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Yamareco

記録ID: 6887222
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

大唐松山「中央線から見える山」完登!タフで厳しい山でした、展望岩では展望得られず

2024年06月05日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:24
距離
14.7km
登り
1,856m
下り
1,924m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:11
休憩
1:23
合計
12:34
5:50
1
スタート地点
5:51
5:56
28
6:24
6:41
73
7:54
7:54
35
8:29
8:29
48
9:17
9:24
23
9:47
9:47
83
11:10
11:21
62
12:23
12:26
5
12:31
12:38
16
12:54
13:02
15
13:17
13:17
6
13:23
13:28
52
14:20
14:21
61
15:22
15:22
33
15:55
15:55
31
16:26
16:26
27
16:53
16:54
53
17:47
18:02
19
18:21
18:24
0
18:24
ゴール地点
登りで1630m〜1700mまでログが一時停止していた関係で下りに対して登りが70mほど少なく出てます。画像参照。
天候 朝のうち晴れ後曇り 登山口朝8度、山頂8度3m。
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大門沢ゲート4〜5台(ブルがあると3台位)、先着2台、下山時には私の車だけでした。トイレは奈良田バス停にあり。

大門沢ゲートが満車の場合、徒歩1分下の奈良田ゲートは職員専用と書いてあるので、そこを避ける。となると奈良田の駐車場はこの時期閉中で、少し歩くが奈良田バス停手前の路肩(広い箇所結構あり)しかない感じ。
コース状況/
危険箇所等
奈良田バス停と第一発電所前に登山ポストあり。
全体的な印象:距離の割に時間がかかる、要ルーファイで危険なザレ気味の土の激坂とヤブ岩の登り降りが危険箇所。エスケープできない、人のあまり入らない山。近くの大無間山は行程は長いが今はピンテが豊富で、危険箇所がない。笹山(ダイレクト尾根)、笊ヶ岳(雨畑ルート)もルーファイ不要で危険箇所が殆ど無い、そこが大唐松山と違うところ。

以下各地点の印象
登山口から西山線18号送電鉄塔(1150m):巡視路があるため、良く整備された道で手すりが鉄塔手前の白い建物(水槽)まである。

1)鉄塔から雨池山(1937m):鉄塔の少し先から頭上に電線を確認しながら行く。電線は確か1300mあたりまであったかな。
★1230mから1300mまでのザレた激坂はストックを使用、下りではチェンスパを使用、ないとスリップリスク高く危険(核心部1)。要チェンスパ。緩急を繰り返して進む。核心部1をチェンスパ無しで下るには、上から見て右に大きく迂回する感じで降りないと非常に危険。

2)雨池山から大唐松山三角点峰:雨池山から1時間登っても100mしか高度を上げない。データ以上の距離の長さを感じる。小ピーク毎に進む尾根を確認(特に下山時は必須)。1950mから2000mは尾根が広く登りでも要ルーファイ。
★2350mを超すとヤブ岩の激登りが始まり山頂の少し手前まで続く。この間、両手両足を使った登りが続く、下山時は滑落注意(核心部2)。

3)大唐松山三角点峰から展望岩:ヤブは三角点峰から山頂までと展望岩付近。シャクナゲとハイマツのヤブだが下に踏み跡もあり、激ヤブというほどでなはい。

4)踏み跡等に関して:薄い踏み跡があったりなかったり。踏み跡を歩いていて、消滅したり、コースアウトしたり、間違がった方角に導かれたり。藪漕ぎはほとんどない。登りはともかく下りは踏み跡のない広い尾根や小ピーク毎に進む方向を確認しないとルートミスします。下部のザレの激坂も道形があれば普通に下れるが、ここは全くない。痩せ尾根ではルートは分かるが、浮き石や枯れた木が多く掴むと簡単に折れるので注意。

