高妻山
- GPS
- 10:46
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 1,504m
コースタイム
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:43
天候 | 晴れ 11時ごろからガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎戸隠キャンプ場入口 高妻山の登山口で高妻山の南東、県道36号沿いに登山者用駐車場がある。 長野ICから約36キロ50分、信濃町ICから約22キロ40分。 県道わきに駐車場があり砂利、区画なしで約60台駐車可能。 駐車場反対側にトイレがあり水洗、水道、ペーパーあり。 なお、かつて登山者も利用できた牧場入口前の駐車場は登山者利用不可。 ◎キャンプ場〜一不動避難小屋 牧場を抜けると一不動避難小屋直下まで大洞沢を歩く。 ルートをロストするような場所はないが、沢を歩くので雨後などは足元は相応の準備をしたい。 2か所鎖があるが難易度は低い。とはいえ下りに使う際には慎重に。 一不動避難小屋は緊急時を除いて宿泊不可。 ◎一不動〜高妻山 かつての修験道の道であり、ルートはすべて峰渡りでアップダウンがきつい。 特に九勢至から山頂までの350メートルの登りは手足総動員の急登が続き、かなりハードだ。 ◎弥勒尾根 新しく開かれたルートだが、2〜3年前のレコと比べると整備が進み随分歩きやすくなったようだ。 とはいえ六弥勒直下の急坂は厳しく、路面は柔らかく上りに使うには歩きにくい。 柔らかい路面は下りに使うと膝や腰への負担は少ないので、多くのハイカーが使っているように一不動から登り弥勒尾根を下る周回ルートが順当だろう。 |
写真
感想
7月26日は高妻山へ。
高妻山には私は3度、みきーたさんは1度登っているが、いずれも8月盛夏に登り厳しい山行だった記憶が強い。
高妻山は後立山連峰に対峙し、山頂からは白馬を始め北アルプスの素晴らしい眺めを見ることができるのだが、過去の山行ではいずれもガスが上がったり、霞んでいたりして叶わなかった。
今回は梅雨明け10日のすっきりした晴れ間に、眺望を楽しむことを最大の目的に高妻山に登ることにした。
25日は志賀高原の赤石山から下山後予約していた松代のロイヤルホテルにチェックイン、26日は2時に起床して2時半にチェックアウト、3時半に登山口の戸隠キャンプ場に着いた。
60台が止められる大きな駐車場だが、すでに20台以上の車が止まっておりちょっとびっくり。
いくら100名山とはいえ、すべて登山者の車なのか??
4時過ぎにヘッデンをつけて出立。
牧場までのキャンプサイトにはぎっしりとテントが並んでいる。
牧場を抜け弥勒尾根コースを分けると登山道入り口。
大洞沢に沿って進み、2か所の鎖場を抜けて急坂を登ると一不動避難小屋に着く。
ここからは稜線歩きだが、かつての修験道の道はすべての峰を渡るためアップダウンが続く厳しい道だ。
前日に続き素晴らしい晴天で、黒姫、飯豊、八ツ、北アルプスをはじめ今日も遠く富士山まで遠望できる。
五地蔵を過ぎ六弥勒で弥勒尾根コースを分けると正面に高妻山が大きな姿を現す。
九勢至を過ぎるといよいよ350メートルの急登が始まる。
途中で足が攣り半ば脱水症状気味の中、這い上がるように頂上に着くと、目の前には期待に違わぬ後立山の山並みが広がる。
ところがなんとここでEOS5のバッテリー切れ、オリンパスのコンデジで撮影したが、偏光フィルターが効く時間帯だっただけに残念無念。くそ!!
