八ヶ岳縦走／麦草峠→赤岳 最後に晴れた！

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月20日(月)

• GPS: 45:33
• 距離: 24.5km
• 登り: 1,572m
• 下り: 2,207m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:02
• 休憩: 0:43
• 合計: 1:45

距離 3.1km 登り 40m 下り 44m

15:11 麦草ヒュッテ
15:22 白駒の奥庭
15:40 16:23 青苔荘
16:49 白駒荘
16:51 白駒の池
16:56 青苔荘

2日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:12

距離 8.6km 登り 724m 下り 520m

6:45 青苔荘
6:49 白駒の池
7:27 7:28 高見石
7:37 7:47 高見石小屋
8:38 8:40 中山展望台
8:42 8:44 中山
9:02 見晴らし台
9:05 9:07 中山峠
9:10 9:11 黒百合ヒュッテ
9:23 中山峠
10:13 10:14 天狗の鼻
10:22 10:38 東天狗岳
10:58 10:59 根石岳
11:13 11:15 箕冠山
11:33 夏沢峠
11:33 ヒュッテ夏沢
11:34 11:42 山びこ荘
11:57 オーレン小屋

3日目

• 山行: 6:13
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:51

距離 12.8km 登り 813m 下り 1,627m

5:53 オーレン小屋
6:29 赤岩の頭
6:50 硫黄岳
7:05 7:07 硫黄岳山荘
7:25 台座ノ頭
7:42 7:43 横岳（奥の院）
7:48 7:49 横岳
8:01 8:02 横岳（三叉峰）
8:10 8:12 石尊峰
8:14 8:18 鉾岳
8:25 8:28 日ノ岳
8:39 8:40 二十三夜峰
8:46 8:47 地蔵の頭
9:19 9:22 赤岳頂上山荘
9:32 9:37 赤岳
9:46 9:48 竜頭峰
9:58 10:01 文三郎尾根分岐
10:39 10:41 行者小屋
11:08 11:14 中ノ行者小屋跡
12:05 美濃戸山荘
12:09 赤岳山荘
12:10 12:11 やまのこ村
12:44 八ヶ岳山荘
12:44 ゴール地点

天候

1日目:曇
2日目:ガス→雨
3日目:ガス→晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
11:00新宿発
13:26茅野着
14:00茅野発
アルピコ交通バス 1450円
15:04麦草峠着

【復路】
13:20美濃戸発
アルピコ交通バス 920円
13:57茅野着
14:28茅野発
※14:19茅野発のあずさの自由席が満席だったので、次の14:28に乗車したところ、ガラガラでした。

【白駒池キャンプ場】
800円
スノコが敷いてある場所は＋900円
スノコなしの場所は意外と少なく(半分くらい？)、スノコなしの場所から埋まるので、混雑すると否応なく追加料金が必要になる。
水場、トイレはテン場から近く、トイレは新築。しかも暖房便座(^^)。売店も充実。
樹木が邪魔して白駒池は見にくいが、その分風の影響が少なく快適でした。

【オーレン小屋】
1000円
最大100張可能とのことだが、現実的には70張くらいだと思います。19日は午後2時前には良い場所は埋まっていたと思います。
子ども連れが多く、ちょっと賑やか。
水場、トイレも近く快適でした。
山小屋の夕食はすき焼きで、とっても美味しそうてした。(^。^)。

コース状況／危険箇所等

降雨の影響で、麦草峠から黒百合ヒュッテあたりまで、登山道に水たまりができているところがありました(足の甲くらいまでの深さ)。
横岳山頂前後にはクサリ、ハシゴがありますが、慎重にいけば問題ないと思います。

写真

直前まで山に行こうか悩んでいたため、茅野着は午後1時すぎ。

バスで麦草峠まで。
この時点で午後3時。

樹林帯を通って、白駒池キャンプ場へ。

途中、開けたところもありました。

白駒池。

テント設営終了。

日没まで時間があるので白駒池を1周しました。

苔がすごい。

まるで、もののけの森。

2日目朝。
ちょっと青空がのぞいていたものの…

高見石小屋に着いた頃には真っ白。

高見石から。
白駒池がうっすらと。

さて、オーレン小屋まで南下します。

登山道には水たまりも。

中山展望台。
展望は…なし。

中山を過ぎたあたりで、少し青空が…期待。

黒百合ヒュッテ。

向かう天狗岳。

振り返って見て。

天狗岳山頂直下にはちょっとした岩場あり。

またガスが湧いてきて東天狗山頂はガス＆強風。
西天狗はパスしました。

これから向かう道もガスガス。

天気が良ければ…。

それでもコマクサに癒される。

お先真っ白。

夏沢峠に着きましたが、ガスで硫黄岳の爆裂火口も見えず。

オーレン小屋でテント設営と同時に雨。このあと、ずっと雨。翌日どうするか悩む。

翌朝。
天気は回復傾向なので、赤岳までの縦走を決意。

赤岩の頭着。

雲が勢いよく流れる。

北八ツはかなり晴れてきた。

まずは硫黄岳へ。

硫黄岳山頂。

コマクサの群落

写真ではわかりにくいですが、斜面一面にコマクサ。

いよいよ横岳へ。

クサリありの…

絶壁ありの…

ハシゴもありです。

横岳着。

富士山も見えていました。

赤岳ロックオン。

山頂アップ。

近くて遠い赤岳山頂。

テント背負って、この急登はなかなか堪える。

山頂まであとわずか。

赤岳到着。
山頂標識の真ん中がなくなっていました。

歩いてきた山々。

阿弥陀岳も。

権現岳＆南アルプス。

赤岳からの下り。
今回のルートでは一番歩きにくかった。

今日は阿弥陀には寄らず、文三郎尾根へ。

文三郎尾根分岐からの眺めもなかなか。

マムート階段。

階段地獄。

じゃんじゃんくだる。

行者小屋は大賑わい。

南沢を下る。
ありがとう、八ヶ岳。

八ヶ岳山荘で入浴(500円)してから家路につきました。

感想

512abc

ここ最近、晴れている休日に限って用事があり、なかなか山に行けない日々…。
やっと、出動できる三連休も天気予報が安定せず、当初、北岳を予定していましたが、3000mの稜線でのテント泊に不安を感じ、八ヶ岳に変更しました。

1日目は元々天気に期待していなかったので、移動日とし、白駒池キャンプ場で早々にテント泊。
2日目はどんよりとした天気で、昼頃には雨が降り出す始末。半ば想定内とは言え、「大人しく家にいればよかった」とちょっと後悔。
期待していた3日目の天気も前日夜山小屋で見た天気予報では「曇又は霧、雷雨のおそれあり」とのこと。ますます後悔。
それでも、3日目朝になると青空が覗き、天気予報も前日よりは良くなっていました。
天気の回復を信じ、赤岳までの縦走を決断。
どんどん天気は回復し、横岳あたりからはガスも薄くなり、最後には歩いてきた稜線を一望。それまでの苦労も吹き飛びました。

テント背負っての八ヶ岳縦走など、山を始めた頃には全く考えられませんでしたが、次はもう1日追加して、蓼科から編笠までの完全縦走に挑戦してみたいと思いました。