八甲田大岳 ロープウェーでお手軽百名山
- GPS
- 04:12
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 455m
- 下り
- 866m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 4:12
田茂萢湿原 9:46
宮様コース分岐 10:00
赤倉岳噴火壁 10:24ー10:32
赤倉岳 10:42
井戸岳 10:48
井戸沼 11:02
大岳避難小屋前分岐11:03
大岳 11:21ー11:51
大岳避難小屋 12:07
毛無岱分岐 12:35
上毛無岱休憩所 12:41−12:54
毛無岱の階段 13:00
下毛無岱休憩所 13:09
城ヶ倉温泉分岐 13:29
酸ヶ湯温泉 13:48
天候 | 曇時々晴れ、山頂ではガスその後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰 JR東北バス 酸ヶ湯温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはロープウエー山頂駅に 山頂公園駅〜宮様コース分岐 八甲田ゴールドラインという周遊コースが大半、よく整備されている。危険なところはない。 宮様コース分岐〜赤倉岳噴火壁 途中までは樹林帯の登り、ハイマツ帯に入ると急な登りだが整備されているので 危険なところはない。 赤倉岳噴火壁〜大岳避難小屋 火口壁沿いの道、強風時は注意がいるが、ロープや柵もあるので特に危険ではない。 とても気持ちのよい稜線の道。 井戸岳から大岳避難小屋までのジグザグの急な下りは多少ザレている感があるので 注意が必要 大岳避難小屋〜大岳 洗掘された道に石がゴロゴロしている。樹林帯を抜けるとジグザグに登る。一応 整備されているので特に危険はないが、下りでは急なので注意は必要。 大岳避難小屋〜上毛無岱 樹林帯の中の急な下り、前日の雨で泥濘んでいるところが結構あった。 思っていたより急なので、あまり急いで下らないほうが良い。 上毛無岱〜下毛無岱 湿原の中、木道の道を進む。下毛無岱の手前に急な木の階段が長く続く。 眺めの良さに気を取られると転げ落ちるかもしれないので慎重に。 下毛無岱〜城ヶ倉温泉分岐 木道の道だが、上毛無岱より木道の状態が悪い。木道の上を水が流れていたり、 踏むとかなり沈み込む場所なともある。後半は普通の山道、泥濘んでいるところ 多い。 城ヶ倉温泉分岐〜酸ヶ湯温泉 普通に整備されている道、最後の湯坂と呼ばれる下りがかなり急で石がゴロゴロしているので注意されたし。 |
その他周辺情報 | 酸ヶ湯温泉 ¥600 千人風呂か玉の湯のどちらか1回のみ入れる |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
スパッツ
軍手
虫除けスプレー
レスキューシート
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感想
毎年恒例のねぶた見物、今年は久々に市内に宿が取れたので帰る前に八甲田山を登ってみた。
因みに去年は弘前泊だったので、夏山リフトを往復に使用して岩木山の山頂を踏んでいる。
みずうみ号の車窓からは、曇りがちにも関わらず珍しく八甲田山が見えていたので
テンションが上る。
観光客が大多数と思われるロープウエーを降りて登山届を提出してから出発。
丁度雲が真下にあり景色はなかったが、涼しいので良いか、と歩き出す。
遊歩道を過ぎて、本格的な山道を登りだすと、あっさり樹林帯を抜けハイマツ帯に出る。
丹沢と変わらない標高なのに高山帯なんだな、と感心しながら眼下の田茂萢湿原を
眺めつつ、赤倉岳火口壁に到着。
ここからは火口壁についた稜線上の道を風に吹かれながら進んでいく。