5)道標は皆無です。目印も少なく、ルートを案内するという意味では無いに等しい。雨池山から上に非常に古い色褪せた目印がたまにあるにはある。

6) ロープ、鎖の類いは皆無です。

往路で「登山を開始しました」という音声がした。ヤマレコを見たら高低差70mほどログがとれてなかった。その結果、登と下りで70mほど違ってます。
9
往路で「登山を開始しました」という音声がした。ヤマレコを見たら高低差70mほどログがとれてなかった。その結果、登と下りで70mほど違ってます。
大門沢ゲート、私が3台目。奥にブルあり。ブルがなければ更に2台は可。
2024年06月05日 05:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12
6/5 5:48
大門沢ゲート、私が3台目。奥にブルあり。ブルがなければ更に2台は可。
ゲートから1分で水槽の案内板、この巡視道を進む
2024年06月05日 05:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 5:54
ゲートから1分で水槽の案内板、この巡視道を進む
すぐに手すり
2024年06月05日 06:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
6/5 6:00
すぐに手すり
この鉄管を橋から渡る
2024年06月05日 06:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
6/5 6:17
この鉄管を橋から渡る
手すりを進むとトンネルで行き止まりです。この白柱(西山線)を右(左の間違えでした!)。ここから水槽の建物の一部が見えます。
2024年06月05日 06:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 6:23
手すりを進むとトンネルで行き止まりです。この白柱(西山線)を右(左の間違えでした!)。ここから水槽の建物の一部が見えます。
シロヤシオ?
2024年06月05日 06:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 6:25
シロヤシオ?
すぐに水槽
2024年06月05日 06:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 6:26
すぐに水槽
水槽の上に鉄塔
2024年06月05日 06:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 6:36
水槽の上に鉄塔
鉄塔からの景色
2024年06月05日 06:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10
6/5 6:36
鉄塔からの景色
鉄塔から先は基本道はありません。上に見える電線に沿って登る。
2024年06月05日 06:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 6:38
鉄塔から先は基本道はありません。上に見える電線に沿って登る。
このあたりから激坂が始まる、
2024年06月05日 06:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10
6/5 6:49
このあたりから激坂が始まる、
掴めるのは何でも利用して登る
2024年06月05日 06:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 6:54
掴めるのは何でも利用して登る
ホールドが取りやすいが枯れ木(枝、根)に注意
2024年06月05日 07:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 7:01
ホールドが取りやすいが枯れ木(枝、根)に注意
電線はここまで、傾斜が緩む1360m
2024年06月05日 07:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 7:13
電線はここまで、傾斜が緩む1360m
と思ったら急登1485m
2024年06月05日 07:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 7:45
と思ったら急登1485m
ギンリョウソウ
2024年06月05日 07:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 7:52
ギンリョウソウ
多分、雨池山
2024年06月05日 08:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
6/5 8:11
多分、雨池山
ルーファイ不要なうっすら道型があり
2024年06月05日 08:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
6/5 8:17
ルーファイ不要なうっすら道型があり
激登り1700m
2024年06月05日 08:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 8:28
激登り1700m
激登り1847m
2024年06月05日 08:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 8:54
激登り1847m
3.5時間ほどで雨池山、らくルートの0.7掛けで、ほぼ予想どうり。18から19時までには下山できる目処が立ち、安堵。
2024年06月05日 09:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 9:28
3.5時間ほどで雨池山、らくルートの0.7掛けで、ほぼ予想どうり。18から19時までには下山できる目処が立ち、安堵。
雨池山すぐ上の大岩、右に道あり
2024年06月05日 09:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 9:28
雨池山すぐ上の大岩、右に道あり
広い尾根は要フーファイ
2024年06月05日 09:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 9:35
広い尾根は要フーファイ
差の低い笹には踏み跡
2024年06月05日 09:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10
6/5 9:38
差の低い笹には踏み跡
倒木を越しながら延々と登る
2024年06月05日 10:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10
6/5 10:05
倒木を越しながら延々と登る
下りでは迷いやすいところ2111m
2024年06月05日 10:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
6/5 10:24
下りでは迷いやすいところ2111m
薄いが踏み跡あり
2024年06月05日 10:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 10:30
薄いが踏み跡あり
南アの稜線は雲の中
2024年06月05日 10:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
6/5 10:32
南アの稜線は雲の中
2346p
2024年06月05日 11:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
6/5 11:10
2346p
安全なラインを取らないと滑落します2329m
2024年06月05日 11:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
14
6/5 11:23
安全なラインを取らないと滑落します2329m
大唐松山のヤブ岩の始まり、下山時はこのヤブ岩下りにチェンスパ使用。2318m
2024年06月05日 11:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
14
6/5 11:35
大唐松山のヤブ岩の始まり、下山時はこのヤブ岩下りにチェンスパ使用。2318m
痩せ尾根
2024年06月05日 11:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
11
6/5 11:44
痩せ尾根
浮き石注意!
2024年06月05日 11:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10
6/5 11:51
浮き石注意!
ガスってきた
2024年06月05日 11:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 11:56
ガスってきた
