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Yamareco

記録ID: 693424
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

鳳凰山 地蔵岳 - 美林と好展望のきついお山でした (@_@;)

2015年08月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:48
距離
13.7km
登り
1,994m
下り
1,987m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:59
休憩
0:27
合計
11:26
距離 13.7km 登り 1,994m 下り 2,006m
5:49
147
8:16
8:27
90
9:57
10:00
166
12:46
12:48
48
13:36
13:46
83
15:09
15:10
116
17:06
9
17:15
ゴール地点
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御座石鉱泉駐車場(無料)発着

★青木鉱泉HPに掲載されている”全面舗装”の道ですが、かなり距離があります。青木鉱泉近くまで全く道標が無いので不安になりますが、入口さえ間違わなければ一本道ですので信じて進む事。私は不安になって途中で引き返し、また戻って…時間をムダにしてしまいました。
コース状況/
危険箇所等
★特に注意を要するような危険箇所はありませんでした。
★鳳凰小屋〜観音岳への”近道”はかなり抉れています。
★鳳凰小屋から地蔵岳山頂までは、『修行』を覚悟してね!
★下山時の注意が1点あります。西ノ平を過ぎて御座石鉱泉まであと少しの場所に、コンクリートの大擁壁があります。ここには鉄階段がありますが、それを降りて暫くの間小石が浮いたザレた急斜面を降りる事になります。この山から降りてくる時には相当脚もへばっているでしょうし、御座石鉱泉は目と鼻の先なので、気が急いている事と思います。要するに…転ぶ可能性の高い場所です。尻もちぐらいならまだいいのですが、変な転び方をすると手や膝をやってしまいます。最後の最後で怪我をしてもつまらないので、ここは慎重を心がけて下さい。
ここに来るまでに一苦労でした…orz 御座石鉱泉の建物の上にそびえるのが最初のマイルストーン。崩壊地の上が旭嶽、その奥が燕頭山です。

あの高さにしては近すぎます!
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ここに来るまでに一苦労でした…orz 御座石鉱泉の建物の上にそびえるのが最初のマイルストーン。崩壊地の上が旭嶽、その奥が燕頭山です。

あの高さにしては近すぎます!
登山ポストは御座石鉱泉の玄関横にあります。トイレの横から登山道に入れば途中で投函出来ますよ。
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登山ポストは御座石鉱泉の玄関横にあります。トイレの横から登山道に入れば途中で投函出来ますよ。
準備体操をしっかり済ませ、フシグロセンノウに見送られて出発で〜す^^
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準備体操をしっかり済ませ、フシグロセンノウに見送られて出発で〜す^^
結構な美林なんです♪
1
結構な美林なんです♪
これ、相当お金かかったろうな〜
1
これ、相当お金かかったろうな〜
擁壁の脇の鉄階段を登って行きます。そばにはフジウツギ^^
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擁壁の脇の鉄階段を登って行きます。そばにはフジウツギ^^
ひと山越えると…駐車場?林道の終点になっている西ノ平に到着。
1
ひと山越えると…駐車場?林道の終点になっている西ノ平に到着。
大崩壊地のすぐ隣。慰霊碑があったので手を合わせました。
1
大崩壊地のすぐ隣。慰霊碑があったので手を合わせました。
ヤマアジサイ。
こちらはタマアジサイ^^
2
こちらはタマアジサイ^^
ソバナ。沢山さいています。
3
ソバナ。沢山さいています。
コウモリソウ。
コウヤボウキ。
咲いて間もないマルバダケブキ!状態が良いのを見たのは初めてです。薄暗い林の中ではっ!と目を引きます。
2
咲いて間もないマルバダケブキ!状態が良いのを見たのは初めてです。薄暗い林の中ではっ!と目を引きます。
アズマレイジンソウ。
4
アズマレイジンソウ。
レンゲショウマだ〜♡

自生のレンゲショウマは初めて!
5
レンゲショウマだ〜♡

自生のレンゲショウマは初めて!
ヒメシャジン。少しぽっちゃり。
4
ヒメシャジン。少しぽっちゃり。
ヤハズヒゴタイ。
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ヤハズヒゴタイ。
お〜!タマガワホトトギス
(^∇^)

これも初めて♪
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お〜!タマガワホトトギス
(^∇^)

これも初めて♪
ミヤマシシウド。
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ミヤマシシウド。
ようやく崩壊地の上までやってきました!
1
ようやく崩壊地の上までやってきました!
崩壊地と言えば…ミヤマコゴメグサ♪
3
崩壊地と言えば…ミヤマコゴメグサ♪
ヤマハハコ。
ミヤマアキノキリンソウ。
1
ミヤマアキノキリンソウ。
キオン。
一登りで祠のある旭嶽。下から見た大崩壊地の直上です。一休み〜〜