山頂で食事大休止するつもりだったが日差しが強く、15分ほどで下山。
私の攣った足が回復しないため、登り以上の時間をかけのんびり下り六弥勒からは新道で牧場へと下った。
弥勒尾根を下る途中で出会った地元のご夫婦と話が盛り上がったのだが、なんと東京にいるご夫婦の娘さんの住まいが我が家と目と鼻の先。
高妻山の山中で三鷹市下連雀ネタで盛り上がり4人とも大うけしながら30分以上も立ち話をしてしまった。
覚悟はしていた、厳しいアップダウンと猛暑、体感的にはこの1〜2年では一番厳しい登山だった。
山頂直下で足がつり、這うようにして着いた山頂なのに、EOSは電池切れとちぐはぐなところもあったが、期待通りの素晴らしい景色を堪能でき満足度は十分。
でも当面高妻山は登りたくない。
もし次登ることがあっても涼しくなった秋にしよう。笑
下山後は戸隠の神告げの湯で汗を流し一息つくが、疲労困憊、上りの高速は大渋滞、ということでなんやかんやと理由をつけ月曜日の仕事はずる休みして、長野市内のホテルにチェックインすることに。
ホテルでぐっすり休んで月曜日にのんびり帰宅した。
◎参考書籍
ヤマケイアルペンガイド14『谷川岳・越後・上信越の山』(山と渓谷社)
信州登山口情報(信濃毎日新聞社)
高妻山はヤマレコ以前の2010年10月の紅葉の時期に麓にテント泊で戸隠とセットで行きました。2日目の高妻山は山頂で晴れてきましたが夏空のような感じで、これほどの眺望は得られませんでした。この時期、綺麗に富士山が見える日は少ないのではないでしょうか。それにしても素晴らしい眺望だ!マッチさんにしても4度目だからこそで、1回目でこれだけの眺望が得らる人はよほど運のいい人ですね。
同じ弥勒尾根を下りましたが、上部は笹の根や茎が多く残っていて滑りやすかったのを覚えています。
ヤマレコ登録前の2日間で画像30枚程度の備忘録程度の拙い記録ですがアドレス貼らせていただきました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~teen2/ski/101007togakusi-takatuma/
mtkenさん、おはようございます。
梅雨明け10日という言葉の通り、梅雨明け直後は秋のようなすっきりした晴天が続くことが多いようで、今回はそのタイミングにはまりました。
mtkenさんの記録拝見しましたが、紅葉も素晴らしいですね。
正直、しばらくは高妻山に登り気力はありませんが、また何年かのちに秋に登ってみようと思います。
高妻山はヤマレコ登録の前年2011年9月の3連休中日に登りました。
前後の日を移動日(休養日)に充て、中日には高妻登山に全力投球。
下山してきたらきっとヘロヘロだろうと、戸隠中社の民宿に連泊体制を敷きました。
その時は最後の急登の途中から晴れて来て、頂上ではそれなりに北アルプスの眺望を得て、1時間以上も長居してしまいました。
が、富士山までは見えませんでしたし、北アもてっぺん部分の眺望が連綿と続いていたものの、この日ほどの絶景ではありませんでした。
拙者の前年に登られたmtkenさんも、下りは弥勒尾根を降られたようですが、まだその存在があまり知られていない頃で、拙者は単純ピストンになりました。
拙者にとっては、3番/4番写真のクサリ場は難関箇所でして、特に下山では「どえりゃあ、びびっとった」 。
所要時間はおおよそ「5時発⇒3時着」でしたから、1時間程度しか違いませんよ。
でも、十分に堪えました・・・神告げ温泉が芋の子を洗うように超・超・超混雑していたのが残念でしたが・・・
mtkenさんに倣って、【過去レコ】のURLを貼らせて頂きますm(__)m
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-265662.html
隊長
高妻山のヤマレコを見ると、弥勒尾根は新道らしく年年歳歳整備が進んでいるようですね。
今年は昨年はなかった鎖やロープも設置されたようですし、路面もかなり安定しているように思えました。
とはいえ、笹や木の根に乗るとすってんころりん、私は2度、みきーたさんは5度くらい尻餅ついてましたよ。
神告げの湯はのんびり湯につかるという風情ではないですね。
あの湯船のサイズにあの利用者数ということで仕方ないんでしょうがとにかく塩素がきつかった。
正直ルートインの人工温泉の方がよほどいいお湯でした。
マッチさん、こんにちは。
高妻山もまだ行ったことのない山ですが、とても良い眺めですね!
足が攣りながらの山行は大変だったでしょう
うちも行くとしたら涼しくなった秋にしときます
マコトさん、いつもコメントありがとうございます。
猛暑と急登で山頂直下で足がつり、普通なら山頂まであと10分程度の行程に20分以上かかってしまいました。
ここは小谷村を挟んで白馬に対面していますので、空気が澄んだ季節に登れば素晴らしいアルプス展望台になりますよ。
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