大唐松山三角点峰、先を急ぎます、ここから大唐松山はシャクナゲとハイマツのヤブ漕ぎあり
2024年06月05日 12:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 12:22
大唐松山三角点峰、先を急ぎます、ここから大唐松山はシャクナゲとハイマツのヤブ漕ぎあり
大唐松山、休憩後展望岩に行きました。気温8度で曇っていたから動いてないと寒い
2024年06月05日 12:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 12:29
大唐松山、休憩後展望岩に行きました。気温8度で曇っていたから動いてないと寒い
シャクナゲ藪
2024年06月05日 12:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 12:39
シャクナゲ藪
踏み跡はあります
2024年06月05日 12:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
6/5 12:42
踏み跡はあります
展望岩に着きました、農鳥岳方面
2024年06月05日 12:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 12:52
展望岩に着きました、農鳥岳方面
白根三山も雲の中
2024年06月05日 12:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 12:52
白根三山も雲の中
鳳凰三山かな、下山時に地蔵岳が見えました。
2024年06月05日 12:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 12:52
鳳凰三山かな、下山時に地蔵岳が見えました。
イワカガミ
2024年06月05日 12:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 12:58
イワカガミ
大唐松山の三角点
2024年06月05日 13:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 13:23
大唐松山の三角点
下ります
2024年06月05日 13:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
6/5 13:37
下ります
藪岩下りの前でチェンスパを着けました。2468m。
2024年06月05日 13:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 13:39
藪岩下りの前でチェンスパを着けました。2468m。
左で登り、間違えて右で下ったが、下りは難儀しました。2400m
2024年06月05日 13:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 13:51
左で登り、間違えて右で下ったが、下りは難儀しました。2400m
鳳凰の地蔵岳そして左に高嶺が見えました2319m
2024年06月05日 14:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 14:11
鳳凰の地蔵岳そして左に高嶺が見えました2319m
2346pの一斗缶
2024年06月05日 14:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
6/5 14:20
2346pの一斗缶
ルートミスでルートを探す2319m
2024年06月05日 14:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 14:35
ルートミスでルートを探す2319m
登りで見た一斗缶でルートに復帰2315m
2024年06月05日 14:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 14:36
登りで見た一斗缶でルートに復帰2315m
なんとなくの踏み跡があるがあてにせずルーファイ
2024年06月05日 14:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 14:41
なんとなくの踏み跡があるがあてにせずルーファイ
急坂2084m
2024年06月05日 15:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
6/5 15:00
急坂2084m
雨池山登り返し1905m
2024年06月05日 15:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
6/5 15:30
雨池山登り返し1905m
雨池山とデポしたレジ袋(水0.5L1、パン2個)
2024年06月05日 15:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 15:42
雨池山とデポしたレジ袋(水0.5L1、パン2個)
いい調子で下るとルートミスして登り返しが大変になるので、こんなところでも慎重に下る1873m
2024年06月05日 16:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
6/5 16:04
いい調子で下るとルートミスして登り返しが大変になるので、こんなところでも慎重に下る1873m
夕方になって、日がさしてきた1441m
2024年06月05日 17:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 17:05
夕方になって、日がさしてきた1441m
要ルーファイ1354m
2024年06月05日 17:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 17:14
要ルーファイ1354m
写真では伝わらない激坂1270m
2024年06月05日 17:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 17:33
写真では伝わらない激坂1270m
ザレ気味の土の激坂をなんとかクリア、チェンスパを外す1252m。つづら折れに道ができてれば簡単なんだけど、VRなんで踏み跡さえ無い。
2024年06月05日 17:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 17:39
ザレ気味の土の激坂をなんとかクリア、チェンスパを外す1252m。つづら折れに道ができてれば簡単なんだけど、VRなんで踏み跡さえ無い。
17時50分、安全圏の鉄塔まで下ってきた。最悪19時までにここまで下れればと思っていた。膝はOK、ただ靴タコが痛い。1150m。あと300m弱、手すりのある下りを残すのみ。
2024年06月05日 17:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10
6/5 17:50
17時50分、安全圏の鉄塔まで下ってきた。最悪19時までにここまで下れればと思っていた。膝はOK、ただ靴タコが痛い。1150m。あと300m弱、手すりのある下りを残すのみ。
大門沢ゲートに着きました886m。達成感ひとしおでした。遅いので温泉は諦めました。
2024年06月05日 18:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/5 18:22
大門沢ゲートに着きました886m。達成感ひとしおでした。遅いので温泉は諦めました。
談合坂SAに移動、夕ご飯を食べました。このあと24時ころから4時間ほど仮眠しました。
2024年06月05日 21:32撮影 by  SH-RM12, SHARP
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6/5 21:32
談合坂SAに移動、夕ご飯を食べました。このあと24時ころから4時間ほど仮眠しました。
追加画像:山頂で楽天が圏内になったので「てんナビ」を見た。農鳥岳(大唐松山の掲載はない)は前日見た時と同じ18時まで晴れだった。予報が外れたようだ。残念だが仕方がない。
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追加画像:山頂で楽天が圏内になったので「てんナビ」を見た。農鳥岳(大唐松山の掲載はない)は前日見た時と同じ18時まで晴れだった。予報が外れたようだ。残念だが仕方がない。
談合坂SAから移動。道の駅「都留」で撮影。この靴タコの痛みが結構強く下山時は閉口しました。
2024年06月06日 10:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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6/6 10:06
談合坂SAから移動。道の駅「都留」で撮影。この靴タコの痛みが結構強く下山時は閉口しました。
撮影機器:

