乾徳山登山口-黒金山-乾徳山 周回コース 【6座目/200名山】
- GPS
- 09:46
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,859m
- 下り
- 1,847m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 9:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道140号から入る県道も、普通車同士なら余裕ですれ違える道幅なので安心。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■徳和駐車場〜黒金山登山口 駐車場から乾徳山登山口(道満尾根)までは集落内の細い舗装路を登る。分岐全てに案内があるのでありがたい。しばらく歩くと獣害対策ゲートがあるので、ちゃんと閉めておきましょう。ゲートからすぐ登山口があり、登山道が始まる。 土の路面で道幅は広く、危険箇所は無いが中々の急登が続く。ひたすら樹林帯で展望無し。道満山を通るがこちらも展望無し。黒金山周回する場合は乾徳山林道を通った方が近道っぽいが、案内が無かったので私は道を間違えて登った。ガードレールが見えたら、林道に入ろう。 ここからひたすらの林道歩き。勾配は殆ど無く、最後の登山口前だけ少し登る。樹はあるが、割と爽やかな雰囲気の林道だと思った。未舗装の林道だがそこそこのクルマやダンプに抜かされた。大平高原のメガソーラー周辺は開けているので富士山が見えた。迷いやすい所は無いと思う。 ■黒金山登山口〜黒金山 登山口からすぐ笹に埋もれた登山道が続く。土の路面が殆どで道幅が狭く、切り立っている所もあるので注意して歩こう。朝一とかだと朝露でびしょ濡れになるかもしれない。一瞬開けたかな?と思う箇所もあるが、こちらもずっと森の中。勾配はそこまで厳しくないが、途中一部平坦な箇所があるものの、ひたすら登り。 次に開けたかな?と思ったら、牛首のタルは近い。ここから西沢渓谷に降りることが出来る。富士山が見えた。 またすぐ森に入るがここから少し雰囲気が変わり、八ヶ岳周辺ぽい苔が増えてくる。中々の急登をひたすら登り、黒金山頂まで森の中。迷いやすい所は無いと思う。 黒金山標識部は樹に囲まれているが、少し歩くとガレ場で展望が広がり、南アルプス・国師ヶ岳・甲武信ヶ岳の大パノラマが楽しめる。少し開放感に欠けるが富士山も。恐らくだが、金峰山の五丈岩も見えた。 黒金山に登る人はあまり居ないようなので、土曜だというのに10人もすれ違わなかったと思う。お蔭で黒金山のランチタイムは景色を独占出来た。 ■黒金山〜乾徳山 基本下りで笠盛山と乾徳山の登り返しがあるくらいで、平坦な場所も多い。少し道が狭く、苔が多くなり道が不明瞭っぽくなるのでピンテを探して進もう。笠盛山の北側に乾徳山と富士山が撮れる場所がある。 土の路面が殆どだが、岩が増えてくると乾徳山が近い。ついつい展望が良さそうな方面に行ってしまうが、ピンテを頼りに進まないと結局戻ることになる。乾徳山頂直下になると、梯子や鎖場が出てくる。ストックを仕舞って登った。北側から来ると、難易度は低いと思う。 乾徳山頂には祠があり、多分大菩薩嶺や富士山・南アルプス・甲府盆地の眺めが素晴らしい。持ち運びの出来る表示もあるので、人が少なければ好きなアングルで写真を撮ろう。 ■乾徳山〜扇平 山頂からはいきなり鳳岩の鎖場。巻道で北側から周ることも出来る。折角なのでここを下ったが、中々大変だった。大体足を置く場所があるが、一部は本当に無くて仕方ないから、鎖を頼りに腕力で下った。 ここからストックを出したが、そこそこの鎖場が3つくらいあった。難易度は鳳岩に比べれば大したことないので、ストックも仕舞わなかった。黒金山に比べると登山者が段違いなので、あまり慣れていない集団に引っ掛かると結構待たされる。 殆ど森の中なので展望は無い。路面はガレており、勾配もそこそこなので歩きにくい。扇平は開けているので気持ちが良い。富士山も見えた。 ■扇平〜徳和駐車場 森に入ると駐車場まで全く展望無し。扇平から十字路分岐まではややガレているが岩は少し減る。十字路から少し降りると錦晶水の水場があり、冷たい水が飲める。 中々の下りがひたすら続く。杉の中なので、あまり雰囲気も良いとは思わなかったから、こちらの登りは中々辛そうかな。一箇所派手に倒木があったので、ちょっと通るのが大変だった。 特筆すべき点は無いが、登山口まで降りると未舗装林道になって勾配がマシになる。舗装されると集落になり、駐車場は近い。 |
その他周辺情報 | みとみ笛吹の湯で登山後の汗を流した。JAF割適用で600円と格安。少し硫黄臭のする温泉で、露天風呂もある。露天風呂の温度が低めなので、登山後の疲れを癒すには最適。風呂は広いがスペースは狭いので、座って整える場所は無かったのが残念。 |
写真
感想
200名山6座目
元々登りたいと思っていた乾徳山。Googleストビューでも道幅も駐車場も余裕がありそうなので、今回はクルマで行った。
トレーニングも兼ねて黒金山経由で行ってみたが、どちらの山頂も展望が素晴らしかった。黒金山は、目の前に国師ヶ岳・甲武信ヶ岳を望み、人が少ないので静かに展望を楽しめる。
乾徳山は甲府盆地と一緒に富士山が望める。どちらの山も南アルプスがよく見えた。岩場で人が多いので、あまり静かにゆっくりは出来ないかと思う。
乾徳山は鎖場が多いと見ていたが、その通りでトレーニングには良い山だと思う。景色ももちろん最高なので、素晴らしい山だと思った。ただ、黒金山もそうだが、行程が中々長い割に樹林帯・森の中が殆どなので、難所もあるから初心者にはあまり勧められないかな、と感じた。
中々の歩行距離・累積標高差となったが、良いトレーニングになったと思う。またヒザ痛が出てしまったが、これだけの山行でこの程度ならまだ良いでしょう。
Youtubeで見たペンギン歩き(両手を後ろに伸ばす)をすると、かなりマシだった。腰に手を当てて後ろ重心だけじゃ足りなかったのかな。でもペンギン歩きをずっとするのは、結構しんどいのでどうしたものか、と思って胸だけ張ってみたら、これでもかなり楽だった。胸を張るとどうしてヒザに良い?荷重が掛からない?になるのか、全く分からないが、楽だったのは事実なので是非覚えておこう。
冠雪した南アルプスが良く見えたので、今年はどれだけ登れるかな?とワクワクする。少なくとも、甲斐駒と光岳には行きたいと思っているが、天気に恵まれることを願う。光岳は中々の体力度の山なので、トレーニングをガンガンしていきたいと思います。
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