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Yamareco

記録ID: 695336
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

北穂〜奥穂〜前穂まで縦走

2015年08月08日(土) ~ 2015年08月10日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
T-moto その他3人
GPS
--:--
距離
26.5km
登り
2,455m
下り
2,450m

コースタイム

1日目
山行
6:05
休憩
1:05
合計
7:10
7:10
10
上高地バスターミナル
7:20
50
河童橋
8:10
8:20
60
明神館
9:20
9:30
50
徳沢
10:20
11:00
55
横尾山荘
11:55
12:00
140
本谷橋
14:20
涸沢ヒュッテ
2日目
山行
5:30
休憩
1:50
合計
7:20
6:40
10
涸沢ヒュッテ
6:50
7:00
160
涸沢小屋
9:40
9:55
0
北穂高岳
9:55
11:00
5
北穂高小屋
11:05
75
北穂高岳
12:20
65
最低コル
13:25
13:45
15
涸沢岳
14:00
穂高岳山荘
3日目
山行
6:55
休憩
1:15
合計
8:10
6:30
40
穂高岳山荘
7:10
7:30
90
奥穂高岳
9:00
9:05
25
紀美子平
9:30
9:40
20
前穂高岳
10:00
10:10
130
紀美子平
12:20
12:40
100
岳沢小屋
14:20
14:30
10
河童橋
14:40
上高地バスターミナル
本当は五竜岳を終えた後、経験をつんでから奥穂高に向かうつもりでしたが、まさか先に討伐することになりました。五竜岳はどうしよう…
天候 晴れ〜3日目のみ午後から曇り
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな駐車場にとめてバスで上高地へ
コース状況/
危険箇所等
北穂〜涸沢岳は初心者お断りって感じのルートでした。
重太郎新道は下りでもきつかったです。
登りだと日が落ちるまでに山荘へ間に合わない人が幾人かいて、山荘からレスキューされた人もいました。その人は20時半過ぎに付き添われながら無事到着してました。ご無事で何よりです
レコに乗せる人は、体力や経験などから自信があり、大丈夫な人が多いですが、体力、技術がある人が使うべきルートであると実感しました。早立ち、もしくは途中撤退も視野に入れるべきかと思います
登山届けを提出
2015年08月08日 06:58撮影 by  NEX-3N, SONY
8/8 6:58
登山届けを提出
上高地からずっと歩いてきて3時間…
ようやく登山道入り口です
2015年08月08日 11:01撮影 by  NEX-3N, SONY
8/8 11:01
上高地からずっと歩いてきて3時間…
ようやく登山道入り口です
沢を渡る橋
この橋は2箇所あります
何かの撮影かカメラマンがいました
2015年08月08日 12:00撮影 by  NEX-3N, SONY
8/8 12:00
沢を渡る橋
この橋は2箇所あります
何かの撮影かカメラマンがいました
一部紅葉?
2015年08月08日 12:19撮影 by  NEX-3N, SONY
8/8 12:19
一部紅葉?
涸沢ヒュッテが見えてきた
2015年08月08日 12:55撮影 by  NEX-3N, SONY
8/8 12:55
涸沢ヒュッテが見えてきた
雪が出てきました
2015年08月08日 13:24撮影 by  NEX-3N, SONY
8/8 13:24
雪が出てきました
涸沢ヒュッテ
本日のお宿
土日なのにふとん1つに1人で快適睡眠
19年ぶりの山小屋泊となりました
誰かが言ってましたが、「居酒屋」という表現はあっていると思いました
2015年08月08日 14:19撮影 by  NEX-3N, SONY
8/8 14:19
涸沢ヒュッテ
本日のお宿
土日なのにふとん1つに1人で快適睡眠
19年ぶりの山小屋泊となりました
誰かが言ってましたが、「居酒屋」という表現はあっていると思いました
涸沢のテント場
2015年08月08日 17:47撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/8 17:47
涸沢のテント場
涸沢ヒュッテからのモルゲンロート
2015年08月09日 05:02撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 5:02
涸沢ヒュッテからのモルゲンロート
涸沢ヒュッテからのモルゲンロート2
2015年08月09日 05:03撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/9 5:03
涸沢ヒュッテからのモルゲンロート2
鎖場が出てきます
みんな、ヘルメットは小屋を出ているときに既に装着
2015年08月09日 08:07撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 8:07
鎖場が出てきます
みんな、ヘルメットは小屋を出ているときに既に装着
しばらく登ると富士が見えました
写真でわかるかな・・・
2015年08月09日 09:06撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 9:06
しばらく登ると富士が見えました
写真でわかるかな・・・
北穂からの景色
写真順番待ち中、景色を撮ってました
槍が見えその後ろに鹿島槍や五竜まで見渡せて、絶景でした
2015年08月09日 09:37撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/9 9:37
北穂からの景色
写真順番待ち中、景色を撮ってました
槍が見えその後ろに鹿島槍や五竜まで見渡せて、絶景でした
白山が見えます
2015年08月09日 09:37撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/9 9:37
白山が見えます
