北穂〜奥穂〜前穂まで縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,455m
- 下り
- 2,450m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:10
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:20
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:10
天候 | 晴れ〜3日目のみ午後から曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂〜涸沢岳は初心者お断りって感じのルートでした。 重太郎新道は下りでもきつかったです。 登りだと日が落ちるまでに山荘へ間に合わない人が幾人かいて、山荘からレスキューされた人もいました。その人は20時半過ぎに付き添われながら無事到着してました。ご無事で何よりです レコに乗せる人は、体力や経験などから自信があり、大丈夫な人が多いですが、体力、技術がある人が使うべきルートであると実感しました。早立ち、もしくは途中撤退も視野に入れるべきかと思います |
写真
感想
会社の人から2泊3日の奥穂高のお誘いがあり、ふたつ返事で答えました。
岩場や鎖など経験値はあまりないですが、誰かといることで教えてもらうことができる。
行動時間も1日6〜7時間だしいつもの自分からすると、行けるだろうと軽い気持ちでした。
1日目はほぼ移動のみで、ゆっくりのんびり、途中にある中継地点で必ず休憩するというゆったりぶり
19年ぶりの山小屋も体験しました
寒いというよりも暑くて寝れませんでした。
しかも2日とも、こればかりは予想外。
2日目はうってかわって。急登、大パノラマ。生きててよかったと思えるほどの絶景を堪能しました。
北穂への登りで始めて落石も体験。コース外とはいえ、ゴロゴロと岩が大量にスベリ落ちていくさまは唖然と見つめるしかなかったです。
そして、高所恐怖症との闘い!
北穂〜涸沢岳はまさに落ちたら死亡。こんなところ本当に通るのか! 冒険の舞台に相応しいんですが、高所恐怖症の自分はまともに下を見ることもできず、景色を楽しむ余裕もなく、おかげで写真は休憩中の少しのみとなってます。
穂高山荘からみた星空もまたよかったです
3日目は疲れがたまったのか朝から調子が悪く、食欲もありません。おなかも壊してました。
そのまま下山することも考えましたが、できる限りのフォローはする「行きましょう」と言われたのでみんなについていくことにします。
最初はテンション激下がりの状態でスタート
奥穂で体が温まったのか少し体調が戻り、前穂との分岐の紀美子平くらいでなんとか回復
(ここで1番できるベテラン1人がトイレに行きたいからさっさと下山すると言い残し先に沢岳小屋へ)
前穂を往復してきたところで朝ごはんをあまり食べなかったツケがきて一度ガス欠。
カロリーメイトとウィダーイン、ポカリを飲み干し何とか岳沢小屋までたどり着きましたが、右足に力があまり入らなく沢岳直前で一度こける。
この時はマンガのようなジャンピングで起きましたが、本当の最後
上高地の登山道入り口にて派手にこけました
見えた! と思った矢先、前方に気をとられていた所為でしょうか。
木の枝に足をとられ、胸から地面に派手に叩きつけられました。
何とか右腕で衝撃を抑えることが出来ましたが腕で衝撃が和らいだとは言え、打ち付けた衝撃でしばらくはまともに息ができませんでした
突然、ヒーローのごとく現れた外人さんに助け起こされ、「OK?」と聞かれましたが、最初は大丈夫とジェスチャーで親指をあげるだけで精一杯
しばらくすると息も出来、「OK」と自分の返事聞いたのち、お礼も聞かず立ち去られました。
まさか、最後の最後にこのような落とし穴が待っているとは油断大敵でした…
最後にお礼を
下山時の前穂高の分岐から岳沢まで付き合ってお姉さん、一番足の遅い自分のペースについてきてくれて本当にありがとうございました。
お話も出来、楽しかったです
上高地直前で倒れた自分に「大丈夫ですか」と声をかけてくれたお2人。ありがとうございます。心配かけてしまいました。
そして、ここを見てるかわかりませんがヒーローのように助け起こしてくれた外人さん、ありがとうございます。
自分もすぐそのような行動が取れる人間になろうと思います。
長々と思ったことを書いた、つたない文章ですが、最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
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