感想

皆さんが言われてる通り、タフな山でした。膝の悪い高齢者(65才以上)の私が日帰りするには、かなりの不安がありました。しかし、この山は避けて通れない山で歳を取るほど難しくなるので今回、頑張って行ってきました。

前泊を道の駅身延ではなく鳴沢にしたこともあり、スタートが1時間遅れました。計画書はらくルート(17時間26分)の0.7掛け(12時間19分)で作成。雨池山に着いたときにほぼ0.7掛け(3.5時間ほど)で歩けていたので、その時点で18時〜19時には下山できると思い気が楽になりました。

下りは何度もGPSで進む方向を確認しました。それでも何回かルートミスしてます。はっきり言ってGPS無しでは無事に下山できなかったでしょう。違うと思って登り返しても、更に進む方角がわからない。

下部(1250-1300m)のザレ気味の土の激坂はチェンスパ無しで下るのは危険過ぎる。もし下るなら上から見て右に大きく迂回するのが良い。30分ロスしても滑落するよりまし。上部の藪岩登りはホールドにする木が枯れてることが多いので注意。上部の岩で靴が滑ることが分かり(靴底が濡れていた、土がついていた?)藪岩の下りと下部のザレた激坂ではチェンスパを着けました。★要チェンスパ!

ほぼ予定どうり、所要時間12時間で明るいうちに下山できて良かったです。展望岩で展望が得られませんでしたけど、下山後は充実感・達成感に満たされました(山頂では下山のことが気がかりで達成感どころではありませんでした)。中央線から見える山:133座、現在920人が挑戦中で14番目で達成。

中央線から見える山のリストを今一度見ました。ここが1番難易度高かったかな。次が笊ヶ岳だけど笊ヶ岳は一般ルートでルーファイもほとんど不要(雨畑ルート)、また藪岩などの危険箇所もない。距離は笊ヶ岳のほうが長いが総合的には大唐松山のほうが難しく、登山の総合力が必要と感じました。

