尾瀬ヶ原反時計周回 1泊2日トレッキング


- GPS
- 10:19
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 749m
- 下り
- 551m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:11
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:06
天候 | 初日:晴天 2日目:曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
熊スプレー
|
感想
来月予定の幌尻岳占冠陽希コース:ロード歩き17kmの準備を目的に、18年前、私の登山を゙始めるきっかけとなった尾瀬ヶ原の周回コースを細君といっしょに歩いてきました。
万全の準備をして挑みましたが、御池登山口でスタート直後からスマホをトイレに置き忘れる。次は登山届のボックスが見つからず係員に聞きに行くと、今は紙ベースの登山届は廃止しコンパスを使ったweb手続きのみという。今回からココヘリを活用した為、事前に登山計画をココヘリにリンクしていたのだったが、初めてのことでそれで良いのか半信半疑のままスタート。
初日は風もなく快晴!遠望もよく絶好の日和となりましたが、尾瀬も夏のようにどんどん気温が上昇。暑さのせいか、細君の体調低下もあり、三条の滝には降りずに温泉小屋に直行し昼食。すると爆音が近ずいてきて上を見ると貨物を温泉小屋に空輸するヘリでした。爆音とともに烈風と土埃に包まれる。ホバリングしたままドラム缶(200k)×5缶等の荷を下ろし、小屋から出す荷を引き上げて疾風のように飛び去っていきました。至近距離でヘリでの荷揚げの一部始終を見れたのは初めてでした。
朝食が済んで宿泊予定だった東電小屋に向けて歩きだすと、細君が「ダメだぁ〜」と言う。トラブルの連鎖!足元を見ると、登山口のゴム底がバフバフと剥がれてそうな状態!3年ぶりに履く軽量タイプのシューズだったので、事前に半日程度履いて、ゴム底の点検をして挑んだ結果であった。
応急処置を考えたが、今回に限ってビニルテープさえ持っていなかった。紐など使えそうな物を探すと伸縮性のあるテーピング用のテープが僅かに30cm残っていただけだった。
ゴム底は踵部分を残して完全に剥がれていなかったのが幸いした。ベンチに座り、テープでなんとかゴム底がバクバクしないように出来て再スタート。負荷をかけないように木道をゆっくり歩き無事に東電小屋に辿り着く。小屋の方にゴム底の件を相談。インシュロック5本をわけていただき補強できた。これで翌日も歩けそうと一安心。
そんな事もあり、初日は距離約10kmを約5時間かけて(時速2km)の超スローペースのトレッキングでした。
東電小屋に14時にチェックイン。個室を予約していました。部屋は2階で窓からも至仏山は見えるお部屋。超熱い一番風呂(シャンプー・ボディソープ付きでした)に入り、涼しく静かな異空間で至仏山の眺望と鳥のさえずりをつまみにしてビール。山小屋とは思えないほど充実した設備で、こんなにまったりでしたのは初めてでした。
2日目 「曇りのち晴れ」の予報はハズレ!
ゴム底のトラブルで初日に予定した尾瀬ヶ原の牛首分岐までのコースを歩けていなかったので、予定を早めて7時に小屋をスタート。インシュロックでゴム底を補強したとは言え万全ではないし、沼山峠まで標高差400mと距離は約17km。木道だけではなく急峻なゴーロ場も続くコースもあるし、バスの運行時刻も考え、尾瀬ヶ原はヨッピ橋から竜宮十字に向かい見晴に至るコースとしました。
高山植物は例年よりも2週間程度開花が早かったそうで、数はとっても少なかったですが背の低いニッコウキスゲは一輪開花していたり、かろうして水芭蕉の花もまだ残っているところもありました。風も少なく、湿原の池塘は美しく、逆さ至仏山も見ることができました。
見晴から標高差200m登った沼尻かで来ると気温が下がり、冷たい風も吹はじめ、やがてポツリポツリと雨。
雨が本降りになりそうで、尾瀬沼ビジターセンターに寄って昼食を摂る予定を変更し、大江湿原から直に12時50分出発のバスが待つ沼山峠駐車場まで猛ダッシュ!大江湿原から樹林に入ると雨にうたれなく、雨具は使わず、頻繁にコム底の状態を確認しながら木道を上り12時15分に到着。平均時速3.4kmで歩けました。なんとかゴム底が頑張ってくれました。昼食を摂りながらバスを待とうとすると、「12時20分に出ますよ〜!乗りますかぁ〜」と声かけられた。臨時便があったのです。そのままバスに乗車し運転席の直ぐ後に座ると発車。バス内は私達だけの貸し切り状態で、運転手がカーブ道をフランクに観光案内をして下さいました。下車時に一人600円のバス料金を運転士さんにお支払いして雨が本降りの御池到着。
温かい蕎麦を食べたくなり道の駅に直行しました。
2日目は状況判断も良かったかもしれませんが、今回の目的だった幌尻岳に挑むポイントとしての17km歩けるかという確認と反省。また不要な物品や不足装備等も明らかになりました。
次は五竜岳に登り、最終調整をしてから北海道に向かおうと思案中です。
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