天祥寺原-双子池-北横岳+携帯探索(汗)
- GPS
- 08:27
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,439m
- 下り
- 843m
コースタイム
天祥寺原(蓼科山分岐)0737-44
天祥寺原(亀甲池分岐)0750
大河原峠 0818-25
双子山 0844
双子池 0908-24
天狗の露地 0955
大岳 1044-53
北横岳北峰 1139-51
七つ池 1204-07
三ツ岳分岐 1213
雨池分岐 1238
ピラタス山頂駅 1242
おまけ。携帯を探して...
大河原峠 1505?
天祥寺原(蓼科山分岐)1530?-35
亀甲池 1556-1603
双子池(ヒュッテ)1631-39
大河原峠 1725?
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗の露地前後、双子池亀甲池間等、ごくわずかに残雪あるが問題なし。 |
写真
感想
特に忙しかったわけでもないが、色々あって疲れ気味であり、午後には場所により
降雨も...という天気予報も考慮して、時間の短いこの計画を選んだ。
ピラタス山麓-竜源橋間のメルヘンバスは13:56の一本のため、蓼科山を経由するのは
最初からあきらめていたが、天祥寺原からは蓼科山頂はよく見え、ちょっと残念。
大河原峠へ着くと、佐久側は雲多く視界は良くない。大河原峠の駐車組はほとんど
蓼科山なのか、以降は全く人に会わず、双子池は、実に静かで何とも良い雰囲気。
百名山ブームのせいか?、こういう良い場所が空いているの良いことではないと思うが、
そのお陰で良い目を見られるというわけだ。割愛した亀甲池へも行きたくなった。
双子池から大岳への登りは標高差の割にCTが長く、巨岩で歩きにくいのだろうと
思っていたが、想像以上に歩きにくい。まもなくガスっぽくなり、高湿度のためも
あって、大汗をかいた。
それでも、天狗の露地あたりからはイワカガミが咲き始めていた。シャクナゲは
咲くのはだいぶさきだろう。大岳分岐で久しぶりに人にあう。
大岳山頂はコメバツガザクラあり。南方の視界はイマイチ。
さて、大岳から1ピッチで北横北峰に着き、これで島々から大平洋までの足跡が
繋がった、ここらで家に電話を...と、思って携帯を出そうとすると、ない...。
スタッフバッグごとない。(=落としたのではなく、休憩地点で忘れたということ)
恐らく双子池だろう。出した記憶はないが、割とザックの奥まで引っかき回した。
大岳では水と食料だけしか出していないはずだ...。
登山地図を見ると双子池ヒュッテに電話があるから、ピラタスRWから電話すれば
良いだろう。双子池では休んだベンチまで覚えているし、誰もいない静寂の印象が
強かったので、そのように結論した。
(動転した中での、この判断は明らかに適切ではなかった。北横ヒュッテで頼みこんで
電話を借りて双子へ問い合わせ、なければ往路を戻りながら探すのが最善策だったと思う)
気もそぞろに、それでも七つ池には寄り道して、ピラタス山頂駅へ。
ここには公衆電話はなく、山麓駅にはあるだろうと思ったが、そちらにもなく、
頼んで駅事務室の電話を借りる。
双子池ヒュッテに頼んでベンチまで見に行ってもらったが、ない。
大河原ヒュッテにも問い合わせるが、同様。
次には「車にあるのかもしれない」と思った。(冷静に見れば、相当希望的観測が
混じっていたと思う。歩き始めて以降、スタッフバッグに対して、明確な記憶がなかったのは事実だが)
30分ほど待って、バス(乗客は自分だけ)で竜源橋まで戻るが、車にもない。
次には、大河原峠まで車で行って、天祥寺原、大河原峠、双子池を探すことにした。
幸い天気の不安はない。
大河原峠のベンチ廻りを探し、次は小走りも交え天祥寺原へ下るが、ない。こういう時は
目立つ場所にぶら下げてあったりするものだが、もちろんそんなこともない。
双子池へ向かう途中で、午前中見たいと思った亀甲池を結局見ることになった。(^^v;;
比高70m位の峠を越えて双子池へ降りる途中で滑って尻餅をつきそうになる。
実は、ヘッドライト、救急セットは問題のスタッフバッグに入っており、
何かあったらちょっとまずい。日の長い季節で日没までは3時間近くあるとはいえ、
少々無謀だったなと思いつつ、双子池へ。
前後一時間誰にも会わなかった午前中の状況からは思いもよらず、雌池畔のテン場は
満杯。池近くでは炊事できないのか、皆小屋周辺にいて、ごった返している。
これでは、この時点で仮にどこかにあったとしても、だれも気にもとめないだろう。
休んだベンチ周辺を一応確認し、周囲で訊いてみるが、当然手がかりは得られず。
双子池ヒュッテへ行き、小屋番に連絡先を一応告げて、大河原峠へ戻る。
この双子山の登り返しが実にきつかった。大河原ヒュッテにも連絡先を告げる。
ここで家にも連絡するべきであったが、それを怠り、家への連絡は、ピラタス以来
5時間近くも途絶えて、18時過ぎになった。妻は心配しており、大いに怒られたが、
これは当然であろう。家庭内での株を下げてしまった。
幸いなことに、携帯は結局、翌日午後、スタッフバッグごと、
埼玉県S市のauショップに届けられた....。
(結局どこに忘れたのかは不明。案外大岳だったのかも?)
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届けてくださった方は名を告げずに去って行かれたとのことで、お礼のしようも
ありませんが、ありがとうございました、と、この場で申し上げます。
また、人から受けた恩は、何らかの形で別の人にでも返すように
心がけようと思います。
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