観音峯山、法力峠、みたらい遊歩道周回（もう、アケボノソウ？）

2024年06月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,068m
• 下り: 1,068m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:17

7:14 スタート地点
7:16 7:16 観音峰山登山口
7:44 7:50 第一展望台
8:24 8:28 観音平
8:33 8:46 観音の岩屋
8:57 9:04 観音峰展望台
9:31 9:31 観音峯山
10:11 10:11 三ツ塚
10:58 11:05 法力峠
11:50 11:52 母公堂・五代松鍾乳洞への分岐
12:53 12:53 稲村ヶ岳登山口
13:07 13:07 洞川温泉
13:13 13:13 龍泉寺
13:17 13:25 かりがね橋
13:27 13:30 龍泉寺
13:41 13:41 洞川温泉バス停
13:45 13:46 村営 洞川温泉センター
14:31 14:31 観音峰山登山口
14:31 ゴール地点

天候

晴れ後くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音峯登山口休憩所駐車場から周回
駐車場は、7時40分で90％くらいうまっていた。

コース状況／危険箇所等

全て、緩やかで安全なハイキングコースです。

その他周辺情報

洞川温泉センターで日帰り入湯できます。

写真

6/15 7:15

観音峯登山口
山上川にかかるつり橋を渡り入山

6/15 7:16

山上川
清流が流れています。

6/15 7:25

コアジサイが咲き乱れる登山道を登っていく。

6/15 7:25

コアジサイ
今日の登山道沿道にはいっぱい咲いていました。

6/15 7:34

観音の水
山の斜面から湧き出ている水場

6/15 7:43

ヒゲノカズラ
林床には、ヒゲノカズラがいっぱい。

6/15 7:49

ウツギ

6/15 7:50

第一展望所
展望所と書いてあったので、寄ってみたが展望はありません。

6/15 8:23

小さな鳥居が見えて、観音平に到着

6/15 8:24

観音平休憩所
南北朝の頃、護良（もりなが）親王が隠棲されたところとにこと。

6/15 8:29

お歌石
「よしの山花も散るらん天の川　くものつつみをくずすしらなみ
　この観音峰には、かつてこの歌が彫り込まれた石があり、「お歌石」として知られていました。けれども、石灰岩に彫り込まれたその文字は、いつしか風化して失われてしまいました。よって、ここに新たにお歌石を刻むしだいです。平成11年3月吉日」

6/15 8:54

観音峯展望台
今日は、午後からくもり、小雨とあり早起きして出てきたかいがあった。青空の元、360度の展望

6/15 8:55

オベリスクの向こうに稲村ヶ岳が見えます。

6/15 9:02

観音峯展望台では、登山道にロープが張られ、ベニバナヤマシャクヤクの花が保護されています。

6/15 9:04

これは色は似ているけど赤ぽこではありません。ジキタリスの新しい株です。ジキタリスは抜いても抜いても生えてきます。
観音峯の赤ぽこの自生地はジキタリスの繁殖に脅かされています。