去年日帰りで登った笠ヶ岳…
限界点を教えられた山でした
2015年08月09日 09:37撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 9:37
去年日帰りで登った笠ヶ岳…
限界点を教えられた山でした
という訳で、北穂山頂〜
この後、小屋でお昼ゴハン
2015年08月09日 09:41撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/9 9:41
という訳で、北穂山頂〜
この後、小屋でお昼ゴハン
今日はあそこに行くのか…
2015年08月09日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 9:43
今日はあそこに行くのか…
中央アルプスか、それとも南アルプスなのか
2015年08月09日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 9:44
中央アルプスか、それとも南アルプスなのか
鹿島槍などアップ
本当に景色が綺麗でした
2015年08月09日 09:47撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 9:47
鹿島槍などアップ
本当に景色が綺麗でした
縦走中〜
自分は本当にこの道を通ってきたのか…
2015年08月09日 12:08撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 12:08
縦走中〜
自分は本当にこの道を通ってきたのか…
休憩中にしか写真が撮れない…
撮る余裕がない…
2015年08月09日 12:08撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/9 12:08
休憩中にしか写真が撮れない…
撮る余裕がない…
最低のコル
キメラの翼が欲しい・・・
2015年08月09日 12:23撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/9 12:23
最低のコル
キメラの翼が欲しい・・・
山頂間近
ここにくる直登が危険な箇所の連続で本当に怖かった
高所恐怖症は克服できそうにないです・・・
2015年08月09日 13:20撮影 by  NEX-3N, SONY
8/9 13:20
山頂間近
ここにくる直登が危険な箇所の連続で本当に怖かった
高所恐怖症は克服できそうにないです・・・
山頂での記念撮影
2015年08月09日 13:26撮影 by  NEX-3N, SONY
2
8/9 13:26
山頂での記念撮影
自分が通ってきたルートを振り返る
ソロだと確実にこれなかったルート
教えてくれる人が一緒でよかったと思う
2015年08月09日 13:27撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/9 13:27
自分が通ってきたルートを振り返る
ソロだと確実にこれなかったルート
教えてくれる人が一緒でよかったと思う
朝日前にもう登っている人がいる
山頂で見るのかな
2015年08月10日 04:32撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/10 4:32
朝日前にもう登っている人がいる
山頂で見るのかな
御来光その1
2015年08月10日 05:01撮影 by  NEX-3N, SONY
2
8/10 5:01
御来光その1
御来光その2
2015年08月10日 05:02撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 5:02
御来光その2
奥穂高山頂からの槍ヶ岳
その後ろに見える北アルプス
3日間晴れてくれて本当によかった
2015年08月10日 07:18撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 7:18
奥穂高山頂からの槍ヶ岳
その後ろに見える北アルプス
3日間晴れてくれて本当によかった
笠ヶ岳
2015年08月10日 07:18撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 7:18
笠ヶ岳
白山も見えます
2015年08月10日 07:18撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/10 7:18
白山も見えます
右から
焼岳
乗鞍岳
御嶽山
噴煙まで見えますね
2015年08月10日 07:18撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/10 7:18
右から
焼岳
乗鞍岳
御嶽山
噴煙まで見えますね
あの2つの山は何だろうか
2015年08月10日 07:19撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 7:19
あの2つの山は何だろうか
順番待ちで非常に時間がかかるのと逆光で何が写っているのかさっぱりわからなかったので反対側のこの位置から撮りました
第3位奥穂高、制覇です!!
2015年08月10日 07:21撮影 by  NEX-3N, SONY
2
8/10 7:21
順番待ちで非常に時間がかかるのと逆光で何が写っているのかさっぱりわからなかったので反対側のこの位置から撮りました
第3位奥穂高、制覇です!!
今日、行くルート
2015年08月10日 07:21撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 7:21
今日、行くルート
あそこまで降りるのか・・・
2015年08月10日 07:22撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/10 7:22
あそこまで降りるのか・・・
この岩は一体・・・
2015年08月10日 08:38撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 8:38
この岩は一体・・・
ザックをデポして前穂高にアタックしました