登っている間中、頻繁に落石の鈍い破裂音が聞こえてきました。
2
一登りで祠のある旭嶽。下から見た大崩壊地の直上です。一休み〜〜

登っている間中、頻繁に落石の鈍い破裂音が聞こえてきました。
崩壊地の中を望遠で。シナノナデシコのようです。
(*^^*)
4
崩壊地の中を望遠で。シナノナデシコのようです。
(*^^*)
マンネンスギ。
燕頭山までもう一息のはずだけど…笑っちゃうような急登が続きます〜〜 (>o<)
1
燕頭山までもう一息のはずだけど…笑っちゃうような急登が続きます〜〜 (>o<)
美しい場所に出ました!
2
美しい場所に出ました!
そこら中の樹にサルオガセが。。
2
そこら中の樹にサルオガセが。。
急登を終えて燕頭山に到着〜!

疲れを忘れるほど素敵な山頂です (♡∇♡)
3
急登を終えて燕頭山に到着〜!

疲れを忘れるほど素敵な山頂です (♡∇♡)
おにぎりを一つ食べて大休止。途中で追い抜いたソロのお姉さんが登って来たのでご挨拶。上でお泊りだそうです。

日帰りは忙しなくていけないな〜 (v_v)
3
おにぎりを一つ食べて大休止。途中で追い抜いたソロのお姉さんが登って来たのでご挨拶。上でお泊りだそうです。

日帰りは忙しなくていけないな〜 (v_v)
リスが樹の上を駆け回っていました^^
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リスが樹の上を駆け回っていました^^
暫く行くと見晴しが開けてきます。目指す地蔵岳。
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暫く行くと見晴しが開けてきます。目指す地蔵岳。
こちらは観音岳^^
3
こちらは観音岳^^
甲斐駒ケ岳には雲が〜
3
甲斐駒ケ岳には雲が〜
おや?こんなところにミヤコワスレ?
2
おや?こんなところにミヤコワスレ?
キンレイカ。良く見ると短い距がありますよ。
3
キンレイカ。良く見ると短い距がありますよ。
この登山道は美林が続きます!
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この登山道は美林が続きます!
ホタルブクロって何気に凄いです。街中でも咲いてるし、この後山頂までず〜〜っと咲いているのですから…
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ホタルブクロって何気に凄いです。街中でも咲いてるし、この後山頂までず〜〜っと咲いているのですから…
牛タン!
セリバシオガマ。
3
セリバシオガマ。
このようにしっかり整備されています。
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このようにしっかり整備されています。
ミヤマカラマツ。
2
ミヤマカラマツ。
抹茶オレ!
オトギリソウ。
ハリブキは裏側もトゲだらけ。試しに触ってみたら…結構刺さります。
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ハリブキは裏側もトゲだらけ。試しに触ってみたら…結構刺さります。
カニコウモリ。これもたくさん咲いていました。
1
カニコウモリ。これもたくさん咲いていました。
オサバグサだ!この一株だけでした。
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オサバグサだ!この一株だけでした。
見た目より頑丈ですよ。
1
見た目より頑丈ですよ。
ずいぶん近づいて来ました!
1
ずいぶん近づいて来ました!
サルオガセ。目の前にぶら下がっていたので、アップを^^
1
サルオガセ。目の前にぶら下がっていたので、アップを^^
観音岳と再会です。
随分デカくなったな〜 (@o@;)

左奥は薬師岳。ズームすると小さな岩峰が見えました。
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観音岳と再会です。
随分デカくなったな〜 (@o@;)

左奥は薬師岳。ズームすると小さな岩峰が見えました。
クギ!

ちょっと苦しい (^^;)
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クギ!

ちょっと苦しい (^^;)
そして、ミヤマシシウドの咲く鳳凰小屋に到着〜

(^∇^;)/
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そして、ミヤマシシウドの咲く鳳凰小屋に到着〜

(^∇^;)/
これはサンカヨウの実。花もいつか見てみたいです!
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これはサンカヨウの実。花もいつか見てみたいです!
ヤナギランは見頃を迎えようとしていました♪
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ヤナギランは見頃を迎えようとしていました♪
タカネグンナイフウロ。目立つ柱頭が特徴ですね。
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タカネグンナイフウロ。目立つ柱頭が特徴ですね。
トリカブト♪
鳳凰小屋のお花畑は見頃でした!

後でまた寄らせて頂きます。
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鳳凰小屋のお花畑は見頃でした!

