森吉山で道を間違えた

2024年08月24日(土) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 12.6km
• 登り: 808m
• 下り: 807m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:00

6:57 こめつが山荘
7:04 森吉スキー場分岐
7:25 森吉山一ノ腰コース六合目
8:18 8:23 一ノ腰
8:30 8:32 雲嶺峠
8:51 9:02 森吉神社避難小屋
9:07 9:08 石森
9:20 9:23 森吉山阿仁避難小屋
9:45 稚児平
9:55 10:18 森吉山
10:25 稚児平
10:41 10:44 森吉山阿仁避難小屋
10:58 10:59 石森
11:06 11:09 森吉神社避難小屋
11:25 11:43 雲嶺峠
12:31 森吉山一ノ腰コース六合目
12:48 12:49 森吉スキー場分岐
12:55 12:57 こめつが山荘
12:57 ゴール地点

天候

晴一時曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

こめつが山荘から1.5km〜2.0km付近は急登な上、苔が付いた露岩帯で非常に滑りやすいです。滑った跡が幾つもありました。
下山時、一ノ腰の巻き道で道を間違えました。
視野を広くしていれば黄色テープや赤テープが付いている場所なので間違えることは無いと思いますが、雨上がりで滑りやすかったので足元に意識を集中していて見落としてしまいました。登山道は右にカーブしている場所なのですが、直進して悪路を下ってしまいました。間違える人が多いのでテープがあるのだと思いますが、テープのある場所が目線よりも高い場所にあったので気が付きませんでした。自分の不注意が招いたことですが、これから行かれる方は注意して下さい。

こめつが山荘に至る車道についてですが、山荘手前約1km辺りから狭い道に入ります。（標識があります）見通しの悪い場所もあります。狭くなってからの道は途中で離合することができませんの要注意です。前半の0.5km位は舗装路ですが、後半（山荘側）の0.5km位は未舗装です。
こめつが山荘前の駐車場は舗装されていて平です。

