ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6932937
全員に公開
沢登り
八幡平・岩手山・秋田駒

森吉山 連瀬沢 左俣

2024年06月15日(土) ~ 2024年06月16日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
13:05
距離
13.9km
登り
1,107m
下り
1,107m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:24
休憩
0:09
合計
11:33
6:48
2
スタート地点
6:50
6:51
12
17:14
34
17:48
17:55
8
18:03
18
2日目
山行
1:23
休憩
0:08
合計
1:31
6:56
6:57
3
7:00
7:01
14
7:15
5
7:20
7:26
28
8:14
1
8:15
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
こめつが山荘まで道路、一部ダートですれ違い困難
山行の2週間前からクライミング技術全般を指導した

手伝ってくれた仲間、着いてきてくれた後輩に感謝
2024年06月13日 05:20撮影 by  iPhone 11, Apple
6/13 5:20
山行の2週間前からクライミング技術全般を指導した

手伝ってくれた仲間、着いてきてくれた後輩に感謝
こめつが山荘を出発
2024年06月15日 06:48撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 6:48
こめつが山荘を出発
枝沢を連瀬沢本流へ向けて下降
2024年06月15日 08:05撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 8:05
枝沢を連瀬沢本流へ向けて下降
苦戦したが、良い経験になった
2024年06月15日 08:09撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 8:09
苦戦したが、良い経験になった
連瀬沢へと降り立つ
2024年06月15日 09:07撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 9:07
連瀬沢へと降り立つ
綺麗な渓相だが、ゴーロ帯で歩きにくい
2024年06月15日 09:50撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 9:50
綺麗な渓相だが、ゴーロ帯で歩きにくい
2024年06月15日 10:01撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 10:01
2024年06月15日 10:07撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 10:07
2024年06月15日 10:58撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 10:58
2024年06月15日 11:08撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 11:08
F1

左岸 高巻き
2024年06月15日 11:16撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 11:16
F1

左岸 高巻き
右岸を直登
ボロボロで苦戦を強いられた
ボロボロで苦戦を強いられた
2024年06月15日 11:45撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 11:45
2024年06月15日 11:47撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 11:47
F3の下段

右岸を直登
F3の下段

右岸を直登
2024年06月15日 13:01撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 13:01
2024年06月15日 13:06撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 13:06
F3上段

右岸を直登
F3上段

右岸を直登
ホールドが細かい上に脆い
ホールドが細かい上に脆い
苦戦したが、無事に突破

充実感のあるピッチだった
苦戦したが、無事に突破

充実感のあるピッチだった
後輩たちも頑張って登ってきた

教えたプロテクション回収も正確にこなす
2024年06月15日 13:32撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 13:32
後輩たちも頑張って登ってきた

教えたプロテクション回収も正確にこなす
右岸を直登
頑張る
2024年06月15日 14:09撮影 by  iPhone 11, Apple
1
6/15 14:09
頑張る
後輩たち
2024年06月15日 14:12撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 14:12
後輩たち
ツメの藪漕ぎは苦しかった

水芭蕉が束の間の癒しを与えてくれた
2024年06月15日 15:55撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 15:55
ツメの藪漕ぎは苦しかった

水芭蕉が束の間の癒しを与えてくれた
登山道に合流した

山人平は気持ちの良い湿原が広がる
2024年06月15日 17:01撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 17:01
登山道に合流した

山人平は気持ちの良い湿原が広がる
待望の山頂
2024年06月15日 17:43撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 17:43
待望の山頂
本日のゴールも近く、長丁場であったこともあって安堵の表情
本日のゴールも近く、長丁場であったこともあって安堵の表情
ここにC1
2024年06月15日 18:21撮影 by  iPhone 11, Apple
6/15 18:21
ここにC1
翌日