後でまた寄らせて頂きます。
さぁ…最後の1Km!

でも高度差は350mもあるよ… (>_<)
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さぁ…最後の1Km!

でも高度差は350mもあるよ… (>_<)
応援団はコバノコゴメグサ!
1
応援団はコバノコゴメグサ!
山頂が見えてから、さらにキツくなる…´д` ;
3
山頂が見えてから、さらにキツくなる…´д` ;
おお!タカネビランジのブーケが!
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おお!タカネビランジのブーケが!
………きつかばい
4
………きつかばい
きつかー(;´Д`A
全然前に進めんとです。
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きつかー(;´Д`A
全然前に進めんとです。
それでもなんとか…
2
それでもなんとか…
朽木のプランター(^。^)
2
朽木のプランター(^。^)
砂地に入って30分弱…
ようやく稜線に到達しました〜
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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砂地に入って30分弱…
ようやく稜線に到達しました〜
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
さすが地蔵岳!
自然の祠だ〜( ^ω^ )
4
自然の祠だ〜( ^ω^ )
固有種のホウオウシャジン
(*^^*)
4
固有種のホウオウシャジン
(*^^*)
オベリスクの根元まで登ると祠がありました。
3
オベリスクの根元まで登ると祠がありました。
登りません。
賽の河原へ向かいましょう!
1
賽の河原へ向かいましょう!
甲斐駒ケ岳は相変わらず雲の中です…
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甲斐駒ケ岳は相変わらず雲の中です…
此処も見たかった場所です。
(^.^)
5
此処も見たかった場所です。
(^.^)
賽の河原に子授け地蔵とはミスマッチな感じがしますが…
σ(^_^;)
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賽の河原に子授け地蔵とはミスマッチな感じがしますが…
σ(^_^;)
絵になるお山ですね〜♡
5
絵になるお山ですね〜♡
昼食場所を探しに観音岳の方に歩きます。

ミヤマホツツジ。
パオーン!
6
昼食場所を探しに観音岳の方に歩きます。

ミヤマホツツジ。
パオーン!
お馴染みゴゼンタチバナ。
3
お馴染みゴゼンタチバナ。
暫く進むと、北岳がど〜〜ん!と見えてきます。
4
暫く進むと、北岳がど〜〜ん!と見えてきます。
仙丈ケ岳は手前の高嶺が邪魔してて良く見えませんね〜
2
仙丈ケ岳は手前の高嶺が邪魔してて良く見えませんね〜
イワイワの稜線がきれいですね
(*^^*)
3
イワイワの稜線がきれいですね
(*^^*)
ささ、北岳を眺めながらお昼にしましょう!
2
ささ、北岳を眺めながらお昼にしましょう!
いつものランチパックとランチパックもどき(byフジパン)。ツナマヨの方はパンクしてました (@o@;)
2
いつものランチパックとランチパックもどき(byフジパン)。ツナマヨの方はパンクしてました (@o@;)
ゆっくりお昼を頂きました♪

遠回りして”近道”を通って鳳凰小屋に戻ります。凸凹でアップダウンもあり、歩きにくい道です。雰囲気はいいんですけどね〜
2
ゆっくりお昼を頂きました♪

遠回りして”近道”を通って鳳凰小屋に戻ります。凸凹でアップダウンもあり、歩きにくい道です。雰囲気はいいんですけどね〜
..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .
6
..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .
タイツリオウギ。
6
タイツリオウギ。
ミヤマダイモンジソウ。かわいいです!

ここで前後して登ってきたソロのお姉さんに再会。近道まではまだ2ピーク程超えると聞きました。鳳凰小屋に泊まるご様子でした。
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ミヤマダイモンジソウ。かわいいです!

ここで前後して登ってきたソロのお姉さんに再会。近道まではまだ2ピーク程超えると聞きました。鳳凰小屋に泊まるご様子でした。
そろそろ見えなくなるようですね。名残惜しい景色です!
2
そろそろ見えなくなるようですね。名残惜しい景色です!
下の鞍部に道標が見えます。あそこから降りるのか。観音岳は目の前じゃないか…

でも今日は下ります。
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下の鞍部に道標が見えます。あそこから降りるのか。観音岳は目の前じゃないか…

でも今日は下ります。
ここから鳳凰小屋に戻ります。
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ここから鳳凰小屋に戻ります。
いい感じのヨツバシオガマはこれだけでした。
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いい感じのヨツバシオガマはこれだけでした。
タカネビランジともお別れです。楽しませて頂きました!
(≧∇≦)
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タカネビランジともお別れです。楽しませて頂きました!
(≧∇≦)
なかなか抉れまくった道でした。ここで顔ザブして生き返る!
2
なかなか抉れまくった道でした。ここで顔ザブして生き返る!
調査中。何だろう。レンプクソウにもコチャルメルソウにも感じが似てます…鳳凰小屋そばの沢にて。

