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Yamareco

記録ID: 697231
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ハイキング
鳥海山

【夏の東北遠征1】西鳥海(一ノ滝駐車場〜二ノ滝口コース〜西鳥海散策〜長坂道で下る)

2015年08月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:01
距離
17.9km
登り
1,595m
下り
1,596m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:29
休憩
2:27
合計
9:56
距離 17.9km 登り 1,598m 下り 1,604m
5:36
7
5:43
6
5:49
5:50
6
5:56
5:57
5
6:02
6:13
2
6:15
3
6:18
6:19
8
6:27
6:28
5
6:33
3
6:36
12
6:48
6:50
10
7:00
7:04
39
7:43
7:46
2
7:48
7:52
9
8:01
8:02
5
8:07
8:31
3
8:34
5
8:39
35
9:14
9:16
15
9:31
10:11
13
10:24
10:27
43
11:10
11
11:21
10
11:31
49
12:20
12:48
71
13:59
14:01
29
14:30
14:41
6
15:00
7
15:07
15:08
17
15:25
15:30
2
15:32
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ滝駐車場を利用。
遊佐から県道60号で。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特に無いと思う。
ただし、知られているように増水時の月山沢渡渉点は渡渉困難とのこと。
その他周辺情報 前日はアポン西浜で入浴400円
下山後は八森温泉ゆりんこで入浴450円
前日の夕日@宮海海岸
きれいでした。
2015年08月09日 18:43撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/9 18:43
前日の夕日@宮海海岸
きれいでした。
おはよう鳥海山。
朝、登山口に向かう途中で。
2015年08月10日 04:47撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/10 4:47
おはよう鳥海山。
朝、登山口に向かう途中で。
一ノ滝駐車場は先客が1台あり。
ここで登山届を書いて入山。
早くもアブに付き纏われる。
2015年08月10日 05:37撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 5:37
一ノ滝駐車場は先客が1台あり。
ここで登山届を書いて入山。
早くもアブに付き纏われる。
今回はここから歩き始める。
2015年08月10日 05:37撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 5:37
今回はここから歩き始める。
美しいブナ林
2015年08月10日 05:45撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 5:45
美しいブナ林
二ノ滝で橋を渡る
2015年08月10日 05:56撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 5:56
二ノ滝で橋を渡る
二ノ滝
2015年08月10日 05:58撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 5:58
二ノ滝
マイナスイオン浴び捲り
2015年08月10日 06:01撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 6:01
マイナスイオン浴び捲り
2015年08月10日 06:17撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:17
城郭のような岩の所に万助道へのルートとの分岐
2015年08月10日 06:17撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:17
城郭のような岩の所に万助道へのルートとの分岐
見事な森
2015年08月10日 06:48撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 6:48
見事な森
伝喜太小屋跡
2015年08月10日 06:50撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:50
伝喜太小屋跡
2015年08月10日 07:01撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 7:01
苔生してる庭園のよう
2015年08月10日 07:34撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 7:34
苔生してる庭園のよう
庄内平野
2015年08月10日 07:59撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 7:59
庄内平野
笙ヶ岳方面
2015年08月10日 07:59撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 7:59
笙ヶ岳方面
あれは何滝でしょうか。。。仙人滝?
と思ったら不動滝とのこと。
8/17にpg77さんにお教えいただきました。
2015年08月10日 08:02撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 8:02
あれは何滝でしょうか。。。仙人滝?
と思ったら不動滝とのこと。
8/17にpg77さんにお教えいただきました。
やっと月山沢渡渉点に着いた。暑くて堪りません。
今回はまったく問題なく渡れた。
2015年08月10日 08:05撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 8:05
やっと月山沢渡渉点に着いた。暑くて堪りません。
今回はまったく問題なく渡れた。
今回の暑さ対策。 (>*<)
下山までにすべて食べ尽くした。
これ結構良いかも。
2015年08月10日 08:16撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 8:16
今回の暑さ対策。 (>*<)
下山までにすべて食べ尽くした。
これ結構良いかも。
沢というかもう川の幅ですね。
2015年08月10日 08:27撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 8:27
沢というかもう川の幅ですね。
サンゴのよう
2015年08月10日 08:30撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 8:30
サンゴのよう
馬の背を登り切ると石畳→木道になり急な登りもここまで。
2015年08月10日 08:57撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 8:57
馬の背を登り切ると石畳→木道になり急な登りもここまで。
歩いてきた道
馬の背の後は草原の中を行く気持ちの良いルートだった。
2015年08月10日 09:11撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 9:11
歩いてきた道
馬の背の後は草原の中を行く気持ちの良いルートだった。
2015年08月10日 09:33撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 9:33
お食事中
2015年08月10日 09:34撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 9:34
お食事中
チングルマ?
2015年08月10日 09:35撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 9:35
チングルマ?
幸次郎沢
2015年08月10日 09:38撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 9:38
幸次郎沢
千畳ヶ原から庄内平野を望む
2015年08月10日 09:39撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 9:39
千畳ヶ原から庄内平野を望む
残念ながら曇天の千畳ヶ原
好天を期待してここで40分ほどのんびり休憩する。
2015年08月10日 09:51撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 9:51
残念ながら曇天の千畳ヶ原
好天を期待してここで40分ほどのんびり休憩する。
ハクサンフウロでしょうか
2015年08月10日 10:27撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 10:27
ハクサンフウロでしょうか
蛇石流分岐から鳥海湖の途中の雪渓
2015年08月10日 10:35撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 10:35
蛇石流分岐から鳥海湖の途中の雪渓
御田ヶ原へのトラバースの途中で鍋森を振り返る。
時おり蛇石流から吹いてくる風が心地良い。
2015年08月10日 10:48撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/10 10:48
御田ヶ原へのトラバースの途中で鍋森を振り返る。
時おり蛇石流から吹いてくる風が心地良い。
時々青空を見上げながら御田ヶ原分岐へ
2015年08月10日 10:50撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 10:50
時々青空を見上げながら御田ヶ原分岐へ
キスゲとアザミ
2015年08月10日 10:53撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 10:53
キスゲとアザミ
2015年08月10日 10:53撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 10:53
歩いてきた千畳ヶ原方面
2015年08月10日 10:56撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 10:56
歩いてきた千畳ヶ原方面
このぐらいが今日の限界
2015年08月10日 10:57撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 10:57
このぐらいが今日の限界
2015年08月10日 11:08撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:08
ハクサンシャジン
2015年08月10日 11:09撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:09
ハクサンシャジン
扇子森の辺りはハクサンシャジンが群生していた
2015年08月10日 11:10撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:10
扇子森の辺りはハクサンシャジンが群生していた
一瞬ガスが晴れて山頂が見えた。
2015年08月10日 11:14撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:14
一瞬ガスが晴れて山頂が見えた。
鳥海湖と鍋森
2015年08月10日 11:29撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:29
鳥海湖と鍋森
鳥海湖には残雪も残る
2015年08月10日 11:37撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 11:37
鳥海湖には残雪も残る
悔しいのでもう一枚
2015年08月10日 11:40撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:40
悔しいのでもう一枚
ガスが晴れたり巻かれたり
2015年08月10日 11:40撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:40
ガスが晴れたり巻かれたり
比較的見栄えの良いアザミ
2015年08月10日 11:44撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 11:44
比較的見栄えの良いアザミ
これはウメバチソウでしょうか?
なんとなく違うような気も。
2015年08月10日 12:07撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 12:07
これはウメバチソウでしょうか?
なんとなく違うような気も。
紫色が美しいハクサンフウロ
2015年08月10日 12:11撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 12:11
紫色が美しいハクサンフウロ
笙ヶ岳付近のキスゲ群落
2015年08月10日 12:18撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 12:18
笙ヶ岳付近のキスゲ群落
遠くに小さく万助小屋が見える
2015年08月10日 12:54撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 12:54
遠くに小さく万助小屋が見える
笙ヶ岳からの下りあたりからめちゃくちゃ暑くなってきた。
写真だと登りに見えるけど下り。
2015年08月10日 12:56撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 12:56
笙ヶ岳からの下りあたりからめちゃくちゃ暑くなってきた。
写真だと登りに見えるけど下り。
長坂道を登ってくる方が。
2015年08月10日 13:06撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/10 13:06
長坂道を登ってくる方が。
もうひとり。
ずいぶん離れて歩かれていたがご夫婦とのこと。
2015年08月10日 13:07撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 13:07
もうひとり。
ずいぶん離れて歩かれていたがご夫婦とのこと。
樹林帯に突入する前にもう一度万助小屋を。
このあとは暑さでまいっていたので良い写真なし。
2015年08月10日 13:07撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/10 13:07
樹林帯に突入する前にもう一度万助小屋を。
このあとは暑さでまいっていたので良い写真なし。
おまけ
帰りに夕日をもう一度
2015年08月12日 18:36撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
8/12 18:36
おまけ
帰りに夕日をもう一度
おまけ
少し雲が邪魔かな
2015年08月12日 18:37撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/12 18:37
おまけ
少し雲が邪魔かな
おまけ
さて帰りますか。
2015年08月12日 18:38撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 18:38
おまけ
さて帰りますか。
撮影機器:

