飯豊連峰・石転び沢〜梶川尾根周回（門内小屋テント泊）

2015年07月26日(日) ~ 2015年07月27日(月)

• GPS: 12:46
• 距離: 22.5km
• 登り: 2,046m
• 下り: 2,035m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:09
• 休憩: 1:01
• 合計: 8:10

距離 15.1km 登り 1,904m 下り 459m

5:27 スタート地点
7:47 7:50 石転びの出合
11:25 12:04 梅花皮小屋
12:29 12:44 北股岳
13:33 13:37 門内岳
13:37 門内小屋

2日目

• 山行: 4:17
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:27

距離 7.4km 登り 142m 下り 1,589m

7:22 門内小屋
7:44 扇ノ地神
8:18 梶川峰
10:17 10:27 湯沢峰
11:49 ゴール地点

天候

7月26日（日）：晴（ただし、稜線上はガス）
7月27日（月）：晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

※飯豊山荘の先、「一般車両進入禁止」ゲート手前の駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

◆登山口〜石転びの出会
整備された林道を歩いた後、細かいアップダウンが連続する登山道へ。一部崩落箇所があり、ロープあるが通行注意。
◆石転びの出合〜石転び沢〜梅花皮小屋
基本的に10本爪アイゼン、ヘルメット装着で通過。北股沢出合から上部の雪渓では念のため、ピッケル使用。草付き上部の雪渓のトラバース箇所はステップが切ってあり、有り難く利用させていただいた。概ね「山と高原地図・飯豊山」裏図の「7月下旬」から「8月上旬」の状況図が該当。
◆梅花皮小屋〜北股岳〜門内岳〜扇ノ地紙
快適な尾根歩き。花盛り。ただし、（天候次第では）強風に注意。
◆梶川尾根〜登山口
梶川峰から先は急勾配の連続。所々補助ロープがあるが、ザレ場で滑りやすく通行注意。今の時期、好天の条件下ではかなり暑い。

◇水場について
・治二清水（梅花皮小屋）…小屋から1〜2分。水量豊富。
・門内小屋…小屋及びテン場から5分程度、少々下る。融雪水、水量十分。
・五郎清水（梶川尾根）…登山道から5分程度、下る（補助ロープあり）。水量十分。（飲んだ状況もあって、一番美味しく感じた！）
◇テン場について
・当日、稜線はかなりの強風が吹いている状況だったが、利用した門内小屋のテン場は、尾根から少し下ったところにあり、尾根が西風の盾になる地形条件もあって、朝まで快適に過ごせた（@500円）。
・梅花皮小屋にも幕営するスペースはあったが、稜線上且つ風の通り抜ける鞍部であり、強風下での幕営は難しいと感じた。

