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Yamareco

記録ID: 6843096
全員に公開
ハイキング
比良山系

カラ岳北稜(と勝手に呼んでみました^^;)

2024年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:13
距離
12.0km
登り
894m
下り
1,222m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:41
休憩
0:30
合計
4:11
11:22
11:36
13
11:49
11:54
35
12:29
12:32
34
13:13
13:13
4
13:17
13:17
20
13:37
13:37
8
13:45
13:45
0
13:45
ゴール地点
天候 朝から快晴!なぜかてんくらはCですが(^^;)。風のせいでしょうか。むしろ涼しくて快適でした(^^)。
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
8:15京都発の新快速湖西線がバスにシンデレラ接続です(^^)。
コース状況/
危険箇所等
道は北比良によくある凹部を持った生活道が付いていました。取り付きはわかりにくいですが、尾根まで出ると踏み跡明瞭です。
前回の「眺望あり」の場所から尾根を眺めてます。左は崩落地。取り付きはちょっと右に行ったところから、それらしいところに進みました。草付きを登った先から急に開けて踏み跡が見えるようになりました。
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前回の「眺望あり」の場所から尾根を眺めてます。左は崩落地。取り付きはちょっと右に行ったところから、それらしいところに進みました。草付きを登った先から急に開けて踏み跡が見えるようになりました。
こんな感じで歩きやすくなりました。とはいえ直登の急登。尾根の取りつきって大体こんな感じですね(^^;)。崩落地の右側を詰めていきます。意外と手足はたくさんあります。
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こんな感じで歩きやすくなりました。とはいえ直登の急登。尾根の取りつきって大体こんな感じですね(^^;)。崩落地の右側を詰めていきます。意外と手足はたくさんあります。
このように、崩落地の際を登っていきます。根っこがしっかり露出していることから、意外なことにだいぶ踏まれているようです。
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このように、崩落地の際を登っていきます。根っこがしっかり露出していることから、意外なことにだいぶ踏まれているようです。
登山道の途中に見えた崩落地の最高点まで登りました。崩落が進まないよう土留めがされています。そろそろ稜線が近いのか、斜度もだんだん落ち着いてきて歩きやすくなりました。
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登山道の途中に見えた崩落地の最高点まで登りました。崩落が進まないよう土留めがされています。そろそろ稜線が近いのか、斜度もだんだん落ち着いてきて歩きやすくなりました。
ギャー、ピンボケ(^^;)。google先生に聞くとギョリン草。プルンとした花が一株咲いていました(^^)。
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ギャー、ピンボケ(^^;)。google先生に聞くとギョリン草。プルンとした花が一株咲いていました(^^)。
稜線からは、気が付けば凹部を伴った北比良によくある生活道の跡になりました。なかなか明瞭です(^^)。廃道歩きの様相になりました。これは想定外に歩きやすい道です。
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稜線からは、気が付けば凹部を伴った北比良によくある生活道の跡になりました。なかなか明瞭です(^^)。廃道歩きの様相になりました。これは想定外に歩きやすい道です。
と思うと進路に絶望的なシャクナゲが広がります(^^;)。避けられる戦いは避け、避けられない戦いは切り開いて行きます。藪ラッセルもなかなか楽しい、そう自分に言い聞かせてます(笑)。
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と思うと進路に絶望的なシャクナゲが広がります(^^;)。避けられる戦いは避け、避けられない戦いは切り開いて行きます。藪ラッセルもなかなか楽しい、そう自分に言い聞かせてます(笑)。
開けたところはかように明瞭な道が続きます。自然林のせいか、森林組合の看板もテープも何もありませんでした。途中には切り出した花崗岩があったり、休憩場所と思しき場所が点在していて歴史を感じます。
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開けたところはかように明瞭な道が続きます。自然林のせいか、森林組合の看板もテープも何もありませんでした。途中には切り出した花崗岩があったり、休憩場所と思しき場所が点在していて歴史を感じます。
カラ岳も近づいたころ、道はますます明瞭に(^^)。が、この先で道ロスト(^^;)。道がなくなり、ガシガシ適当に登ります。斜度はさほどなので、ここまで来ればどこからでも行けそうです。
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カラ岳も近づいたころ、道はますます明瞭に(^^)。が、この先で道ロスト(^^;)。道がなくなり、ガシガシ適当に登ります。斜度はさほどなので、ここまで来ればどこからでも行けそうです。
で、ドドンとカラ岳。なんかデジャブ(^^;)。
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で、ドドンとカラ岳。なんかデジャブ(^^;)。
下山ルートに迷ったものの、釈迦岳まで移動。ワンゲル道で下山します(^^)。
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下山ルートに迷ったものの、釈迦岳まで移動。ワンゲル道で下山します(^^)。
比良駅前もすっかり季節が進み、これは大麦でしょうか、黄金色に輝いていました(^^)。今日もありがとうございました。
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比良駅前もすっかり季節が進み、これは大麦でしょうか、黄金色に輝いていました(^^)。今日もありがとうございました。

感想

さてさて、なんと4回連続のガリバー(^^;)。まきの(symly)様より情報をいただきまして、今回のルート選定に大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。今月は写真容量をほぼ使い切ったため、変わり映えしない写真のみでスミマセン。

近江高島でバスを待っていると、以前にも見た日本人のガイドさんがいらっしゃる。ここってそんなにガイド需要があるのかと驚き。バスが進入してくると、前に並んでいた外人さんがスマホを操作しながら焦っている様子。「畑」って表示が読めないんだろう。「どこに行くの?」と聞くと、「あのバスはガリバー村に行く?」と聞いてきたので、「行くよ」と言って一緒に乗り込みました。

