後立山縦走【扇沢〜鹿島槍〜八峰キレット〜五竜岳〜八方】キレット小屋に宿泊

2015年07月24日(金) ~ 2015年07月25日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,970m
• 下り: 2,464m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:30

5:00 柏原新道 登山口
8:50 9:20 種池山荘
10:00 10:00 爺ヶ岳南峰
11:00 11:30 冷池山荘
13:40 13:50 鹿島槍ヶ岳
15:30 15:30 八峰キレット
15:30 八峰キレット小屋

2日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:50

5:50 八峰キレット小屋
9:40 10:10 五竜岳
10:10 10:10 五竜山荘
12:40 13:00 唐松岳頂上山荘
14:40 15:00 八方池
15:40 リフト乗り場

天候

1日目　雨　2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【行き】　夜行バス・・・まいにちアルペン号　22：25竹橋発-4：35扇沢・爺ヶ岳登山口
【帰り】　八方ゴンドラアダム　（片道1550円）ザック重量15キロ以上で追加料金
八方ゴンドラ駅〜徒歩15分〜八方の湯（800円）〜徒歩15分〜JR白馬駅18：14-特急あずさ36号　20:00松本-22：34新宿着-23:40自宅最寄駅

コース状況／危険箇所等

【扇沢〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳】爺ヶ岳のハイマツ帯がきれい。ライチョウさんも多数
【鹿島槍ヶ岳〜キレット小屋】鹿島槍南峰から先は登山道がガラッと変わって険しくなります！お子さん連れは南峰まで
【八峰キレット〜五竜岳】キレットは危険ですが距離は短いです。疲れている時に通過するなら特に慎重に。五竜直下のG4、G5あたりも危険
【五竜岳〜五竜山荘】五竜山荘泊りでサブザックも持たずに山頂までピストンする人が多く気になりました。。
【五竜山荘〜牛首〜唐松岳頂上山荘】牛首のあたりにも危険個所あり。唐松からぐるっと回るコースなので初心者も多く渋滞します。

その他周辺情報

【八方の湯】　800円　新しくてキレイな温泉ですが施設は小さめ
（登山客はザックを施設外のコンテナハウスに置くよう指示されます。少々不便）

写真

7/24 4:46

毎日アルペン22：25竹橋発〜4：35扇沢・爺ヶ岳登山口に到着
雨です・・・悲しい雨
登山指導所の白テントをお借りして雨宿りしながら出発の準備
5：00にスタート

7/24 8:18

雨なんで写真少な目です....

7/24 8:54

3時間登って種池山荘

7/24 8:53

山荘の名前の由来になった池です。
この池の奥にテン場

7/24 8:55

小屋の周辺はお花畑
雨でテンション低めですが、とりあえず先へ

7/24 9:45

爺ヶ岳直下でライチョウさん

7/24 10:05

コマクサに水滴がついてキレイ
レンズにも水滴が（笑）

7/24 11:01

11：00　冷池山荘に到着！
ここまで雨とガスで戦意消失・・・　受付しちゃう？

7/24 11:05

凍らせてきた野菜ジュースと、凍らせてきたオシボリと、凍らせてきたフルーツポンチで生き返る♪

7/24 12:15

雨が止んで天気が回復してきました！
これなら何とかキレット小屋まで行けそうだ・・ってことで山荘前の電波の良好な所でキレット小屋に予約を入れました。
（キレット小屋は要予約）

7/24 13:44

鹿島槍ヶ岳　南峰到着！
ガスで真っ白だし北峰はパス...

7/24 13:54

豆大福でチャージ

7/24 14:21

鹿島槍は南峰から先、北峰まではガラッと登山道が変わって険しくなります。
（子連れの方は南峰までにしておいた方が無難）

7/24 15:20

どちらが上だか下だか分からない写真ですが下降中です。
鹿島槍北峰分岐からはストックをしまってヘルメット＋簡易ハーネス＋皮手で

7/24 15:27

有名な空中ハシゴ
見た目ほど怖くありませんよ〜

7/24 15:27

ここがキレット
手元足元　バランス取って慎重に

7/24 15:27

キレットがパックリ！

7/24 15:28

キレットの真ん中にハシゴ

7/24 15:29

カワイイ看板発見^^;

7/24 15:34

長野側に回り込みます。

7/24 15:40

扇沢を出発してすでに9時間、集中力も体力も切れかけてるタイミングでこの難所
岩が濡れてるし、ここはヤバかった！

7/24 15:41

ヤバイヤバイ

7/24 15:46

岩を回り込むと突然眼下にキレット小屋が現れました！
小屋直前まで鎖場ですので小屋の広場に着くまで気を抜けませんw

7/24 16:52

15：30キレット小屋に到着！　扇沢から9時間半かかりました。
1泊夕食付　\8400で宿泊の受付け
翌日のお弁当を頼もうかと思いましたがパン弁当のみとのことでしたのでやめました。