その他周辺情報

※登山口から車で５分ほどの場所にある梅花皮荘の日帰り入浴利用（@500円）。

写真

7/26 5:31

ゲート前からスタート

7/26 6:17

梅花皮沢沿いに進む

7/26 7:13

下つぶて石の崩落箇所、落石のおそれあり、急いで通過し振り返る

7/26 7:25

雪渓（門内沢：行程中は石転び沢と勘違い）が見えてきた

7/26 7:42

石転びの出合まであと少し、こっちが石転び沢だったらしい

7/26 7:48

石転び沢、先には梅花皮小屋が見える

7/26 8:16

アイゼンにヘルメットを装着し、雪渓に挑む

7/26 9:29

ほん石転び沢出合を過ぎた辺りで、振り返る

7/26 9:29

北股沢出合の手前、上部はガス

7/26 9:29

下にも登山者が見える

7/26 10:14

草付きの手前、傾斜がきつくなってくる

7/26 10:37

無事草付きに取りついで一息

7/26 11:10

草付き上部からのトラバース箇所、ピッケルを使用しつつ、切られたステップを利用させていただく

7/26 11:29

ガスが切れて梅花皮小屋が見えてきた

7/26 11:30

梅花皮小屋直下の雪渓

7/26 11:48

梅花皮小屋、予想していた以上に余力があったので、本格的な昼食は取らずに門内小屋へ

7/26 11:49

梅花皮小屋すぐ近くの治二清水

7/26 11:50

烏帽子岳方面、稜線は強風＆ガス

7/26 11:50

北股岳へ向かう途中、梅花皮小屋を振り返る

7/26 12:14

稜線は花々でいっぱい

7/26 12:21

ニッコウキスゲ

7/26 12:42

北股岳、強風とガスの中、新発田市からおういんの尾根日帰行のかたとお話させていただく

7/26 12:42

山頂の祠と鳥居

7/26 12:56

門内岳へ下っていく稜線

7/26 12:57

ここも花でいっぱい

7/26 13:11

十分綺麗だったが、更に晴れていればどんなに素晴らしかったことか‥

7/26 13:38

門内岳山頂

7/26 17:47

門内小屋のテン場から北股岳を振り返る

7/26 17:56

テン場からも素晴らしい景色が望めた（赤いフラックの先に水場あり）

7/26 18:15

門内小屋

7/26 18:20

日没間近になって雲が切れてきた

7/26 18:21

飯豊本山

7/26 18:21

烏帽子岳

7/26 18:21

北股岳

7/26 18:44

たおやかな稜線と月

7/26 18:47

素晴らしい景色

7/26 18:47

明日歩いて行く胎内山、扇ノ地紙方向

7/26 18:47

飯豊本山とダイグラ尾根、手前にクサイグラ尾根

7/26 18:47

先ほど下ってきた道

7/26 18:49

地神岳と夕日

7/26 18:55

日本海に日が沈む

7/26 19:06

夕暮れ直後の本山

7/26 19:12

同じく北股岳

7/26 19:13

雲の切れ間から見えるのは朝日連峰、大朝日岳？

7/27 7:03

門内小屋近くの水場

7/27 7:28

2日目、門内小屋を出発、新発田市の先に海岸線が見える

7/27 7:35

北股岳、門内岳、門内小屋を振り返る

7/27 7:41

胎内山

7/27 7:46

鋭い突起の二ツ峰、一の峰

7/27 7:46

扇ノ地紙、ここから梶川尾根へ

7/27 7:47

地神山

7/27 7:47

雲の影がおりなす斑模様

7/27 7:49

梶川尾根から小国町の小玉川地区方向を見下ろす

7/27 7:49

しばらくは爽快な尾根歩きが続く

7/27 7:55

鞍部に建つ梅花皮小屋が見える

7/27 7:55

素晴らしい山容

7/27 7:56

遠くに朝日連峰の主稜線

7/27 8:00

朳差岳と朳差小屋？

7/27 8:01

梅花皮小屋背後の大日岳は雲の中

7/27 8:08

左に梅花皮小屋、右端に門内小屋

7/27 8:10

飯豊本山に連なるダイグラ尾根、とりあえず眺めるだけで結構（笑）

7/27 8:20

昨日登った石転び沢、結構な急傾斜に見える

7/27 8:20

石転び沢から本山

7/27 8:32

梅花皮滝？

7/27 8:35

右上に梅花皮荘が見える

7/27 8:37

石転び沢

7/27 8:38

上部をアップで

7/27 9:06

五郎清水、冷たくて美味しかった！

7/27 9:44

滝見台から石転び沢

7/27 9:45

梅花皮滝？

7/27 10:19

少し登り返して湯沢峰

7/27 11:05

隣の丸森尾根の登山道

7/27 11:09

飯豊山荘と駐車場が見えてきた、この後一気に高度を下げていく

7/27 11:35

あの沢で水浴びしたい‥

7/27 11:51

無事に登山口到着

7/27 12:41

梅花皮荘から振り返る

撮影機器：

DSC-RX100M2 SONY

SO-01G Sony

感想

Odentos

かねてから登ってみたいと思っていた飯豊連峰・石転び沢。
運良く月曜日に休暇が取れ、更に梅雨明けも期待できそうな天気だったことから、日曜日からテント泊でのんびりと山行を楽しんできた。
天気もそこそこ（麓はとにかく暑かったが‥）、十分に素晴らしい山行を満喫できたが、相変わらず飯豊連峰はとにかくスケールが大きく、奥深い。帰ってきたばかりなのに、今度は御西岳〜北股岳をつないでみたい‥などと思い巡らしてしまう。
次回は、少し遅めの夏休みを取る予定の9月にでも訪れてみたいと思う（今回も会えなかったイイデリンドウはもう無理かな‥）。
［15.7.29登録］

コメント

750RS

すばらしい景色
Odentosさん、こんばんは。
飯豊連峰・石転び沢・・・良いですね(飯豊ですね??(笑))
私は未踏の山域です。
憧れの別格な「山」ですね。

写真で拝見すると、やはりスケールが違う感じがしますね。
東北一の山岳景観だと思います。

やはり、この景色ではテン泊が良いですよね。
山を満喫できたのではと思います。
イイデリンドウ・・・私も見たいですね。
帰ってきてすぐ行きたくなる山は・・・やはりいい山なんでしょう。
やはり、飯豊はイイデ!!!(笑)ですね。
ご苦労さまでした。

Odentos

東北一の山岳景観
750RSさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

飯豊連峰は二度目でしたが、やはり全てにおいてスケールが大きいですね
数あるルートも、都合に応じて適宜切り取って予定を組むことがができるのも魅力の一つだと思います。
また、積雪期を除けば、東北の山域でほぼ唯一、稜線上またはその近くでのテント泊が認められている山域であり（それでも極力小屋泊推奨のようですが‥）、そういった意味でも魅力的ですね
テントから絶景を眺めながら、一人でのんびりビールと共に夕食、もう最高ですね！

飯豊連峰は、秋田市からではアクセスが少々大変ですが、機会がございましたら、訪れてみる価値は十分にあるかと思います。近い将来、日沿道が新潟までつながった折には、朝日連峰しかり、これが断然便利になるのではないでしょうか

なお、飯豊連峰の山岳景観の素晴らしさは文句のつけようがありませんが、それでも、自分にとっての東北一の山岳景観はやはり秀麗無比なる鳥海山でしょうか そこは不変かもしれませんね