金峰山 瑞牆山荘〜 瑞牆山中腹
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- GPS
- 07:26
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:26
5:02 瑞牆山荘前の県立無料駐車場到着 10℃
5:22 瑞牆山荘前登山口出発
5:41 富士見平林道交差到着
5:49 瑞牆山展望ベンチ到着
6:00 富士見平小屋到着
6:28 鷹見石分岐到着
6:36 大日小屋到着
6:54 大日岩直下到着
6:56 大日岩到着
7:03 小川山分岐到着
7:45 砂払いノ頭到着
8:09 金峰山小屋分岐到着
8:31 五丈岩到着
8:34 金峰山山頂到着
9:08 五丈岩出発
9:26 金峰山小屋分岐到着
9:39 砂払いノ頭到着
10:12 小川山分岐到着
10:15 大日岩到着
10:31 大日小屋到着
10:38 鷹見石分岐到着
11:00 富士見平小屋到着
11:03 富士見平小屋出発
11:17 小川山・瑞牆山分岐到着
11:22 天鳥川出会到着
11:50 瑞牆山中腹のシャクナゲの花開花地点到着
11:56 瑞牆山中腹のシャクナゲの花開花地点出発(ここで引き返し)
12:10 天鳥川出会到着
12:26 富士見平小屋到着
12:30 富士見平林道終点到着
12:38 富士見平林道交差到着
12:49 瑞牆山荘前登山口到着
平面距離 13.2km
沿面距離 13.7km
記録時間 07:26:57
最低高度 1,521m
最高高度 2,597m
累計高度(+) 1,583m
累計高度(-) 1,579m
平均速度 1.8km/h
最高速度 6.5km/h
登り歩行時間
瑞牆山荘前登山口〜富士見平小屋 38分 5:22〜6:00(着替え休憩含む)
瑞牆山荘前登山口〜砂払いノ頭 2時間24分 5:22〜7:46(小休憩含む)
瑞牆山荘前登山口〜金峰山山頂 3時間12分 5:22〜8:34(小休憩含む)
下り歩行時間
五丈岩〜富士見平小屋 1時間52分 9:08〜11:00
富士見平小屋〜瑞牆山荘前登山口 23分 12:26〜12:49
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に岩上歩きでクサリ場あり 濡れていると岩が滑りやすい |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
笛
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
前日は好天予報で実際に湿度が低くカラっとして澄んだ快晴となったが、家族サービスを優先し天気予報は芳しくないが日曜日にどこかの山で山行することにしていた。
この時期、まだまだ残雪山行が可能で山友さんからもお誘いがあったり情報をいただいたりしたが、積雪の状態によっては難易度が上がったり難儀することもあり目的地の選択に迷う。
来週と再来週は予定があり、さらに翌週は消化器内科の血液検査があるため、山行を控えるよう指導されている。
今週を逃すと次はひと月先になってしまう。
毎年この時期には地元の鍬ノ峰や瑞牆山でシャクナゲの花見をしているが、鍬ノ峰は外れ年で既に遅いようである。瑞牆山はまだ咲き始めのようだが行けるチャンスはここしかない。瑞牆山よりも昨年初めて行った金峰山への途中で観た花が忘れられない。
カミさんが年に1度はほう葉巻を食べないと気が済まないと言うのと同様にどこかでシャクナゲの花見をしないと気がすまない自分なので天候は良くないようだが、花の数は少なくても花見を目的に金峰山へ行くことにした。
車で出発した時点からベタ曇りで星は1つも見えない。八ヶ岳PA付近では富士山の全容が薄っすらではあるが見えている。
瑞牆山荘近くの無料駐車場は駐車率3割程度で空いている。ただし、前日は車があふれていたようで、瑞牆山荘から駐車場への道路脇には路上駐車が複数見られる。
空は高曇りで青空はみじんもない。今後も雲が切れて青空がのぞくようなことはなさそうだ。
3時前に自宅でとった朝食に続いて2度目の朝食を車内でとってから出発。