6/15 9:06

ススキが原の向こうに大峰奥駆道も良く見えます。

6/15 9:08

観音峯展望台をあとに、緑の中を、山頂へ向かいます。

6/15 9:29

観音峯山山頂1347m
何もない山頂です。

6/15 9:37

三ツ塚への尾根道は、バイケイソウがいっぱいです。

6/15 9:43

台高、大峰山系といえば苔が魅力のひとつです。

6/15 10:07

三ツ塚山頂の直下でまん延するジキタリス
外来植物で山の生態系を壊す危険な植物です。

6/15 10:10

三ツ塚1380m
観音峯から、ずっと標高1300m以上の尾根歩きが続きます。

6/15 10:22

ユウマダラエタシャク
とグーグルレンズがいっています。

6/15 10:39

美しい緑です。

6/15 11:00

法力峠に到着。
健脚な人は、ここから稲村が岳に向かいますが、私たちは下山します。

6/15 11:06

コアジサイが咲く稲村が岳登山道を下山します。

6/15 11:23

マタタビ

6/15 11:46

ヤマアジサイ
The6月の花です。

6/15 11:51

ミズヒキ
この葉っぱの模様はよく見ます。

6/15 11:54

ヒトリガ
今日はアサギマダラも見たのですが、撮影できたのは蛾ばっかりです。すみません。

6/15 11:59

今、通っている道は、五代松新道というらしいです。

6/15 12:42

螳螂窟
カマキリが怒ったときの様な頭を上げた姿で洞穴に入ると頭を打ちやすいこと、人生頭を低くして生きるべしという意味が込められています。修験道一の行場です。

6/15 12:49

山上川沿いを行きます。
途中、渓流釣りの人に会います。

6/15 12:54

ヒメコウゾの実でしょうか
カラフルです。

6/15 13:05

洞川温泉街
大峰講の宿場で、レトロなまちなみです。
陀羅尼助丸を製造販売する店がいっぱいあります。

6/15 13:23

かりがね橋
龍泉寺から洞川自然研究路に入ったところにある長さ120m、高さ50mの大吊り橋です。

6/15 13:21

かりがね橋から洞川温泉街を見下ろします。
大パノラマです。

6/15 13:33

龍泉寺
修験者は宗派を問わず身を清めて八大龍王尊に道中安全を祈ってから、山上ヶ岳に向かうそうです。

6/15 13:45

洞川温泉センター
新しくて綺麗な日帰り温泉施設です。
温泉センターの裏からみたらい遊歩道に入ります。

6/15 13:53

大聖大権現
小さなお社です。
大きなトチノキがあります。

6/15 14:02

みたらい遊歩道を歩きます。
フラットで歩きやすい遊歩道です。

6/15 14:18

みたらい遊歩道の終点です。
ここから、5分ほどで、観音峯登山口のバス停を経て、スタートの登山口に帰ります。

【今日見た花々】
フタリシズカ
フタリシズカ以外にサンニンシズカやヨニンシズカもいました。
今日一番よく見た花です。

サワギク
よく見ました。

コナスビ
黄色の花三連発です。

ジガバチソウ
おっと、これは！
危うく、見落とすくらい地味なランです。

写真はピントがあいにくくうまくとれていません。

ニガナ

ウマノアシガタ
またも、黄色の花の連発です。

オニスゲ

マムシグサ

タチツボスミレの閉鎖花
スミレに閉鎖花というのがあるのをはじめて知りました。

ミゾホウズキ
今日は、黄色の花が多いです。

ツクバキンモンソウ

観音峯展望台のベニバナヤマシャクヤク

こちらは、まだ開いていません。

よく開いています。
きれいです。

白いヤマシャクヤクより時期が1月おそいのが特徴です。

こちらは、紅色が少し強い個体

ちょうど、見ごろで、今日もいっぱいハイカーが来ていました。

コフタバラン
歩いていると見落としそうな小さな目立たないランです。

米粒くらいの花で、小さすぎです。
とっても、面白い花のかたちをしています。
ピントがうまく合いません。

タニギキョウ
これもとても小さな花です。いっぱい咲いていてかわいいです。

ギンリョウソウ

ウワバミソウ
水の綺麗な沢沿いに生える山菜としても珍重されています。

シロバナニガナ

ヒメフウロ

ヤマゴボウ

アケボノソウ
今シーズン初見です。花びらみたいなのが、4枚のやつです。（標準は5枚）

秋の植物だと思っていたのに、季節はずれに咲いていました。
表紙の写真にします。
多分、皆さん観音峯の表紙の写真は赤ぽこだと思うので・・・

ユキノシタ

クリンソウ
保護しているところに、少しだけ残っていました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

マルヒコ

今日は、観音峯にベニバナヤマシャクヤク（通称：あかぽこ）を見に行きました。
あかぽこは満開で、展望台いっぱいに咲いており、これを目当てにカメラを抱えたハイカーもいっぱいいました。
このほか、登山道では、ジガバチソウやコフタバランなど普段お目にかかれない植物にも出会うことができました。（私は、コフタバラン押しですが、連れは、あまりにも地味で目立たない花なので、あかぽこ押しです。）
そして、なんといっても早咲きのアケボノソウに会ったことが、驚きでした。花びらが4枚の個体が一株だけ咲いていました。
展望では、観音峯展望台からの稲村が岳ほか大峰の山々の展望、かりがね橋から見下ろした洞川温泉の町の展望がよかったです。
今日も、良い山行でした。