判明:ホソバシュロソウ
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調査中。何だろう。レンプクソウにもコチャルメルソウにも感じが似てます…鳳凰小屋そばの沢にて。

判明:ホソバシュロソウ
お土産に鳳凰小屋のお水を持って帰ります。山バッジを買いました〜(^∇^)
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お土産に鳳凰小屋のお水を持って帰ります。山バッジを買いました〜(^∇^)
当初のプランではドンドコ沢を降りる予定でしたが、

1.時間が遅い
2.カメラの電池が無くなりそう

という事で、御座石コースを戻る事にしました。
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当初のプランではドンドコ沢を降りる予定でしたが、

1.時間が遅い
2.カメラの電池が無くなりそう

という事で、御座石コースを戻る事にしました。
途中からドンドコ沢を見下ろす。次はこっちだね!
1
途中からドンドコ沢を見下ろす。次はこっちだね!
この岩の上はいいですよ!
この岩の上はいいですよ!
種をつけたオウレンがたくさん!咲いてる時に見たかった!
種をつけたオウレンがたくさん!咲いてる時に見たかった!
結構ハイペースで降りて来ましたが、ここでは少しゆっくりしたいです。
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結構ハイペースで降りて来ましたが、ここでは少しゆっくりしたいです。
甘いものが食べたくなりました。
2
甘いものが食べたくなりました。
ここでゆっくり本でも読んで過ごすというのもいいかも。
(´-`*)
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ここでゆっくり本でも読んで過ごすというのもいいかも。
(´-`*)
静かにしていると、周りの樹をリスが駆け上がって行くのが見えます。
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静かにしていると、周りの樹をリスが駆け上がって行くのが見えます。
名残惜しいけれど、出発します。このくらいの積乱雲なら散りそうです。
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名残惜しいけれど、出発します。このくらいの積乱雲なら散りそうです。
最後はかなり膝に来て西ノ平でも少し休憩…
2
最後はかなり膝に来て西ノ平でも少し休憩…
谷合いはもう薄暗いです。見送ってもらったフシグロセンノウにただいま〜^^

きつかったけど楽しいお山でした!
おつかれやまでした〜 (^∇^)/
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谷合いはもう薄暗いです。見送ってもらったフシグロセンノウにただいま〜^^

きつかったけど楽しいお山でした!
おつかれやまでした〜 (^∇^)/

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

おととしからずっと考えていた鳳凰山・地蔵岳、登ってきました!
この山はキツかった〜 (>_<)

特に稜線下の鳳凰小屋から山頂までの最後の1Km、標高差350mの登りは本当に辛かった。お山のキャリアは大してありませんが、これまで歩いた山道の中でも群を抜いて辛〜い区間でした。

寝覚めが悪く、生あくびを噛み殺しながら中央高速を走り、韮崎インターからR20へ。桐沢橋を渡って原山神社の正面から林道入りします。青木鉱泉のHPに紹介されている全面舗装の道です。距離が長く、途中で不安になって引き返したせいで登山口入りが遅れてしまいました。ですが、眠気はすっ飛びました。

トイレを済ませ、登山届をポストに投函し、タヌキみたいな犬 (御座石鉱泉の飼い犬らしい)とフシグロセンノウに見送られてスタート。 御座石鉱泉からの尾根道ルートは美林が続き、急登の終わる途中ピークの燕頭山周辺は特に美しいモミとダケカンバの森でした。やはり美林の尾根道をゆるゆると高度を上げ、鳳凰小屋に到着。鳳凰小屋のお花畑は最盛期でした。豊富な冷たい水を分けて頂き、山頂へ。山頂が見えてからが大変!ズルズル滑る砂地の急斜面を、ほとんどへばった状態で日射しに焼かれながら一歩一歩…修行でした。稜線まで出ると見晴らしが開ける別世界。この鳳凰山は地蔵・観音・薬師の三峰からなる山で、まさに修行の末にたどりついた極楽浄土って感じです。

山頂のオベリスクはデカいです。5~6階建てのビル、20mぐらいはありそう。残置のロープがあって上まで登れるらしいのですが、根元の祠までで結構。タカネビランジがそこら中に咲いています。お地蔵さんが立ち並ぶ賽の河原を越え、観音岳との間の見晴らしの良い場所で、タカネビランジに囲まれて、正面にでん!とそびえる北岳を眺めながらお昼。風は微風で日射しがジリジリと暑かったです。

