針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜岩小屋沢岳 (扇沢を起点に周回)

2015年08月11日(火) [日帰り]

• GPS: 10:30
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,235m
• 下り: 2,251m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:30

4:35 スタート地点
4:43 4:43 扇沢駅
5:39 5:39 大沢小屋
7:35 7:40 針ノ木小屋
8:22 8:24 針ノ木岳
8:59 8:59 小スバリ岳
9:05 9:07 スバリ岳
10:16 10:24 赤沢岳
10:58 11:02 鳴沢岳
11:27 11:42 新越山荘
12:16 12:18 岩小屋沢岳
13:09 13:16 種池山荘
13:31 13:32 富士見坂
13:47 13:47 水平岬
14:16 14:17 駅見岬
14:23 14:23 ケルン（柏原新道）
15:00 15:01 柏原新道登山口
15:05 ゴール地点

天候

高曇りのちガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場】
扇沢市営第2駐車場利用
(午前3時到着時点で、約9割ほど駐車率でした)
第1駐車場は満車でした。

【マップコード】
691 492 756

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
針ノ木岳登山口に有ります(用紙・ペン有り)
この時期、登山指導員が常駐しています

【コース状況】

●扇沢〜針ノ木岳
扇沢より林道を数回渡り進んで行きます。針ノ木自然遊歩道の標識が現れ標識に従い登山道を進みます。
整備された登山道を進み大沢小屋到着。更に、夏道の登山道を進んで行くと、針ノ木雪渓へ出ます。雪渓取り付点には鯉のぼりが立っていました。
雪渓を詰めて行き高度を上げて行きマヤクボ沢まで来ると、雪渓終了点です。この時期すでにマヤクボ沢には雪はなく針ノ木岳へは、直登は難しいと思います。
ガレた急登を登り切ると、針ノ木小屋到着。
針ノ木小屋より進路を右に取り、進みます。急なガレ場をトラバース気味に進み高度を上げて行くと針ノ木岳のピークへ到着です。
針ノ木岳からは、南アルプス南部〜後立山連峰の絶景が広がります。

●針ノ木岳〜赤沢岳
針ノ木岳より、目前にそびえるスバリ岳へ一気に高度を下げて行きます。急なガレ場の上、浮石が多いので通過には注意がかなり必要です。
慎重に通過しヤマクボ沢のコル到着。これよりスバリ岳へと登り返します。スバリ岳山頂付近も、ガㇾているので注意が必要です。
スバリ岳より再び高度を下げ、赤沢岳へと進みます。スバリ岳から赤沢岳の区間は、歩き易い気持ちの良い稜線歩きとなります。
赤沢岳直下まで来ると、急なガレ場が現れ慎重に登り切ると、赤沢岳の山頂に飛び出ます。

●赤沢岳〜種池山荘
赤沢岳より、なだらかに続く稜線を辿り進むと鳴沢岳到着です。この区間は危険個所は少ないと思います。
鳴沢岳のピークより、急なガレ場の下りとなります。ガㇾ場を慎重に通過し新越乗越まで来ると、新越山荘到着です。静かな雰囲気のきれいな山荘でした。
新越乗越より、岩小屋沢岳へ向け登り返します。偽ピークを通過すると岩小屋沢岳のピークはすぐそこです。
岩小屋沢岳からわ、今までの稜線歩きとは雰囲気が変わり、灌木・ハイマツ帯の稜線を辿り進むと種池山荘到着です。

● 種池山荘〜扇沢
種池山荘より柏原新道を使い高度を下げて行きます。
よく整備されていて危険個所は少ないと思います。
登り返しは無く、ひたすら高度を下げて行くと扇沢到着です。

