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Yamareco

記録ID: 6886662
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

(愛媛/高知) 初夏の大森山、佐々連尾山 〜新緑のなかで深呼吸〜 [四国百名山]

2024年06月05日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:35
距離
8.3km
登り
775m
下り
785m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:12
休憩
1:24
合計
5:36
距離 8.3km 登り 775m 下り 785m
9:19
31
スタート地点(白髭トンネル南口)
9:50
10:00
50
猿田峠
10:50
11:00
20
大森山前衛峰(仮称)
11:20
11:50
35
12:25
12:50
10
13:00
10
引き返し地点
13:10
31
佐々連尾山
13:41
13:50
40
14:30
25
猿田峠
14:55
ゴール地点(白髭トンネル南口)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・まず、四国中央市から法王トンネルを抜け、金砂湖沿いの道へ出る。金砂湖から1km程度 上流側に行くと分岐があるので、そこから県道126号へ入る。
・県道126号は、途中の集落まではマズマズの道だが、そこから先は、数か所 未舗装箇所もあり、ガードレールも少なくなるので運転注意。
・県境山脈を抜ける白髭トンネルを通り、トンネルの南口が登山口。その付近に空き地があり、クルマ 10台程度は停められる。
コース状況/
危険箇所等
・全体に よく整備されており、ふみ跡もしっかりとしているので、歩きやすい。各所に赤テープ、赤布があるので、確認しながら進むと良い。
・猿田峠から大森山までの急登部分には5〜6カ所、ちょっとした岩場がある。多くは巻くように道がついているが、直登の岩場はロープ、ラダー(簡易ハシゴ)が着けられている。
長い林道状の道をたどり、ようやく、白髭トンネルを抜け、登山口に着いた。(登山口はトンネルの東側のわき)
2024年06月05日 09:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 9:24
長い林道状の道をたどり、ようやく、白髭トンネルを抜け、登山口に着いた。(登山口はトンネルの東側のわき)
歩き始めると 足元には、クサイチゴ(?)の赤い実が成っていた
2024年06月05日 09:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/5 9:32
歩き始めると 足元には、クサイチゴ(?)の赤い実が成っていた
峠までの登山道は以外と立派で、部分的に石畳状となっていた
2024年06月05日 14:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/5 14:52
峠までの登山道は以外と立派で、部分的に石畳状となっていた
樹林帯の中の道も、幅が広くて歩きやすい (電力会社の巡視道を兼ねているようだった)
2024年06月05日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/5 9:43
樹林帯の中の道も、幅が広くて歩きやすい (電力会社の巡視道を兼ねているようだった)
「明治四十五年」と書いてある石標。この道は、佐々連尾鉱山があった頃は、重要な生活道路だったんだろうな・・
2024年06月05日 09:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/5 9:46
「明治四十五年」と書いてある石標。この道は、佐々連尾鉱山があった頃は、重要な生活道路だったんだろうな・・
猿田峠に到着。県境を送電線が横切っており、切り払われて広場状になっていた
2024年06月05日 09:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
6/5 9:55
猿田峠に到着。県境を送電線が横切っており、切り払われて広場状になっていた
猿田峠から 目指す大森山の前衛峰を見上げる。以外と急な登りのようだ
2024年06月05日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 10:04
猿田峠から 目指す大森山の前衛峰を見上げる。以外と急な登りのようだ
大森山への登りは、数か所 岩場がある急登。このように、ロープやラダーなど設置されていて、助かりました
2024年06月05日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 10:36
大森山への登りは、数か所 岩場がある急登。このように、ロープやラダーなど設置されていて、助かりました
高木にふさふさした白い花が咲いていた。たぶん「サワフタギ」
2024年06月05日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/5 10:05
高木にふさふさした白い花が咲いていた。たぶん「サワフタギ」
足元には、黄色い花もチラホラと咲いていた・・おそらく「キバナ ツクバネウツギ」
2024年06月05日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
6/5 10:55
足元には、黄色い花もチラホラと咲いていた・・おそらく「キバナ ツクバネウツギ」
1時間ほど汗をかきつつ急登を登ると、展望のある岩場(前衛峰)に出た。緑に染まった高知/愛媛県境の山並みの展望が素晴らしい
2024年06月05日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/5 11:00
1時間ほど汗をかきつつ急登を登ると、展望のある岩場(前衛峰)に出た。緑に染まった高知/愛媛県境の山並みの展望が素晴らしい
構図を変えてもう一枚。今日は爽やかな風が吹いていて、汗も引いて心地良い
2024年06月05日 11:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 11:01
構図を変えてもう一枚。今日は爽やかな風が吹いていて、汗も引いて心地良い
前衛峰から大森山までは、背の低い笹原に自然の樹々が点在し、まるで公園の遊歩道を歩いているような、心地よい道が続く
2024年06月05日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 11:18
前衛峰から大森山までは、背の低い笹原に自然の樹々が点在し、まるで公園の遊歩道を歩いているような、心地よい道が続く
ところどころ、バイケイソウの群落があった。この辺りもシカの食害圧があって、毒を持ち シカが好まないバイケイソウが残っているのか、とも思う
2024年06月05日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/5 11:21
ところどころ、バイケイソウの群落があった。この辺りもシカの食害圧があって、毒を持ち シカが好まないバイケイソウが残っているのか、とも思う
前衛峰から40分ほどで、ちんまりした大森山の山頂に到着。ここでたまたま出会った登山者は、ヤマレコユーザーのMさんという方だった。色々と話が弾んだ
2024年06月05日 11:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/5 11:38
前衛峰から40分ほどで、ちんまりした大森山の山頂に到着。ここでたまたま出会った登山者は、ヤマレコユーザーのMさんという方だった。色々と話が弾んだ
大森山から、ゴツゴツとした二ツ岳山系が良く見える。左手から順に、黒岳、エビラ山、二ツ岳 だろう
2024年06月05日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/5 11:24
大森山から、ゴツゴツとした二ツ岳山系が良く見える。左手から順に、黒岳、エビラ山、二ツ岳 だろう
大森山から先、佐々連尾山への稜線も、まばゆいばかりの新緑の風景が広がり、思わず深呼吸をしたくなる
2024年06月05日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 12:00
大森山から先、佐々連尾山への稜線も、まばゆいばかりの新緑の風景が広がり、思わず深呼吸をしたくなる
北側に目を転じると、翠波峰(中央のピーク)、翠波高原(ピークの直下の草原状の場所)も望めた
2024年06月05日 13:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/5 13:39
北側に目を転じると、翠波峰(中央のピーク)、翠波高原(ピークの直下の草原状の場所)も望めた
登山道の途中にはシャクナゲの群落が多かった。残念ながら盛りの季節は終わっていたが、多少は花が残っていてくれた
2024年06月05日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/5 12:15
登山道の途中にはシャクナゲの群落が多かった。残念ながら盛りの季節は終わっていたが、多少は花が残っていてくれた
佐々連尾山の山頂に到着。ガイドブックの説明とは違い、割と展望がある。
2024年06月05日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/5 12:28
佐々連尾山の山頂に到着。ガイドブックの説明とは違い、割と展望がある。
山頂の草原にごろりと寝転び、蒼い空と白い綿雲を見上げてぼんやりとする。自然の中に包まれているような気分になる
2024年06月05日 12:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 12:34
山頂の草原にごろりと寝転び、蒼い空と白い綿雲を見上げてぼんやりとする。自然の中に包まれているような気分になる
佐々連尾山から少し東へ進んでみた(大きなブナの巨木があると聞いたので)。途中で引き返したが、この辺りも大きなブナの樹々が多かった
2024年06月05日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/5 13:01
佐々連尾山から少し東へ進んでみた(大きなブナの巨木があると聞いたので)。途中で引き返したが、この辺りも大きなブナの樹々が多かった
佐々連尾山の東側の稜線からは、遥か 剣山系が望めた。一番右手が天狗塚かな? 後のピークは良く解らない・・
2024年06月05日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 12:58
佐々連尾山の東側の稜線からは、遥か 剣山系が望めた。一番右手が天狗塚かな? 後のピークは良く解らない・・
矢筈山系も良く見えた(山名は不明)
2024年06月05日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/5 12:58
矢筈山系も良く見えた(山名は不明)
(岩石かんさつ);この山域は全体が「泥質片岩」ばかりだった
2024年06月05日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/5 13:26
(岩石かんさつ);この山域は全体が「泥質片岩」ばかりだった