富士見平小屋前に終わりかけのシャクナゲの木があり、ここで終わりかけなら上に行って咲いているかもと期待がふくらむ。ただし、富士見平小屋までのルートでツツジが咲いていないし、小屋から少し登った場所で昨年たくさん見られたマムシグサもさっぱり見かけない。
大日小屋の手前でシャクナゲの木が現れるが、大きなつぼみの中にピンク色の花びらが僅かに見えているのみ。
少し進むとつぼみさえまだ小さく開花の気配がまったくない。
テンションが一気に下がり、歩くペースも落ちてしまった。
瑞牆山の方が標高が低いし今から戻って瑞牆山を目指した方がいいか、いやいやここまで来たらせめて稜線に出る砂払いノ頭までは行こうか、迷いながスローペースで歩く。
この天候では景色もあまり期待出来ない。今日は入山者が少ないので目的を花から空撮に切り替え、まずは稜線を目指すことにした。
砂払いノ頭に到着するとやや風が強く寒い。高速道路で全景が見えていた富士山は上部が雲に包まれてしまっていた。
稜線に出ると山頂の五丈岩がそう遠くない位置に見える。南から風が吹いているので空撮も難しい気はするが、ここから山頂まで急登はないので、当初の予定通り金峰山山頂に行き、帰路に富士見平小屋から瑞牆山に向かい、シャクナゲの花が見られたらそこで引き返すことにした。
五丈岩を過ぎて山頂に到着すると風はさらに強くなり寒いので風除けのパーカーを半袖Tシャツの上に羽織った。
昨年と同様に少し大弛峠方向に進んで風除けをして早い昼食をとる。
南から風はずっと吹いているので空撮をあきらめて下山を開始。
金峰山へのルートはほぼずっと土の上でなく岩の上を歩くので下山も楽ではない。
大きな岩を越えたり、クサリ場もあるので下りとしてはかなりスローペースとなる。
金峰山小屋分岐の手前で雨がポツリポツリと落ちて来た。予報では降っても昼過ぎと判断していたので面食らうが、すぐにザックにレインカバーを装着する。
ザックさえ濡れないようにすれば一安心。結局下山完了するまで本降りとなることはなく、降ったり止んだりで降っても小雨程度だった。
岩の上歩きで疲労しているためかスネをすりむいたり、コケたりしながら富士見平小屋になんとか到着した。11時ちょうどだ。
計画では13時半に瑞牆山荘前に下山予定なので、登る途中で考えた通りシャクナゲの花を求めて瑞牆山に向かう。
まずは天鳥川出会まで大きく下る。ここから瑞牆山までは瑞牆山からの下りで3度通っているが、逆は初めてであり、今まで逆には歩きたくないなと思っていた場所である。
なぜなら帰路の瑞牆山からの下りは急で、富士見平小屋への登り返しがあるからだ。
でも、そうしてまでもシャクナゲの花を見たい。すれ違う人に会う度にシャクナゲの花が咲いているかを尋ねる。1人目は「遠くばかり見ていて花は見てませんでした」とのこと。二人目は「少しだけど咲いてましたよ」、3組目の親子は「中腹まで行けばまあまあ咲いてましたよ」
咲いていないのなら即引き返してみずがき自然公園で花見することにするのだが、咲いていると聞けば行かない訳にはいかない。
階段を2つ越えてクサリ場を過ぎてもシャクナゲの木はあれど陽当たりが良くないためか花はない。「中腹に」を信じて急登を進む。
陽当たりの良い場所で花が咲いていた。一輪たりとも逃さず写真を撮る。少し進むとさらに花の数が増えた。
ここより上に行っても、もうこれ以上はないだろうと写真を撮り、自分を納得させて今度こそ下山を開始。
急でなく岩場でもなければ小走りで下山したいところだがそうはいかない。急だし小雨で濡れていて滑りやすいのでゆっくりと歩く。
富士見平小屋への登り返しもあせらず問題なく通過したが、富士見平小屋から瑞牆山荘までは少ない土の出ているルートだが、瑞牆山展望ベンチのすぐ下でさらにもう一度コケてしまった。
残雪があるわけではないのに何度もコケてしまうのはヘロヘロになっている証拠のようだ。
下山後みずがき自然公園に立ち寄り、シャクナゲ、ミツバツツジ、レンゲツツジの花見とバッテリー消費目的で空撮をして帰路についた。
が、自身で感じている以上に疲労しているようで、いつになく高速道路で眠気があったのでコーヒーブレイクをとった。
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