7/24 16:10

6人部屋に1人で快適☆
この日の宿泊者は私含め11人
立地柄か山慣れした感じの人が多かったですね

7/24 16:54

お楽しみの夕食です！ハンバーグもご飯もお味噌汁も◎
食事を同席したソロの方々と雑談
私と同じく扇沢から1日で上がって来たとか天狗山荘から不帰越えてきたとか・・エキスパートばっかりです

7/24 18:23

小屋前のベンチ広場に三脚を立てる。

7/24 19:04

絶景です☆

7/24 19:04

明日は晴れマーク

7/25 5:48

翌朝は自炊して5：50に出発！　噂通りスゴイ所に建ってますね
小屋を出たらすぐに鎖場です^^

7/25 5:52

出発してすぐ　　目覚ましハシゴ

7/25 6:20

五竜岳ロックオ〜ン！

7/25 8:00

G5、G4あたりは危険です。
写真はG5ですが画面左のピンクのザイルに沿って行ってくださいとのこと（右に寄ると崩落の危険あり）

7/25 8:31

険しい！　・・・けど燃える〜！

7/25 8:51

五竜岳に到着！
天気も回復して気分上々♪

7/25 8:53

槍

7/25 8:53

富士山

7/25 9:27

白馬、栂池方面
画面右の赤い建物は五竜山荘

7/25 9:30

白馬の街並み
頭の中は温泉マーク

7/25 9:43

五竜山荘に到着
山荘から五竜山頂まで水もサブザックも持たずピストンする人が多く見受けられましたがどーなんだろ
（山頂まで往復CT1：40）

7/25 9:59

有名なTシャツ

7/25 10:15

唐松岳に向かいます。
山荘を過ぎて五竜岳を振り返る
要塞のようなどっしりとした山容ですね！

7/25 12:29

五竜岳〜唐松岳のルートにもなかなかの危険個所

7/25 12:30

こうやって撮ると高度感ありますね〜

7/25 12:36

唐松岳頂上山荘
小屋の前のベンチが登山者であふれ返ってる〜

7/25 12:39

唐松岳までのルートも人が多く渋滞気味
一回登ったことがあるしパスすることに

7/25 12:44

三大キレットのうち、残るはこの不帰キレット
ここをやれば扇沢から栂池までつながります。
次回はここかな？！

7/25 12:59

白馬三山
ちょうど昨年の今頃、大雪渓から白馬岳に登りました。
体力切れと悪天候で三山縦走はできずに白馬岳だけで終わったんです。

7/25 13:35

登山道ど真ん中にライチョウさん

7/25 14:46

八方池

7/25 14:52

いつか家族を連れて来たい。

7/25 14:46

大盛況の八方尾根。登山者が多くリフト乗り場まで思ったより時間がかかりました。

7/25 15:43

15：40　リフト乗り場に到着！
片道のみで下山の場合、一コ目のこのリフトを降りたところで料金を支払います。
ザック重量15キロから追加料金
デジイチ、三脚を入れて12キロでしたのでセーフ（笑）

7/25 15:47

ワーイ

7/25 17:13

下山して八方の湯で温泉&ご褒美ビール
お疲れ様でした！

撮影機器：

D200 ニコン

感想

aipapa

憧れの後立山縦走！！　扇沢イン 八方尾根アウト
山慣れした登山者が集まるということで、一度は泊まってみたかった八峰キレット小屋に宿泊し1泊2日で縦走してきました。（通常は2泊3日で紹介されるコースなので少々強行です　笑）

【八峰キレット小屋】
食事も小屋の雰囲気も◎でした！　頑張って歩いて良かった。
小屋から剱岳方面に沈む夕日はキレイに見えましたが、翌朝のご来光は小屋からは直接は見れませんでした。
小屋の両側からすぐ鎖場ですので小屋のサンダルでちょっとそこまで・・とはいきませんw

【コースタイムについて】
山と高原地図 No35（鹿島槍・五竜岳）を参考に計画していきましたが、書かれているCTはかなり甘目だと感じました。
例えば皆さんが気になるキレット付近でいうと、鹿島槍分岐→キレット小屋までCT2：00と記載されていますが岩慣れした人なら1：00です。
しかしハイシーズンは渋滞もあるでしょうし、追い越しもすれ違いも困難な縦走路ですから、合計CTはそれほど変わらないかもしれません。
それでもこのコースに挑戦しようとする方ならある程度、岩場の経験もあるでしょうから地図記載のCT90パーセントで見ておけば良いと思います。

私がキレットを通過したのは悪天候の平日でしたのですれ違った登山者はゼロでした。

【暑さ対策と塩分補給】
エスケープルートがない長い縦走路です。塩分補給は抜かりなく
昨年の今頃の時期に白馬岳で暑くてバテた苦い思い出があります^^;
今回はいつもより多めのポカリと梅干し（普段は食べないんですが）持参で快調に歩けました！