三角点ありますね
2015年08月10日 09:32撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 9:32
ザックをデポして前穂高にアタックしました

三角点ありますね
少し、ガスが出てきました
午後から曇り、下手したら雨が振るということなのでさっさ登山
2015年08月10日 09:33撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 9:33
少し、ガスが出てきました
午後から曇り、下手したら雨が振るということなのでさっさ登山
先端に立つのには勇気がいります
2015年08月10日 11:00撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/10 11:00
先端に立つのには勇気がいります
カモシカの立場から岳沢パノラマを見上げてみる
あんなところから降りてきたのか・・・
2015年08月10日 11:27撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/10 11:27
カモシカの立場から岳沢パノラマを見上げてみる
あんなところから降りてきたのか・・・
岳沢小屋直前はお花畑でした
2015年08月10日 11:56撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 11:56
岳沢小屋直前はお花畑でした
2015年08月10日 11:57撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 11:57
2015年08月10日 11:58撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 11:58
2015年08月10日 11:58撮影 by  NEX-3N, SONY
8/10 11:58
岳沢小屋
直前でこけるも、ジャンピング立ち上がる
2015年08月10日 12:38撮影 by  NEX-3N, SONY
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8/10 12:38
岳沢小屋
直前でこけるも、ジャンピング立ち上がる
天然のクーラー
2015年08月10日 13:39撮影 by  NEX-3N, SONY
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8/10 13:39
天然のクーラー
何とか出口まできました
見えて気が緩んだのか枝に引っかかり、胸から激しく地面に打ち付けました。幸い右手でカバー
2015年08月10日 14:10撮影 by  NEX-3N, SONY
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8/10 14:10
何とか出口まできました
見えて気が緩んだのか枝に引っかかり、胸から激しく地面に打ち付けました。幸い右手でカバー
戻ってきました。
観光客、多いです
下山後は上高地ソフトクリームを食べました
2015年08月10日 14:28撮影 by  NEX-3N, SONY
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8/10 14:28
戻ってきました。
観光客、多いです
下山後は上高地ソフトクリームを食べました
撮影機器:

感想

会社の人から2泊3日の奥穂高のお誘いがあり、ふたつ返事で答えました。
岩場や鎖など経験値はあまりないですが、誰かといることで教えてもらうことができる。
行動時間も1日6〜7時間だしいつもの自分からすると、行けるだろうと軽い気持ちでした。

1日目はほぼ移動のみで、ゆっくりのんびり、途中にある中継地点で必ず休憩するというゆったりぶり
19年ぶりの山小屋も体験しました
寒いというよりも暑くて寝れませんでした。
しかも2日とも、こればかりは予想外。

2日目はうってかわって。急登、大パノラマ。生きててよかったと思えるほどの絶景を堪能しました。
北穂への登りで始めて落石も体験。コース外とはいえ、ゴロゴロと岩が大量にスベリ落ちていくさまは唖然と見つめるしかなかったです。

そして、高所恐怖症との闘い!

北穂〜涸沢岳はまさに落ちたら死亡。こんなところ本当に通るのか! 冒険の舞台に相応しいんですが、高所恐怖症の自分はまともに下を見ることもできず、景色を楽しむ余裕もなく、おかげで写真は休憩中の少しのみとなってます。

穂高山荘からみた星空もまたよかったです

3日目は疲れがたまったのか朝から調子が悪く、食欲もありません。おなかも壊してました。
そのまま下山することも考えましたが、できる限りのフォローはする「行きましょう」と言われたのでみんなについていくことにします。
最初はテンション激下がりの状態でスタート

奥穂で体が温まったのか少し体調が戻り、前穂との分岐の紀美子平くらいでなんとか回復
(ここで1番できるベテラン1人がトイレに行きたいからさっさと下山すると言い残し先に沢岳小屋へ)
前穂を往復してきたところで朝ごはんをあまり食べなかったツケがきて一度ガス欠。

カロリーメイトとウィダーイン、ポカリを飲み干し何とか岳沢小屋までたどり着きましたが、右足に力があまり入らなく沢岳直前で一度こける。
この時はマンガのようなジャンピングで起きましたが、本当の最後

上高地の登山道入り口にて派手にこけました
見えた! と思った矢先、前方に気をとられていた所為でしょうか。
木の枝に足をとられ、胸から地面に派手に叩きつけられました。
何とか右腕で衝撃を抑えることが出来ましたが腕で衝撃が和らいだとは言え、打ち付けた衝撃でしばらくはまともに息ができませんでした

突然、ヒーローのごとく現れた外人さんに助け起こされ、「OK?」と聞かれましたが、最初は大丈夫とジェスチャーで親指をあげるだけで精一杯
しばらくすると息も出来、「OK」と自分の返事聞いたのち、お礼も聞かず立ち去られました。


まさか、最後の最後にこのような落とし穴が待っているとは油断大敵でした…

最後にお礼を

下山時の前穂高の分岐から岳沢まで付き合ってお姉さん、一番足の遅い自分のペースについてきてくれて本当にありがとうございました。
お話も出来、楽しかったです

上高地直前で倒れた自分に「大丈夫ですか」と声をかけてくれたお2人。ありがとうございます。心配かけてしまいました。

そして、ここを見てるかわかりませんがヒーローのように助け起こしてくれた外人さん、ありがとうございます。
自分もすぐそのような行動が取れる人間になろうと思います。

長々と思ったことを書いた、つたない文章ですが、最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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