写真

8/11 4:38

市営無料駐車場
午前3時前に到着時点でほぼ満車状態でした

8/11 4:45

早朝の扇沢駅
後には本日、歩く稜線が広がります

8/11 4:53

これより登山開始

8/11 5:13

針ノ木自然遊歩道を進んで行きます

8/11 5:43

大沢小屋到着〜

8/11 6:00

いよいよ雪渓が現れました

8/11 6:11

雪渓取り付点には鯉のぼりが立ち、目印になっています
ここまでは夏道を進んできました

8/11 6:17

雪渓歩きの始まりです

8/11 6:32

振り返って
爺が岳が堂々とそびえています

8/11 6:33

雪渓の吹き下ろす風に、元気よく泳ぐ鯉のぼり〜

8/11 6:43

どんどん雪渓を詰めて行きます

8/11 6:56

陽が昇り、雪渓を照らし始めます

8/11 7:04

マヤクボ沢は既に雪は無く、針ノ木岳への直登は難しそうです

8/11 7:15

ヤマクボ沢分岐より積雪は無くなり、夏道を辿り針ノ木峠まで高度を上げて行きます

8/11 7:30

針ノ木峠直下は九十九折に進んで行きました

8/11 7:38

針ノ木小屋到着

8/11 7:38

針ノ木峠へ出ると、北アルプス南部の山々が一気に広がります

8/11 7:41

針ノ木峠よりこれから進む稜線〜

8/11 7:58

北アルプス南部の山々

8/11 8:16

すっかり夏山ですね〜

8/11 8:25

針ノ木岳到着

8/11 8:25

後を振り返ると、蓮華岳が堂々とそびえます

8/11 8:26

立山連峰〜

8/11 8:26

剱岳〜

8/11 8:26

黒部湖と立山連峰〜
絶景が広がります

8/11 8:27

これから進むスバリ岳へ続く稜線
この光景ワクワクしますね〜

8/11 8:27

北アルプス最奥部の鷲羽、水晶方面〜

8/11 8:37

針ノ木岳にて
まだまだ元気ですよ〜！！

8/11 8:48

針ノ木岳直下の下りは急なガㇾ場の通過になります

8/11 8:57

スバリ岳への登り返しは徐々に安定したガㇾ場の登りとなります

8/11 9:08

スバリ岳到着

8/11 9:08

針ノ木岳より更に近づく絶景

8/11 9:09

黒部湖も足元に広がります

8/11 9:09

堂々とした剱岳

8/11 9:09

振り返って針ノ木岳

8/11 9:10

次のピークは赤沢岳

8/11 9:13

赤沢岳へと続く稜線
綺麗です

8/11 9:23

赤茶けた山肌が印象的な赤沢岳

8/11 9:40

途中、片側が切れ落ちた所の通過も有りました

8/11 10:10

赤沢岳山頂直下は滑落注意です

8/11 10:13

山頂直下の急なガㇾ場

8/11 10:20

赤沢岳到着

8/11 10:20

剱岳が目の前にそびえます

8/11 10:20

振り返ってスバリ岳

8/11 10:21

8/11 10:25

これより進む鳴沢岳への稜線

8/11 10:27

久しぶりに二人で登場

8/11 11:03

鳴沢岳まで進んできました

8/11 11:05

ヘロヘロです

8/11 11:22

新越小屋までもうひと踏ん張り

8/11 11:29

新越小屋到着
静かな雰囲気で綺麗な山小屋でした

8/11 12:02

岩小屋沢岳へと登り返します

8/11 12:10

偽ピークに騙されないように

8/11 12:11

もうすぐ岩小屋沢岳です

8/11 12:18

岩小屋沢岳到着

8/11 12:35

お花畑がきれいでした

8/11 12:50

種池山荘まではよく整備された登山道を進みます

8/11 13:03

種池山荘近くにある花の散策路

8/11 13:12

種池山荘天馬

8/11 13:14

小屋の名前の由来となった種池〜
結構小さいです

8/11 13:14

種池山荘到着〜

8/11 13:20

小屋前は多くの登山者で賑わっていました

8/11 15:02

いきなりですが、下山完了

8/11 15:03

柏原新道の駐車スペース
いうまでも無く、満車状態

8/11 15:11

駐車場へと戻ってきました
お疲れ様でした

撮影機器：

COOLPIX AW110 ニコン

感想

tanukigo

今年の5月に針ノ木岳に行ったときにいつかは針ノ木岳から爺が岳へと続く稜線を歩いてみたいなぁ〜と思っていました。
まさかこんなに早く実現できるとは…。

いつも通り仕事を終え、扇沢に向かいます。
扇沢についていつもの無料駐車場に入ると…なっ、なんと満車(゜д゜)！
この時間に満車なんて、流石夏休みだと思いながら、第二駐車場へ。
何とか空いていた時にはホッとしました。
ここで、少し仮眠をとり、4時30分ごろ登山開始しました。
前回来た時と違い、夏道が完全に出ていて雪渓も短くあっという間だった感じがしました。
登っている途中、本日歩く山並みが目に飛び込んできてワクワクしました。
最初のピークに立ちあたりを見渡すと前回とはまるで別世界のように夏山に変貌していました。
本日は立山・劔岳方面を横目に歩けるなんて最高だなぁ〜と感じながらスバリ岳・赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳のピークをつなぐ稜線を歩き始めました。
ガㇾ場を登ったり下ったり変化にとんだアップダウンで楽しめました。
途中の新越山荘は静かな場所にあり、もし、またここに来る時が有ったらここで泊まってみたいなぁ〜と思いました。
ここで、一息と思い山荘でコーラを買おうとしたら売り切れで残念。
次の種池山荘でも無く、喉を潤せずにがっかりしました。
下山で使用した柏原新道はよく整備されていてビックリしました。
下山中、早くコーラが飲みたくて一気に降りました。
下山中、多くの登山者とすれ違い人気の山なんだなぁ〜と改めて実感しました。

今度は柏原新道で鹿島槍や五龍のほうへ線をつないでみたいなぁと思いました。

コメント

ゲスト

ニアミスでしたね！
tanukigoさん、こんにちは♪

tanukigoさんが針ノ木雪渓を登っている時、種池山荘あたりから見ていましたよ
針ノ木〜スバリ〜赤沢〜種池山荘の稜線はイイですね、
見るたびに歩きたいと思っています
黒部湖越しの立山、綺麗ですね

下山時にコーラが飲みたくて、種池山荘で買おうとしたら売り切れでした
仕方なくお茶を買いましたが、1時間前に既に売り切れだったのですね

#64に私の車が写っています

tanukigo

Re: ニアミスでしたね！
何と奇遇ですね〜、同じ日に同じ山塊に行くなんて！
当初、種池山荘方面より周回する予定でいましたが、こんなニアミスが有るとは思いませんでした

流石、rossoさん健脚以上に健眼ですね〜 私達が雪渓を登る所を見ていたなんて
決して、車を撮影したのは、盗撮では有りませんよ〜
我慢 した 下山時のコーラは格別でした