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Yamareco

記録ID: 6848341
全員に公開
沢登り
十和田湖・八甲田

作田川~八幡岳

2024年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:36
距離
11.9km
登り
832m
下り
831m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:32
休憩
0:04
合計
9:36
距離 11.9km 登り 832m 下り 831m
7:48
52
スタート地点
8:40
120
三階滝・F1
10:40
80
コンタ350二又
12:00
60
F4
13:00
70
F5
14:10
24
車道
14:34
14:38
62
15:40
104
山の神
17:24
ゴール地点
天候 晴れ 風冷たい
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
g)広い釜。沢のはじめの足慣らし
g)広い釜。沢のはじめの足慣らし
g)F2の前衛。ヘツリ少し難しい
g)F2の前衛。ヘツリ少し難しい
g)F2。大滝
g)2番手Sさん
g)F3はF2のすぐ上
g)F3はF2のすぐ上
g)八幡岳山頂付近に詰め上がる沢へ。初めて入ります
g)八幡岳山頂付近に詰め上がる沢へ。初めて入ります
g)足慣らし、のはずでしたが・・・
g)足慣らし、のはずでしたが・・・
g)こんなこと、する予定ではなかったのに
1
g)こんなこと、する予定ではなかったのに
g)厳しい登攀でした!
g)厳しい登攀でした!
g)よく登ったよ
g)また出たぁ!F5。3人で検討するが、今日は水が冷たい、もっと水量が少なかったら、夏に来よう、等々理由を付けて巻きました。そしたらこの滝の上にも大きな滝が見えました。なので一緒に巻きました。
g)また出たぁ!F5。3人で検討するが、今日は水が冷たい、もっと水量が少なかったら、夏に来よう、等々理由を付けて巻きました。そしたらこの滝の上にも大きな滝が見えました。なので一緒に巻きました。
g)高巻きが終わって、沢に降りるとあとは平坦な沢。詰めて、地形図の車道に出て、八幡岳へ。山頂を越えて、少し下ると樹間から八甲田が見えた。
3
g)高巻きが終わって、沢に降りるとあとは平坦な沢。詰めて、地形図の車道に出て、八幡岳へ。山頂を越えて、少し下ると樹間から八甲田が見えた。
g)地形図「山の神」三角点。ここから下降する沢へコンパスで進む
g)地形図「山の神」三角点。ここから下降する沢へコンパスで進む
2024年05月25日 08:09撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
5/25 8:09
2024年05月25日 08:54撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
5/25 8:54
三階滝
2024年05月25日 09:05撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
2
5/25 9:05
三階滝
お釜
2024年05月25日 10:22撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
5/25 10:22
お釜
2024年05月25日 10:47撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
5/25 10:47
この滝をなんとgenntoukiさんが突破
2024年05月25日 12:04撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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5/25 12:04
この滝をなんとgenntoukiさんが突破
山頂
2024年05月25日 14:41撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/25 14:41
山頂
しどけ?
2024年05月25日 16:00撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
2
5/25 16:00
しどけ?

感想

 人は実際に会って話したり、一緒に酒を飲んだりしてみないと、本当のその人のことはわからないものである。
 山も同じで、山容の見た目や、他人の評価や記録で判断しても、山に行って、奥深く分け入ってみたり、違うルートを歩いてみないと、その山の本当のところはわからないものである。
 八幡岳。青森県上北郡七戸町にあります。七戸町には東北新幹線はやぶさが停まります。大きな道の駅があって、いつもにぎわっています。おいしいジェラートの店が流行っています。温泉も多いです。自分の好みのもので七戸町を宣伝しましたが、他にも違う見どころがたくさんあるようです。
 作田川は八幡岳の東側から流れ出ます。そして小川原湖に達します。小川原湖は青森県で一番大きい湖です。「作田」という地酒もあります。日本酒はあまり飲まない、焼酎好きの僕が以前に飲んでみたけれど、飲みやすかったです。
 作田川に僕はここ数年、春にだいたい足慣らし目的で入渓しています。この沢で僕が好まないところは、遡行の途中に林道があることです。ですがその林道がちょうどよい所にあって「ここで帰りましょう」となります。今日は「林道の上流を歩く」「八幡岳まで詰める」を目的に沢に入りました。
 林道が沢を横切るまでに地形図にある「三階滝」があります。難しいことはありません。三階滝を越えて二又を右又に入ります。ここから先に僕は足を踏み入れたことがありませんでした。穏やかな流れを進むと高い所に橋が見えました。林道です。橋をくぐってさらに遡行します。地形図のコンタ600から800の間が急になっていました。しかし僕は、林道までしか歩いたことのないこの沢の印象と、八幡岳まで詰め上がった沢登りの記録がない、という理由で登攀をする滝はない、と勝手に決めて遡行していました。なので突然に現れた滝には、思わず目を大きく見開いてしまい、心の中の沢登メーターの針が一気にレッドゾーンに振れてしまいました。大きくはなかったけれどその滝は、ホールドの少ないものでした。足慣らしのはずでしたが、ザックからザイルを出して、ハーケンも準備して、もう登攀のイメージを考えていました。何とか登り切って二人を確保。三人無事登攀。安心しきって、またダラダラ歩こうとザイルをしまいます。
 まだ僕は優しい作田川が頭から抜けません。優しい作田川が頭から吹っ飛んだのは、その先に歩いて三分後でした。今日これから登るのは無理そうな、ちょっと気合が必要な大滝が前方をふさいだのです。今日は水が冷たい。夏に来よう。時間がない。等々理由を付けて巻くことにしました。短く巻いて渓に降りようとした向こうに、またまた大きな滝が見えました。その滝も一緒に高巻きました。

 なぜこの沢の沢登りの話が聞こえないのだろうか。

 そう思いながら沢に下降すると、沢は平坦な流れになっていました。あとは流れがなくなるまで詰めて、西に藪を漕いで歩いて、車道に出る。車道と登山道をつないで八幡岳へ。
 下山して、アスファルト道を下って今度は地形図の「山ノ神」を目指す。車道から「山ノ神」を探すことができるだろうかと不安な気持ちで歩いていると、山ノ神への登り口を発見。立派な道を登ると三角点があった。
 そこから先は方位を合わせて薄い藪を進む。沢に降りて行って、シドケをいただいて、狙った通り林道に降りた。そして林道を三人で歩いて下山した。

※青森県の山と言えば八甲田連峰、津軽富士岩木山、そして世界遺産白神山地だと思     います。沢登りもほぼその三つの山域が多いようです。こんなところに、沢登りの対 象となる沢が存在していました。
青森県で沢登がしたい方々はいませんか。ぜひここに連絡してみてください。いろんな山や沢があります。

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