白馬岳 2023-24板納の儀
- GPS
- 09:21
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,773m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 9:18
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【猿倉駐車場〜白馬尻小屋手前】 ・スキー&ブーツを担ぎトレランシューズ。1540からシール登行。 ・渡渉部には2か所共に仮設橋設置されている。 【白馬尻小屋手前〜村営宿舎】 ・意外と雪面は奇麗。 ・2120〜避難小屋までアイゼン装着。 ・2600雪切れ。夏道をスキー手持ち。 ・2650雪切れ。草付きをスキーのまま面を変える。 ・村営宿舎下は夏道完全露出。担ぐ。 【村営宿舎〜白馬岳〜スキーデポ地】 ・村営宿舎から稜線までにクレバスがあるが小さい。 ・担いだまま2770まで雪付きをツボ。 ・2770でスキーをデポして山頂往復。 【滑走】 ・スキーデポ地から村営宿舎まで滑走。 ・村営宿舎下は担ぐ。 ・2650雪切れ。草付きをスキーのまま面を変える。 ・岩室跡位まで快適滑走。 ・岩室跡から2100くらいまで地雷地帯。 ・その後、雪渓末端まで石はあるが過去に比べると少なく快適滑走。 ・下山後滑走面を確認したが小さな傷が3箇所のみ。 |
写真
感想
6月に入り滑走可能な場所も限られてきた。シーズン板納の儀として、まこっちゃんを誘い3シーズンぶりに白馬岳へ。
5時スタート予定だが、まこっちゃんは少し遅れて到着となる。準備完了の連絡をすると先行していてとの事で予定通りスタートする。
スキーとブーツを担ぎトレランシューズで快適にテクテク。林道脇には多くの花が咲いているのでパシャパシャする。透明のサンカヨウや少し紅色かかったウスベニニリンソウ等花を見ているのは楽しい。
白馬尻小屋跡下方で雪渓に乗るが、もう少々担ぎ上げた所でシューズをデポしスキー登行へ換装。石はそれなりにあるが雪面は思っていたほど荒れていない。
振り返ってもガスっていて景色はないので、杓子岳側からの落石に注意し淡々と高度を稼いで行く。
EL2100mから先の急登に備えクトーを付けようとしたが、ザックにクトーが入っていなかった。しかたなく爪を装着して担いで急登に取付く。大雪渓を登るのは3回目になるが初めてのシートラ。この急登も今まではクトーで登り上げていた。
先行者のステップはあるがトレースを使わずに登る。結構な高度感で今までよくクトーで登っていたなと思う。
避難小屋まで登ったら再びスキー登行に換装。先の村営宿舎下まで2回雪切れがあったが1回はスキーを外し手持ちで進み、もう1回はスキーのまま草付きをペタペタ歩いた。村営宿舎下からは夏道が露出するので担いで登る。
村営宿舎周辺ではウルップソウが咲き出していた。稜線に上がるのにスキーを履くのも、爪を付けるのも手間なのでスキーを担いだままツボで雪面歩き稜線手前でスキーをデポする。
白馬山荘まで登ると毛勝三山、剱・立山、裏銀や富山湾が見える。
風が冷たくなりシェルを着込み山頂を目指すと富山県側からガスが入り込みあっという間に真っ白。景色が無いまま白馬岳登頂〜。
景色も無いので山頂標柱をパシャったら即下山。
山頂宿舎まで戻りでエネ補給をしてからスキーデポ地まで降りスキーを装着し滑走。村営宿舎手前まで滑走をしていると登ってくるまこっちゃんと合流。山頂方面はガスで真っ白だったと報告すると降りるとの事。
村営宿舎脇でおやつタイム。まったりとおしゃべりをして過ごす。
スキーを担いで夏道を降り雪付きでスキーを履く。少し滑走したら雪切れとなりスキーのまま草付きをペタペタ水平移動。
その先の斜面は石も無いので快適滑走。急斜面手前からガスってきたので安全滑走。ガスを抜けるあたりから地雷が多くなり右往左往しながら高度を落としていく。途中で何度か石を踏むガリ音を聞いたが、過去2度の大雪渓滑走に比べると地雷は少なくそれなりの滑走感は味わえた。何度も立ち止まりその都度おしゃべりをしていたので降りるのにも時間がかかった。
デポしたシューズを回収して少し滑れば雪渓末端で滑走終了。
沢でスキーを洗ったら重荷を背負い林道歩き。おしゃべりをしながら花や景色を見て歩いていれば長い林道歩きも短く感じる。
駐車場まで降りたら無事下山。
駐車場は虫が多いのでさっさと荷物を積み込み第二駐車場まで移動して片付け。
今シーズンはなかなかスキーに行けず不完全燃焼だがこれにて板納とする。
これからはモチベーションを上げて夏山に向かいたい。
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