昼食をゆっくり済ませ、観音岳の直前まで行きましたが、今日はこれ以上は行かない事にします。”近道”を通って鳳凰小屋に戻り、一服しながら下山の事を考えました。尾根道ルートで登頂、下山は沢道(ドンドコ沢)ルートで青木鉱泉に下山、連絡道で御座石鉱泉に戻るというプランでしたが、登山口に行く途中で迷い出発が遅れた事と、上で時間を使い過ぎた事、そしてカメラの電池が無くなってきた事を考えて、尾根道ルートのピストンに変更。数々の滝を見られるドンドコ沢ルートは次回の楽しみとします。

前述のタカネビランジをはじめ、固有種のホウオウシャジン、自生のレンゲショウマ、タマガワホトトギス、ミヤマホツツジ、タイツリオウギなど初めて見る花も多かったです。

次に来る時ですが、中道〜薬師の方から回れば三山一気に行けるかもしれません。とにかく、地蔵を先に登ったら三山は無理!それとも…観音・薬師二座の周回でもいいかな〜 (^-^)

楽しかった鳳凰山、また来ます!
おつかれやまでした〜 (^∇^)/

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コメント

素敵ですねえ(*^_^*)
tokumuraさん

こんばんは。

日帰りで歩いてしまうとは、さすがですね。
美しい森、心が洗われますね。
素敵!燕山までくらいなら行けるかな^^;

まだ実際に見たことがないキノコが!
牛タンはカンゾウタケでしょうか。
アイタケらしきものも気になります。

暑いのでゆっくり休んで、
身体を回復させてくださいね。
またのレコお待ちしてます!

con
2015/8/12 23:03
素敵な発見でした!
conroyさん
こんにちは!

さすがだなんて、とんでもない!
ヤマレコでは『三山日帰り普通だろっ!?』って雰囲気が感じられますから…(^^;)
いや…きっと、そういう感じ方をする事こそ問題なんでしょう。

この山、おととしぐらいから行きたいと思ってました。でも、『行くのなら一丁俺も…三山日帰りで!』って考えてまして。体力に自信が持てず、ずっと二の足を踏んでいて延期また延期…。最近ようやくそういう自分がバカに思えるようになりまして…。お恥ずかしい話です (^^;) 踏ん切りがついたら即行動出来ました。

ドンドコ沢ルートがメジャー過ぎて、燕頭山ルートの方はネット上にもあまり情報が無いのです。つまらない道なのかな〜と期待していなかったんですが、綺麗な森の中をずっと歩くコースでした。行ってみないとわからないものです!

キノコは他にもたくさん生えてましたけど、牛タンと抹茶オレは特に目を引きました!紅天狗さんも!

燕頭山はですね〜、ケーブル下から丹沢大山を登るのと似たような感じでしょうか。登山口から見上げると、『あれを越えなきゃならないの!?』って、スタート前から泣きが入るほど威圧されちゃいます(^^;)

conroyさんファミリーも、2~3年のうちにチビちゃんも揃って鳳凰山、登頂できますよ!楽しみですね〜^^
2015/8/13 14:39
本当に、美林ですね
tokumuraさん、こんにちは
遅コメ失礼します。
私は、夜叉神から入り、このコースを下りにとったことがありますが、久しぶりの山行でトレーニング不足だったため、みごとに足にきて、最後は何度も転びながらの下山で遭難寸前になりました。
なので、こんなにきれいな林であることにまったく気づきませんでした。
tokumuraのレコ見ていたら、また、行きたくなりましたよ。
お花 がかわいく撮られていますね。
でも、ミヤマホツツジのぱおーんと牛タンには共感でき、笑ってしまいました。
2015/8/15 13:31
Re: 本当に、美林ですね
hyouchanさん
こんばんは^^
コメントありがとうございます! (^∇^)/

2週前に赤岳に登って足はバッチリ!のはずでしたが、私も最後の最後で何度か転んでしまいました (^^;)。コンクリの大擁壁の下が小石浮くザレ斜面で、『最後にこれは勘弁してくれよ〜(T_T)』って感じでした。下山後、何か見忘れてる…としっくり来なかったのですが、富士山なんです。富士山は観音岳から南でないと見えないんですね。残り二山もいつか行きます^^

林は、丹沢同角を思い出しながら歩いていました。険しさも生えている樹も全然違うのですが、雰囲気が似ているな〜と思いました。綺麗でしたよ!お花も意外にたくさん咲いていて、良かったです!
2015/8/15 20:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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