写真

8/23 17:37

こめつが山荘

8/24 6:56

こめつが山荘の玄関を入った所で登山届けを提出し、小屋に向かって右側から登山道が始まります。

8/24 7:02

前半は、歩きやすい登山道です。

8/24 7:06

樹林帯に入っていきます。

8/24 7:25

所々開けた場所があります。（1.2km地点）
ここまでは緩い登りです。

8/24 7:25

こめつが山荘　1.2km
一ノ腰　1.8km

8/24 7:44

少し進むと露岩帯の急登が始まります。
岩（石）に漏れなく苔が付いていて滑ります。
ここから4〜500mが一番キツイ登りでした。

8/24 8:01

一ノ腰と勘助道の分岐
左が一ノ腰
右が勘助道

8/24 8:20

一ノ腰頂上（1264.5m）
ここまでの登りもキツかった。

8/24 8:20

三角点がありました

8/24 8:31

下りは木道もあり、緩やかに下って行きます。

8/24 8:32

雲嶺峠
勘助道と合流
右側から下って来ました。

8/24 8:32

雲嶺峠の標柱

8/24 8:35

8/24 8:35

8/24 8:37

緩やかなアップダウンを繰り返すようになり、木道が設置された湿地帯もあります。

8/24 8:38

8/24 8:38

8/24 8:39

8/24 8:49

この辺りから視界が開けてきましたが、ガスっていて展望はありませんでした。

8/24 8:51

森吉神社避難小屋

8/24 8:51

山頂まで3.0km
一ノ腰まで1.0km

8/24 8:51

避難小屋

8/24 8:51

森吉神社

8/24 8:55

避難小屋内部
広くて綺麗
トイレも小屋の中にあります。

8/24 9:03

8/24 9:06

所々に池塘がありました。

8/24 9:09

石森（1308m）

8/24 9:09

石森からゴンドラ方面

8/24 9:15

カエル石
カエルに見えなくもない（笑）

8/24 9:15

周囲は真っ白

8/24 9:21

鐘がありました。
ここも熊の生息地なのかな？

8/24 9:21

避難小屋

8/24 9:22

避難小屋内部

8/24 9:23

トイレは別棟

8/24 9:22

8/24 9:26

山頂方面は真っ白

8/24 9:36

8/24 9:37

8/24 9:44

青空が覗いた。
山頂で晴れてくれると良いなぁ。

8/24 9:46

稚児平

8/24 9:46

稚児平にあるベンチ

8/24 9:46

山頂方面に木道が続きます。

8/24 10:10

森吉山山頂（1454.2m）
真っ白けっけ。展望無し。
残念

8/24 10:11

少し見えた

8/24 10:11

もう少し
ガスが切れないかなぁ・・・

8/24 10:11

少し粘りましたが、諦めて下山開始

8/24 10:24

稚児平

8/24 10:26

少しガスが切れてきた。

8/24 10:30

大分遠くまで見えるようになってきた。

8/24 10:34

徐々に視界が開けてきた。

8/24 10:41

山頂が見えた。
もう少し早くガスが切れて欲しかった。

8/24 10:41

登りの時にこれ位見えていたら山頂から見える展望に期待が持てたと思うのだが・・・ここから登り返す元気はなかった。

8/24 10:41

森吉山は雄大だなぁ。

8/24 10:42

避難小屋まで下って来ました。

8/24 10:47

一ノ腰も見えるようになりました。

8/24 10:56

石森
左がゴンドラ方面

8/24 10:57

右がこめつが山荘方面

8/24 10:57

振り返ると森吉山
カッコ良い山だな。

8/24 11:00

何度も振り返って見てしまう。

8/24 11:02

池塘を跨ぐ木道

8/24 11:03

一ノ腰

8/24 11:03

山頂では真っ白だったけど、森吉山の全容が見えただけ良かった。

8/24 11:04

森吉神社の避難小屋が近付いてきました。

8/24 11:06

避難小屋の前から森吉山が見えたんですね。
ここで見納めです。

8/24 11:07

森吉神社の御神岩

8/24 11:09

神社の建物内部

8/24 11:09

避難小屋

8/24 11:12

足元には可憐な花が咲いていました。

8/24 11:16

避難小屋から少し下ると一ノ腰が見えます。

8/24 11:17

少し色付いていました。

8/24 11:24

雲嶺峠に到着
一ノ腰には登らずに巻き道（左）に進みます。

8/24 11:28

道を間違えて悪路を標高差25m位下ってしまいました。
悪路でありながらも下れるので突き進んでしまいました。
巻き道なのにどんどん下るのは変だなと思い、戻ることにしました。

8/24 11:40

間違えた場所まで戻りました。
テープが張ってあったんだ。
滑って転けたくなかったので足元に意識が集中していてテープに全く気付きませんでした。
反省

8/24 11:52

松倉コース分岐
伐採作業のため入域不可の標識がありました。

8/24 11:52

標識がなければ分岐だと気が付かないかも知れません。

8/24 12:00

8/24 12:03

一ノ腰分岐まで来ました。

8/24 12:10

分岐から先の下りが苔むした露岩帯なので転けないように慎重に進みます。

8/24 12:30

紫陽花が咲いていました。

8/24 12:31

こめつが山荘まで1.2km地点まで戻って来ました。
ここからは歩きやすい道になるのでホッと一息

8/24 12:42

樹林帯を緩い下りが続きます。

8/24 12:55

こめつが山荘が見えてきました。

8/24 12:56

お疲れ様でした。

撮影機器：

OM SYSTEM Tough TG-7 OMデジタルソリューションズ

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

山賀大好

大気の状態が不安定な日が続いていて天気予報がコロコロ変り、山の天気が読み難かったのですが、北秋田市の時間予報では9時頃から晴時々曇。午後は晴マークだったので行って見ることにしました。
前日にこめつが山荘まで行って車中泊しました。夜間に更に一台が来ました。
こめつが山荘の玄関は開いていましたが、屋外にある水場も含めて水は出ませんでした。これから行かれる方は、飲料だけではなく手洗い用の水も持って行かれることをお勧めします。

夜中の2時頃、かなりの降雨がありました。天気予報では曇でしたので登山も無理かなと思いながら眠りました。
目覚まし時計により4時に目覚めました。外を見たところ曇空でした。先の天気が読めないので更に眠ることにしました。
6時前に目覚めて外を見たところ、雲はあるものの青空が広がっていました。
予定よりも2時間遅れになるけど行かないと後悔すると思い、急いで朝食を摂って出発準備をしました。

7時前に出発。昨日の天気予報では午後から晴マークでしたので、天候回復が少し早まったものと信じて疑いませんでした。
天気は良くなる傾向だと信じて登って行ったら真っ白。まっ、よくあることだと意に介しませんでしたが、やはり山頂では360度の展望を見たかった。
山頂から1km位下った辺りから高曇りになって山頂が見えるようになりました。森吉山の雄大な全容が見えただけでも良かったです。

下りでは、不覚にも道間違いをしてしまいました。
未明の雨で滑りやすくなっていました。転けたくなかったので足元ばかり見ていて視野が狭くなっていたためにテープを見逃してしまったことを大いに反省しています。
登山道は右にカーブしているのですが、直進してしまいました。荒れているのですが、行けてしまうのです。道が荒れているという自覚がありながらも行けてしまうので、部分的に荒れているのだろうと都合の良い解釈に陥っていました。標高差にして25m程下ったところで立ち止まって考えました。まだ下れる道が続いているように見えましたが、巻き道なのにこんなに下るのは不自然だと思い、雲嶺峠まで戻る決断をしました。
登り返したところで黄色テープを発見。何のことはない、こんな場所で道を間違えたのだと言うことが分かりました。・・・情けない。深入りしなくて良かったです。
視野が狭くなっていた自分が悪いのですが、ここは、行けてしまうと思える所なので、これから行かれる方は私と同じ間違いを起こさないように気を付けてください。

一ノ腰への分岐から先は急な下りが断続します。
苔むした露岩が続く場所があり、非常に滑りやすいです。
滑った跡を幾つも目にしました。私も転けそうになりました。未明まで雨が降っていたので苔が湿っていて非常に滑りやすかったです。転けて怪我をして歩けなくなったりしたら困るので細心の注意を払って下りました。
こめつが山荘まで1.2kmの標識から先は、一転して歩き易い道です。

土曜日でしたが、山中でお会いした方は3名でした。
後で知ったのですが、ゴンドラは電気設備の故障で運休していたのだそうです。ゴンドラが動いていないと登る方は少ないのかな？