ハイマツと名前を知らない花の中の道は、昔良く歩いた南アルプスの稜線のようで
気分が良い。
井戸岳からはお鉢めぐりのような道で、噴火口跡の荒々しい岩稜と雪渓、真正面に
高田大岳の端正な姿を望みながら楽しく歩いて行く。
大岳避難小屋前分岐に着くと、歩いてきた井戸岳にガスが上がってきており、急いで
大岳に向かう。
いかにも火山な赤い石がゴロゴロしている急な登りを上り詰めて山頂にたどり着けば、北八甲田の峰々は見えていたが、岩手山も鳥海山はおろか、岩木山や下北半島、
津軽半島も見えなかった。
食事をしながら晴れるのを待つが、風は強くなりガスがどんどん上がってきたので
諦め下山する。
大岳避難小屋から毛無岱へは樹林帯の中をガシガシ下る。
一段落して毛無岱の湿原に出ると、湿原はカラッと晴れており、登ってきた赤倉岳から大岳を振り返り眺めながら木道の道を歩いて行く。
降りると晴れるのはいつものこと、と思いながら毛無岱の階段に差し掛かると、
眼下には今まで見たこと無い眺めがあり、立ち止まる
ずーっと下って行く階段の先には、緑の湿原と神の田圃と呼ばれる池塘、その中を
1本の白い道になっている木道がずーっと続いている。
秋になればもっと幻想的な眺めなんだろうと、思いつつも階段の急さに膝が少し
悲鳴をあげていたので転がり落ちないよう注意しながら下る
下毛無岱の木道は上毛無岱の木道よりも状態が悪く、木道の上を水が流れていたり
踏むと端が派手に持ち上がったりするような状態で注意しながら先を急ぐ。
湿原を抜けるとまた樹林帯に入り、最後の急坂を膝を痛めないようゆっくりと下り、
酸ヶ湯温泉に到着した。
当初の計画では14時台のバスに間に合わないはずだったが、風呂に入っても十分間に合いそうなので、立ち寄っていく。
疲れのためか、買ったはずの入浴券を無くしたり、貴重品ロッカーの鍵を身につけず
風呂に入って、あれ、無くしたか?、などとドタバタしつつも、14時台のバスに乗り込み、バスと新幹線ではほとんどの時間を爆睡しながら帰宅した。
酸ヶ湯温泉からは別のルートで大岳に登るコースや、高田大岳から谷地温泉へ下るコースもあるようなので、次回は秋に温泉をベースに登れたら楽しいだろうな、などと
密かに計画する次第である。
juusinn005さん こんにちは!
八甲田に行かれたのか…と驚きましたが、ねぶた見物 毎年恒例なのですか
噴火口跡と湿原のコントラストが素晴らしい所ですね 。
仰る通り、丹沢と変わらない標高なのに景色が違いすぎる
私達は なかなか東北方面の山には行く機会がありませんが…
いつか行ってみたいな〜…と思います。
今度行かれるのは秋の紅葉シーズンですかね
何度かTVで見た八甲田は 確か秋の紅葉シーズンのときだったか?…
それはそれは綺麗でした
味噌カレー牛乳焼おにぎり………やりますね〜…青森県
itadakipink さん こんにちわ。
ねぶた見物もかれこれ8年連続でしょうか。
山に登ったのは去年の岩木山が最初で、それ以前は温泉めぐりばかりしてました
なにせ前回の塔ノ岳が地獄の暑さだったので、いくら東北北部とはいえ、景色と体感温度違い過ぎるだろ、と内心突っ込んでいました
今回行動中は水1リットルも飲んでないし
毛無岱の階段から見る景色は写真では伝えようのない絶景で、これは是非とも秋に行かねば、
という気分になりました
今回は、ねぶた前に蔦温泉、下山後に酸ヶ湯温泉で入浴しましたが、谷地温泉という素晴らしく鄙びた名湯もあるので、次回は酸ヶ湯に前泊して高田大岳から谷地温泉へ歩いてみたいものです
味噌カレー牛乳おにぎり、行動食として優れてますが、原型の大西というラーメン屋の味噌カレー牛乳ラーメンは話の種に1度食べれば十分ですね
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