甲斐駒ヶ岳(日向八丁尾根~黒戸尾根を日帰り周回)


- GPS
- 10:16
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,924m
- 下り
- 2,923m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:15
天候 | 晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り(日向八丁尾根)6:56 下り(黒戸尾根)2:56 ○道 写真、感想にて。 ○水 今回は水分を4.6㍑持っていき、2.2㍑ほど消費しました。(水3、カルピス0.5、カフェオレ0.5、ゼリー飲料0.6) |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
日向八丁尾根~黒戸尾根の周回、夢のまた夢のようなルート。
数年前、整備されたというのを聞いていたので気になってはいたものの、
コースタイムは見る限り19~20時間もある。
私には日帰りは厳しいので泊まりで考えていた。
そんな矢先、先月に谷川馬蹄形を日帰り縦走することができた。
そのときのタイムの短縮率を考慮するとこのルートも行けるだろうと踏み、
この度行ってきました。
久しぶりに詳しく書きます。
前日に佐久平のイオンでパンやおにぎりを買い、「道の駅はくしゅう」で車中泊。02:45に起きたけどいつものように準備が遅いので予定の時間よりも出発が遅くなる。大きなおにぎりを食べきるのに苦戦したのも要因。
03:58 尾白川渓谷駐車場発
3時半出発の予定だったのにいきなり遅れた。大岩山までに遅れを取り戻せなかったらそこで撤退することにする。予定タイムはさらに短縮できるでろうと予想して立てているので、挽回できる見込みはある。(寧ろ予定タイムより時間がかかったら体に異変が起こっているので撤退サイン)
神社の手前の分岐を矢立石方面へ。なんでこのルート、最新のエアリア(山と高原の地図のこと)にも載っていないんだろうか。明瞭で歩きやすいのに。
04:37 矢立石登山口通過
標高の低い朝一の急登、気持ち悪くなってきた。バテない様にと朝ごはんを食べ過ぎたのが原因か。おまけに日向山までの高低差を勘違いしていた。尾白川の駐車場から山頂まで600mと思い込んでいた。実際は890m。1/10刻みのカウントダウンが待ち遠しかった。
05:29 日向山着
真っ白な山頂。コルの方へ出発したばかりの先行者が1人見えただけで他には誰もいない。独り占めの景色。
05:38 発
コルまでは以前に歩いたことがある。そこから先は未知の世界。やっぱりここまでの道と比べると道幅が狭くやや荒れている。とはいえ明瞭で歩きやすい。どっちだ?
06:32 駒岩着
駒岩に着くと軽く放心状態。駒岩の急登、登りにくかった。斜面と平行な道が多く、登っていくと踵の骨の辺りにダメージが蓄積していくような感じ。
06:44 発
ここからは緩やかな登りで体調回復。大岩山に着くころには出発の出遅れも挽回でき、貯金もできたのでそのまま進む。
07:33 大岩山通過
いよいよ鎖やロープの連続帯。大岩山に着いた時点でバテバテの方、若しくは、鎖やロープでの登下降ができない方はこの先に足を踏み入れない方がいいと思います。
07:52 コル着
胸をなでおろすとはこういうことか。私は鎖などの人工物はできるだけ使わずに進む派ですが、ここは足場が不安定でいつ崩れるか分からなかったので両手で鎖を掴んで下降しました。斜度は60度くらい。体感ではほぼ垂直です。
08:02 発
ここから烏帽子岳まで道間違いが多いようです。間違いポイントはヘアピンカーブのある曲がり角で、そのまま真っ直ぐに踏み跡が続いていました。
09:11 烏帽子岳着
大きなおにぎりが手強い。時間がかかる。
09:30 発
09:38 三ッ頭通過
ここまでのルートがエアリアに記載されていない。これだけ整備されているのだから破線で載っていてもいいのになと思う道でした。まあ、破線で記載したら登山者が急増して遭難を引き起こしかねないから意図して載せていないのかもしれません。
09:57 六合石室通過
雨がポツポツ。山頂までもってくれー。
10:14 標高2660m付近(7合目の少し手前)着
10:19 発
道を何度か外す。踏み跡が複線になって、いつの間にか途切れて正規ルートに復帰するの繰り返し。
10:54 甲斐駒ヶ岳着
着いたー。日向八丁尾根、長く手強いルートでした。それにしても人が多い。出発してからここまで5人くらいしか見かけなかったのに山頂だけで100人くらいいる。
11:17 発
8.5合目くらいから本降り。山頂で降られなかったからそれだけでもよしとしよう。雨具はまだ保留。
11:56 七丈小屋着
いいペースで下ってこれた。既に結構濡れてしまったので迷ったが雨具を着る。
12:06 発
12:28 五合目小屋跡通過
13:00 刃渡り通過
雨具を脱ぐ。五合目から先は歩けど歩けど標高がなかなか下がらない。別のつらさがあった。
14:13 尾白川渓谷駐車場着
無事に下山。達成感に溢れた瞬間。
全体を通して快調なペースで歩き通せました。今にして思うと天気が良すぎなかったことも見方になってくれた。甲斐駒の登りで快晴だったらもっと疲れ果てていただろう。
こんな微妙な天気でしたがこの日、関東・甲信で梅雨明けしたそうだ。
さて、明日は八ヶ岳。頑張ろう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する