気持ちの良い青空が広がる
2024年06月16日 06:46撮影 by  iPhone 11, Apple
6/16 6:46
翌日

気持ちの良い青空が広がる
読図がだいぶ上手くなった

山を楽しむための下地がだんだん整いつつある2人
2024年06月16日 06:56撮影 by  iPhone 11, Apple
6/16 6:56
読図がだいぶ上手くなった

山を楽しむための下地がだんだん整いつつある2人
一ノ腰

あと少しだ
2024年06月16日 07:20撮影 by  iPhone 11, Apple
6/16 7:20
一ノ腰

あと少しだ
下山して充実感が一気に溢れてきた
1
下山して充実感が一気に溢れてきた
撮影機器:

感想

【はじめに】
先週に寒水沢の入渓点付近において沢登り体験会を実施し、遂に本格的な沢登りを行う山行をおこなうこととなった。

今回選んだのは森吉山に突き上げる連瀬沢である。この沢は私は初めてであった。それに加えて新人を2人引き連れたこともあり、今シーズン初の本格的な沢登りにしては野心的な計画であった。

【本番に向けて】
そのため新人と共にクライミングジムや近郊の岩場で、フリークライミングやロープワーク技術、登攀の一連の流れを何回も何回も練習した。

読図や気象などの基礎的な部分も今回に備えて何回も教えた。

【新人2人の成長】
読図に関しては前日に沢の分岐全てに印をつけさせた。

この成果なのか、新人2人は分岐という分岐を全て見逃さず、コンパスを合わせて正確なナビゲーションをしてみせた。本当に素晴らしい。

【連瀬沢について】
さて、連瀬沢についての感想だが、連瀬沢は思った以上に登りごたえのある沢だと感じた。

登山道から連瀬沢本流に向けて左岸の小さな支流を降りた。新人2人はここで苦戦をしていた。急な薮斜面を降る経験が初めてだったからであろう。想定時間の2倍を要した。これは場数を踏んで慣れるしかない。こうした地味な部分は決して沢登りの醍醐味とは言えないが、登山道のように整備されていないところをスムーズにこなせることは、沢登りを楽しむ上で重要なことだと私は思う。

本流はしばらくゴーロ帯(巨岩帯)が続いた。歩きにくいが、こうしたところもやはり慣れが必要であろう。効率の良い歩き方を運動神経に染み込ませることができたら、もっと沢登りを楽しめるようになると思う。

標高900mくらいでF1が現れた。登れそうだったが、時間が押していてこの先の所要時間も読めなかったことから左岸を高巻きした。

F2は右岸を直登した。岩が脆くて傾斜もあり、緊張した登攀となった。

F3は2段になっていた。下段はビレイなしで私が登り、新人2人は私が上からビレイした。上段はホールドが細かく苦戦を強いられた。この沢で最も難しい登攀となった。

F4は傾斜こそあるが岩が安定しておりホールドも豊富であったことから、私はビレイなしで登った。新人2人は上からビレイした。

F4を過ぎると穏やかな渓相が続いたが、登山道に出る最後のツメは沢を覆う薮が酷かった。私はなんとも思わなかったが、新人2人は初めての経験で苦しかったことだろう。

登山道に出るとそれまでの苦労を労ってくれるかのような絶景が広がっていた。夕陽に照らされる山人平の湿原とその先に鎮座する森吉山が、なんとも言えない美しさを放っていた。順調に登山道を歩き、避難小屋にC1して翌日にこめつが山荘に下山した。

今回は予定より長く時間を要してしまったが、新人2人を連れて無事に本格的な沢登りを完遂したことに充実感を感じた。新人2人は決して簡単とは言えない沢登り山行に着いて来れたことは自信として良いと私は思う。ただ着いてきただけでは無く、分岐ではナビゲーションをこなし、登攀では教えたことを正確にできたこと、本当に素晴らしい。登山を楽しむための下地が着実に身についてきている証だと私は思う。これからも一歩ずつ、登山を楽しんでいこう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:330人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら