが、八島ビジターセンターあざみ館の駐車場は満車状態でした。辛うじてあざみ館前の下り坂が空いていましたので駐車できました。観光地なので出足は登山口より遅いと思っていましたが、間違いでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観光地なので登山ポストはありません。 ハイキングコースなので基本的に危険箇所はありませんが、粘土質が踏み固められてスリップしやすいところが多くありました。特にウエットな状態の時は要注意と思われます。 また、車山山頂から白樺湖方面へ下るルートは木の枝を模したコンクリート製の階段が磨り減って滑りやすくなっています。 今回は”蝶々深山”(ちょうちょうみやま)を過ぎた辺りから雨が降ってきて、雨具(上だけ)とザックカバーを使用しました。 笹が道を覆っているところもあり、スパッツあるいは雨具の下も着用した方が良かったと反省しています。 |
その他周辺情報 | 下山後の日帰り入浴に”信州物味湯産手形”の無料入浴が利用できる ”おかや温泉美肌の湯 ロマネット” http://okaya-romanet.jp/index.shtml へ行きましたが、私の持っているのは”2014年版”で、今年の4/1から登録された同施設では使用できませんでした。 先日の廃業した”木曽路館”のように使えなくなる施設が出るのは仕方ないとして、新たに加入した施設は前年度版の”物味湯産手形”でも利用できるようにしてもらいたいものです。 そのことを”力説”しましたが、却下されました。あまりのホスピタリティのない対応(県から頼まれて加入してやったとの趣旨)に通常の料金は530円で決して高くない設定ですが入浴せず、結局、高遠まで足を延ばし、 ”高遠温泉さくらの湯” http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/takato_sakura/takato_sakura.htm で日帰り入浴しました。信州物味湯産手形利用で510円です。 ここでは、珍しいモノに遭遇しました。公共の入浴施設では終ぞ見なくなった”倶利伽羅紋紋(くりからもんもん)”のおじさんです。 |
写真
感想
越美国境の金草岳で足の痙攣に見舞われたabukataは、慎重を期して軽い山歩きを選択し、先週(7/18)は”赤沢自然休養林”でオオヤマレンゲに癒され、今回は霧ヶ峰の花々と景色に癒されてきました。
三連休ということもあり、7/18(土)の昼前に名古屋を出発し、下道(R19→R256→R153→K15)のみで駒ヶ根まで行き”こまくさの湯”(信州物味湯産手形利用で510円・ここは何回でも手形利用OK)で入浴後、斜向かいの”明治亭”のソースカツ丼で夕食とし、伊北ICから中央道に乗り、諏訪湖SAで車中前泊です。
7/19(日)は午前4時には目が覚めましたが、嫁はんに配慮して5時の起床としました。SAのフードコートで朝食を取り、身支度をして出発。八島ヶ原湿原に到着したのが午前7時過ぎでしたが、駐車場はほぼ満杯状態でした。先行車が1台躊躇しておられましたが、私は駐車場に進入してスペースを物色したところ、あざみ館の前に開きスペースを見つけ、駐車することが出来ました。
交通整理のガードマンさんにも咎められることはありませんでしたので、ラッキーでした。もし、駐車スペースがなければ、どこかへ転進していたかも知れません。(美ヶ原が濃厚)
勝手に梅雨明けと決めつけ、天気は良くなると判断して来ましたが、ビーナスラインの”霧の駅”を過ぎる辺りから濃霧となりました。霧の中のスタートとなりましたが、それはそれで風情のあるもので、決して嫌ではありません。
すぐに霧は晴れてきましたが、霧と花々に嫁はん大感激のようでした。花に会うたびに足が止まり、撮影・・・と、中々前へ進めない状況が続きました。
湿原を過ぎると花も減り、歩くスピードは増しますが、それでも皆さんと比べると超スローです。カラマツ林の脇を通り沢渡へ、そこから最短コースで車山肩と進みました。車山肩はニッコウキスゲの大群落が広がっていました。
観光客が溢れ、バイオトイレには順番待ちの列が出来ていました。昨年は売店でブルーベリーを買って食べましたが、今年はブルーベリーはないそうで、焼きトウモロコシを頂きました。
肩から車山へはガレた道が続きますが、キャリアに子供を背負った家族連れが複数おられました。肩から車山を目指す観光客は2〜3割くらいでしょうか? 肩の混雑からは解放されます。下山者もいらっしゃいますが、挨拶を交わすのはそれなりの格好をされた方々が中心で、観光客の方とは無言ですれ違うことが多かったです。
車山山頂はリフト利用の観光客で賑わっています。時間も早いことから、ここではバナナでの休憩に留め、車山神社に参拝して先へ進みました。
車山乗越までは、観光客も多く来ておられますが、車山乗越から先はハイカー中心となります。ここからがハイキングの王道です。一つ目のピークが蝶々深山ですが、ここで昼食としました。風が強く躊躇しましたが、ガスライターでジェットボイルに点火できる範囲内でした。(ミニカップ麺、コンビニおにぎり、食後のコーヒーとクッキー)
食事を終えたころポツリと感じましたが、まだまだ雨具の必要は感じませんでした。蝶々深山を下り、平坦部になると雨脚が強くなり、道のふくらみを見つけて雨具(上のみ)を着用し、ザックカバーも装着しました。カメラも防水仕様ではないのでザックに仕舞いました。
物見岩は素通りし、スリップと泥はねに注意しつつ先を急ぎました。雨脚はそれほど強くはならず、防水仕様のカメラがあれば素敵な画像が撮れたのにとの思いが湧いてきました。
駐車場に戻って後始末をしていると、交通整理のガードマンさんから「折角、来られたのに雨で残念でしたね?」と声を掛けられました。私は「これがまた良いんですよ!」と申し上げましたが、ガードマンさんは「東京の人はそうなんですかね。」と云っておられました。バックゲートを上げていたので名古屋ナンバーが見えなかったのですが、圧倒的に関東方面からのお客さんが多いのでしょうか?
下山後は日帰り温泉(高遠)、あみやき亭(中津川)と至福のコースを辿り、中央道・屏風山PAで仮眠の後、午前0時前の帰宅となりました。
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