感想

※ このところ梅雨入りの時期だというのに、天気が良い日が続いている。ちょっと山歩きをしたくなり、まだ行ったことのない、「佐々連尾山」(さざれおやま)に行ってみることにした。 標高は1400m台と大したことはないが、いちおう、「四国百名山」のひとつでもあるので、、

・「四国百名山」でも最近登った山々は、残念な山が多かったので、この山も さほど期待はしていなかったが、思いのほか 自然林が良く残っており、青空と新緑(むしろ「深緑」というべきか)のコントラストが なんとも素晴らしい山稜歩きができた。
・また、見慣れない角度から見る、二ツ岳山系、赤星山、翠波峰や、遠く 剣山系も望め、展望という点でも大満足。
・6月に入って、蒸し暑いかな、と思っていたが、この日は爽やかな空気で、まるで5月中旬のような爽やかさも良かった。

 ・・・深緑の森のなかで深呼吸して、元気をチャージした感のある、良い山行ができた一日だった


(ご参考;「YAMAP」での同じ山行の記録)
  https://yamap.com/activities/32296224

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コメント

こんにちは。
大森山の頂上で希少な(?)ヤマレコユーザーさんと遭遇できてうれしいです。ちなみに私はYAMAPから引っ越してきました。
それにしても、大森山と佐々連尾山は良かったですよね。暑くなる前の新緑のこの時期がベストかもしれません。感動を共有できる方がいてうれしいです。
地質や植物など、私が気づかない視点からのレポートが参考になりました。
ありがとうございました。
2024/6/6 13:25
いいねいいね
1
Unknown-Mさん コメントありがとうございます。

大森山の山頂では色々と話に花が咲き、(四国ではヤマレコユーザーに会うことが少ないこともあり)、楽しいひと時でした。
それにしても、天気も気温もちょうどよい、良い山でしたね。
これからもよろしくお願いします。
2024/6/6 16:24
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1
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