さて、バスは順調にガリバー村へ。さっきの人に「次だよ」と教えてあげますが、なんかリアクションが薄い(^^;)。緊張してるのかな?山に行くなら心配やなと思っていると、降りたところで「武奈ヶ岳って知ってる?」と聞いてこられました。いささか知っておりますが、google mapのみで登ろうとしていたので、行きがかり上情報提供させていただくことに。

とりあえず歩きながら彼の背景を聞いてみます。スキル次第では簡単にルートを言えませんし(^^;)。リトアニアから来て、1ヶ月日本を旅行中とのこと。首都である「ヴィリニュス?」と聞くと、初めて笑顔で「何で知ってるの?」と言うので、「行ったことあるよ」と返すとやっと心が開かれた様子(^^)。色々話してやっとこ打ち解けました。

村の受付で足を止め、ヤマレコを開いてルートを説明。初めて来たとのことなので、なるべく危険の少ないと思えるルートを提案(当初予定は八つ淵から武奈ヶ岳ピストン^^;)。ヤマレコもインストールしてもらい、ルート概略を説明。他のハイカーさんもいるだろうメジャールートだと、道すがら聞くことができると思ったので。何なら電波のあるうちにルートを入れてあげたかったけど、老眼でごめん(^^;)。

一緒にスタートして、八つ淵ルートの案内看板でルートの説明。その先もご一緒して、一緒に登山道方向へ。リトアニアには山がないので楽しみだったとのこと。それで比良山系を選んでくれるなんて嬉しいなぁ(^^)。杉原千畝の話などしながら程なく私の取りつき尾根に到着したので、「私はこっちに行くのでこの先気を付けて」というと、「ここ?!」と驚かれてました。むしろあなたの無事の下山を願うばかりです。できることはしてあげられたかな?お互いの無事を祈って別れていきました。

さて、取り付こうと準備をしていると、ご夫婦が登って来られて大擂鉢までの道を聞かれました。もとより間違ってついてこられないようにこちらからお声がけをしたのですが、もう一度「ここ?!」と驚かれて、ようやく取り付くことに(^^;)。尾根末端の少し右側の、草付きから登っていきました。

やっとスタート(^^)。しばらくして草むらを抜けると、その先は広くなり、踏み跡が見えました。あれ、意外と踏まれている。崩落地の右側にしっかりと踏み跡あり。尾根の取りつきなので最初は急登なのは覚悟済み(^^;)。四駆とはいえ、比較的登りやすい斜度でした。

ガリバー村から、途中左手に見える崩落地の際を登っていきます。最高点に到着したあたりから斜度がだんだん収まりました。ただ尾根を登っていくので迷う心配なし。稜線に出てしばらく後、気が付けば足元が北比良によくある凹部を伴った元生活道になっています。そういや私が登った尾根の東側にドットが付いていたことを思い出しました。生活道はそちらから来ていたのか?切り出された花崗岩も時折ゴロリとしています。なるほど、ここも石切場があったのか。

その先も休憩場所になっていたであろう広場があったり、生活感が残る窪地があったりと、旧道(廃道)の雰囲気が残る中を登ります。意外と歩きやすい。しっかり踏まれていたであろう道が続きます。花崗岩の切り出されたものが積まれた場所もあったりと、往時の生活を想像しつつ歩きます。が、やはり例のやつが出てまいりました。比良のモンスター、シャクナゲ(^^;)。

違った意味でルーファイして、シャクナゲを巻いていきます。戦いを避けられるものは避け、戦わざるを得ない相手は戦うしかない(^^;)。しかし先々週のシャクナゲ尾根よりもだいぶましに感じます。ルーファイうまくなったか(笑)。こちらはテープも看板も全くありませんが、明瞭な道(跡)に導かれて進むことができます。

カラ岳もだいぶ近づいたと思った頃、道はさらに明瞭になりトラバース的に右に伸びていきました。すわ、ビクトリーロードかと思ったものの、なぜか消えてしまいました(^^;)。ドットはこのあと直登方向にあったと思いますが、道の痕跡を探してさらにトラバースしてみることに。結局道なきところを登ることになりましたが、ちょっと行けば尾根筋に出てその先でカラ岳登場!この突然のカラ岳との突然の邂逅、デジャブやん(^^)。気が付けばハイカーさんの声が聞こえる。裏側の登山道に合流して、私も休憩させていただきます(^^)。

今日は藪漕ぎがどのくらいかかるかわからなかったので、当初予定はここからそのまま下山でしたが、思ったより早く着いてしまったのでなんか物足りない(^^;)。登りもガリバーからなので少しだったし。とはいえ武奈ヶ岳は先週も行ったし、堂満は遠いし。まあこんな日があってもいいか(^^)。釈迦岳の北側で少し景色を望んだ後、当初予定通りワンゲル道から下山することにしました。

イチョウガレの手前で1mほどのヘビに遭遇して飛び上がりそうになったこと以外、何事もなく無事に駐車場まで下山。結果快晴の中、適度に風もあって涼しく、とても快適な登山を楽しめました(^^)。てんくらがCなのはなんだったんだろう(^^;)。下山後は山友さんとも会うことができ、お互いの情報交換をさせていただく至福の時間を過ごさせていただきました。それからようやく比良駅へ。本日もありがとうございました。

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