大唐松山は甲斐百山でもあります。甲斐百山・中央線から見える山、いずれも最難関は大唐松山をあげる方が多いです。鋸岳より難しかったということですね。確かに鋸岳ピストンより難しいですね、甲斐駒までテント泊縦走すると別ですけど。

終日誰にも会わず。

下山後は遅くなったので、温泉には入りまでんでした。テント泊なら3日風呂に入らないことはザラなんで。

高速利用で談合坂SAで夕ご飯を食べ、4時間ほど仮眠しました。

備忘録:チェンスパ(必須)、ストック1本、水(スポーツドリンク含む)は2L持参、1.7L消費。エナジーゼリー(180g)1個消費。靴はスカルパ、岩質により滑ることが判明(靴底が濡れていた、土がついていたから?)。






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コメント

ケンさん、おはようございます。

「中央線から見える山」完登、おめでとうございます。
若い人でさえ散々難儀されているのに、膝の悪い高齢者なら猶更だったと思います。
「中央線から見える山」で最難関の山を無事に登降され、感慨も一入かと思います。

私はこのリストに大唐松山があることを知った時点で、リストの完登は諦めました。
山リストは、山へのモチベーションを持続させるにはとても良い企画だと思います。
2024/6/7 9:04
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たかやまさん

ありがとうございます。
最初、大唐松山を見た時、ロングではないし、高低差はあるが8時間くらいで日帰り可と見ました。その後、記録を調べていくうちに、いたるところでルーファイが必要、見た目の派手な岩場はないが、チェンスパが必要な激坂下りや浮き石や枯れ枝に注意が必要な藪岩などが続き、データからは伝わら無い難しさ=時間がかかる、ということが分かりました。
記録を見た限り経験上、危険箇所は慎重に対処すればクリアできる、そして膝痛がひどくならないようにゆっくり下れば、12〜13時間あれば下山できると試算しました。結果、自分の予想通りに歩け無事下山できました。

下山後は達成感と安堵感でいっぱいでした。
仰るとおり、山リストはいい企画で、もしなかったら、10年前くらい前に百名山をおえて、今ころは山は年に数回行く程度になっていたかもしれません。

コメントありがとうございました。
2024/6/7 12:36
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初めまして。初コメ失礼致します。
ここは昨年登り大変難儀したことを思い出しました。しかし、登頂後の農鳥岳の展望に感動しました。今回はガスで残念でしたね。
改めて中央線最難関踏破と完登おめでとう御座います❗️ちなみに甲斐百山リストの中でも最難関と思われます。
2024/6/7 20:09
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サトケン🐾さん

初めまして

白根南嶺見ました、5日朝は晴れてたんですね!山あるあるで下山したら晴れてきました。
しかしメチャ健脚ですね。私も数年前同じコース歩きましたが(しかも農鳥はパス)笹山山頂で1泊してます。それだけ速いと日帰りの幅がすごく増えますね。

仰るとおり中央線最難関だと思いました、甲斐百山でも最難関ですか!

コメントありがとうございました。
2024/6/7 20:29
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ケンさん 完登おめでとうございます!
私は湯ノ沢頭(2149.6M)もからめて二泊で登ったので時間的に余裕でした。
登り時には単なる急坂だなっと思い登っていましたが、下山時1270Mのザレの急坂はさすが緊張しました! 昔は笹藪地帯だった様で、笹が手がかりになり今の様に難しい下山では無い様でした。
三角点峰で引き返す人も多い様で、最高点(ピ−ク)迄登って頂き大唐松山にj代わり御礼申し上げます。
2024/6/14 12:07
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富士吉田さん

湯ノ沢頭も行かれましたか!
ザレの急坂、仰るとおり、登りでは確かに急だけど、さほど難儀せずに登れたので下りでチェスパなどなくても問題ないと思いました。しかし実際下るとなると手がかりがないので足がスリップしたら滑落すると思い、躊躇なくチェスパ着けました。

最低でも最高点(ピ−ク)迄は行くつもりでした。展望岩はガスで展望得られないの分かってたので少し迷いました。行かないと後悔すると思い行きました。

コメントありがとうございました。
2024/6/14 21:41
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