間に合うかもしれない 会津駒ヶ岳(キリンテへ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,370m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り後時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ドアをあけるとアブ襲来 滝沢登山口手前の駐車場 午前6時前で10数台は駐車していた キリンテから帰りのバス 320円(バス停はないがグランド前で降車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし 森林限界近くまでアブに付きまとわれる 特に大きいアブがしつこい(油断しないこと) 富士見林道 最初はやせた部分あり 草に隠れた足元及び頭上の木に注意 大津岐峠からキリンテの道 少し距離はあるがとても歩き易いつづら折りの道 トイレは、グランド駐車場、R352から林道に入ってすぐ所、駒の小屋にあり 水場の水はおいしいらしいが確認せず |
その他周辺情報 | 下山後「燧の湯」500円 露天アブ発生中入れないことはない |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
タオル
ストック
カメラ
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感想
まだ、間に合うかもしれないハクサンコザクラの群生に、ということで、昨年は風と雨と霧の中で山頂の標柱しか見ることができなかった会津駒ヶ岳にやってきました。まあ、霧と風の中でも十分満足した山行だったんですが。
前泊の村民グランドの登山者用駐車場には、私のほかに、小屋泊であろう千葉發1台、そしてご夫婦の車が1台だけ。夜中に目が覚めると空にはきれいな星と月、しかし2度寝をしてしまい、予定より出発が遅れてしまいました。何せ今日も36℃を超える暑さが予想され、できるだけ早い時間に登りだそうと思ったんですが・・・。空には雲もなく、水場まで苦しい上りで徹底的に汗を絞られ、シャツもタオルもグショグショ状態に。(まあいつものパターンですが)
それでも、森林限界を超えるころには少し涼しい風も吹いてくるようになりました。朝は晴れていたんですが、駒の小屋に着くころには少しずつ雲がでてきました。なかなか、池塘に青空というパターンにはいきません。
駒の小屋ベンチでお会いした小屋泊の山女2人組さんは、グランド駐車場にあった千葉發諒々でした。朝中門岳を往復して来たところで、これからキリンテに下りるそうです。この方々に遇わなかったら、暑さにやられ中門岳ピストンに終わっていたかもしれません。(富士見林道では、御池からという単独の方とあっただけ)
山頂であった昨日は燧ヶ岳という方によりますと、午後からは雨が降るかも雷もということなので、そんなにのんびりもしていられません。しかし、キンコウカ、ワタスゲ、特に小屋周辺から中門岳にかけてのハクサンコザクラの群落はなかなかで去りがたきものがありました。
さて、小屋で中門岳山バッジと手拭を購入し富士見林道へと突入します。最初は微妙なアップダウンの痩せた尾根、しだいにゆるやかな登山道へと変わっていきます。晴れていれば燧ヶ岳を見ながらの登山道、大津岐峠からキリンテへの道の後半は、きれいなブナなどの踏みならされた歩き易い道ですが、疲れもあり「いつになったら着くんだ!」と思いつつ下りました。途中から雨も降り出し、遠くで雷も響きだすころ、ようやくキリンテ登山口に到着、R352を桧枝岐方面に少し戻ったところにあるバス停で時間を見ると14:47発のバスまで50分ほどあります。
「えい、名物裁ちそば」と目の前のみやまえ食堂に飛び込み、すわっている従業員らしき女性に「裁ちそばお願いします」、と声をかけると私たちもいまお願いしたところと云われ、よく見ると千葉からの2人組じゃあないですか。色々と山の話をお聞きし、裁ちそばを食べ、親切な食堂のおかみさんに見送られ、強く降り出した雨と雷鳴の中会津バスに乗り込み、滝沢グランド駐車場へと向かいます。
青空の下でとまではいかないけれどこんな静かな会津駒もいいなあと、「燧の湯」につかりながらハクサンコザクラの少しアンバランスな姿を思い浮かべていました。
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