onオベリスクin鳳凰三山、夜叉神から。
- GPS
- 09:19
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,615m
- 下り
- 2,617m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:17
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にポストあり 登山道は特筆するところはなし。 |
その他周辺情報 | 武田乃郷 白山温泉 http://www.hakusanonsen.com/goriyouannnai.html |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
芍薬甘草湯
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手拭い
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
地形図
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感想
職場の上司に元山屋がいて鳳凰三山が話題にのぼった。
なので話題だけにとどまらず私が登ることにした。
夜叉神登山口から行ったことがなかったのだが、知人も友人もみな夜叉神からの鳳凰三山をやったことがあるので、当然の如く挑戦することにした。
早朝なのに汗がダラダラ出てくるこの日。無風なのがその要因だ。ヘッデンすら汗のお陰で付けることが億劫になりいよいよもうダメというレベルに達したら直ぐに明るくなりだした夜叉神峠にたどり着いた。
ここからもひたすらジリジリと標高をあげる道のり。苺平までいい加減飽きるな〜と思いながらもコースタイムをだいぶ巻いて到着ができた。気持ちにゆとりが出来たのでここからはしばらく足取りも軽い、って下り坂だからだ。
南御室小屋ではテン泊したっぽい山ガールパーティーがいたので、眉間にしわ寄せて汗まみれの汚いオッサンはここで水汲み休憩も兼ねて少しだけ間をあける。
その後山ガールパーティーをすぐにやり過ごしぐいぐい登ると遂に視界が開け、砂払岳に出る。開放感と太陽感が同時に押し寄せて暑く、気持ちも熱くなる。
白峰三山、というものをクッキリクリアに至近距離で見るのは多分初めてで感動、というか興奮が酷い。その後この稜線上ではほぼ上機嫌な私であった。
薬師岳、そして観音岳と歩を進め、そこから遂に目指す地蔵岳を見据える。
2年前の記憶など曖昧でこの観音〜地蔵区間は想像以上にアップダウンしたので結構くたびれての到着。
途中でスイッと私を抜いていった男性がオベリスク登頂にトライしに行った。
何かのスイッチがここで入った。うん、俺も再挑戦しよう、と。
もう一人挑戦しに先行するハイカーさんがいたが二人とも直下のフィックスロープで諦めた。私は2年前にすでに諦めた。だから今回は諦めない、というかもう一度トライしてみる。
ロープを掴んだら前回はビビって気づかなかった小さなステップに足をチョンと乗せ、あとは力任せに登るのみ。最後は岩と岩の間でボルダリングで覚えたステミング気味に身体を固定させて登り切った。
オベリスク頂上からの眺めはもう格別で、見渡す限り霧にむせぶガス模様であった・・・
下りの方が物凄く怖くて足が震えたが肘をすりむきつつこれまたボルダリングのクライムダウン時に足の置き方を覚えたのが活きて無事下山。
帰り道は登り返しがどこにあったかだけを思い出しつつ頑張る。すぐに足が吊ってしまい再び芍薬甘草湯にお世話になった後はもうひたむきに進むのみ。
とは言え暑さで水分摂取が尋常ではなく小屋で炭酸飲料や水汲みを追加したので結局下山時も荷物が重く肩が凝った。
夜叉神峠からオベリスクまで日帰りピストンをやり遂げたのでもう思い残すことはない、鳳凰山。と思ったがよくよく考えればオベリスク頂上で絶景を見ることが叶っていない。もう一度トライか、と思いつつももうオベリスクに登るのは嫌だなあ〜とオベリスクに恐怖スイッチをonされて帰ってきた私だった。
bo-tyu-zaiさん おはようございます。
白嶺三山がくっきりですね。以前登った時は雲に隠れて全然見えなかったので羨ましい〜。その時は青木鉱泉からの周回でしたが夜叉神峠、気になってました。いつかそちらからチャレンジしてみます。でもオベリスクはリスク高いのでチャレンジしません。
ユズパパさん、こんにちは。
あの白峰三山が、この山座同定下手な私でも直ぐに認識できるほどよく見えました。これも朝のうちだけで地蔵岳に着く辺りではもう雲で隠れてしまったので、早出した甲斐があったというものです。
夜叉神からのピストンでは確かに疲れます。私も足の裏が痛くなり辟易でしたから。後述のエンノスケさんが言うように広河原に縦走するのが楽だと思いますのでその点踏まえてお考え下さい。
相変わらず毎週毎週飽きもせずに登ってますねえ。オベリスク登頂ナイスです!
オベリスクっていろんな山から良く見えますからね、赤ちゃんのおちんちんみたいにピンってwww 登頂したのは自慢になりますね。
あの、杖立峠とか、苺平とか、あのあたりのコースタイムっていい加減ですよね。私のような鈍足でも結構短縮出来てしまいます。しかし、、夜叉神峠登山口に車止めたのなら、地蔵岳から広河原に降りて、バスで戻るものですよ。また、全部引き返すとは! 世捨て人かと思いました(爆)
さすがは師匠です。
エンノスケさん、こんにちは。
オベリスクの登頂は後々感激が押し寄せてきて良かったなぁとしみじみ思い出しました。登り降りの最中は必死だったのでまあ無事でホッとした程度の気持ちでしたもので。
アニキが鈍足?黒戸で引き離された私はもう亀以下と言うことになりますなぁ。
でも、鳳凰三山はトレランの人も居て自分の足の早さというか強さが大したことないというのが分かって、よい意味で自分の鼻をへし折る機会だと感じました。自分よりも歳上の人達にグイグイ引き離される感じはなかなかたぎるものがありましたよ
それでもさすがに「ずっと歩いていたい」という気にはなれませんでした。
まだまだアニキの行きつく境地にはほど遠いと痛感しましたよ
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