感想

今までも鳥海山には何度か登ったことはあるが、今までは鉾立や滝の小屋からである。どちらも車で1000m以上の所まで上がることができる人気のあるルートである。
そこでまた違った鳥海山を知るべく、今回はちょっと趣向を変えて少し標高の低い所から登ってみようと考えた。
とは言っても日中の気温が30℃を余裕で超えるこの真夏に長坂口から往復を歩き通す自信はないので、今回は一ノ滝駐車場から登る二ノ滝口から入り、千畳ヶ原まで登って西鳥海エリアをのんびり散策して長坂道で下って周回するコースを選んだ。

実は朝日連峰の障子ヶ岳から以東岳とどちらにしようか迷ったが、朝日連峰の方はこちらよりキツそうなので涼しくなってからとして、今回はこちらのルートを歩くことにした。

前日に酒田に入り登山口の下見などし、宮海海岸で日本海に沈む美しい夕日を見て過ごした。
長野から酒田は350kmほどで思いの外近く感じた。現在は部分的に一般道が残るがすべて高速が開通すれば更に短い時間で移動できる。

登山口となる一ノ滝駐車場には当日の朝に明るくなってから移動した。標高が低い分、車でのアプローチも楽である。
駐車場に着くと先に1台止まっており、おそらく前日からの入山ではないかと思われる。
早くもアブに纏わり付かれる中で準備運動をして登山口で登山届に記入してから登り始める。月山沢辺りまでずっと纏わり付いていたが同じ個体ではないだろうな。
下りでも終始アブにアタックされ、服の上から結局は十数箇所刺された。今も痒くて仕方がない。後から痒くなるんだよな。

二ノ滝までは遊歩道のような道で滝からの飛沫でマイナスイオンを全身に浴びながら静かな朝の沢沿いルートを行く。
本格的な登山道はその先から始まる。沢の音を聞きながら美しいブナの森をじっくりと高度を上げていく。
小まめに休みながら行こうと思ったが、なかなか良さ気な休憩ポイントがなくて結局は月山沢渡渉点までほとんど休憩らしい休憩は取らずに行ってしまった。
枯れた沢と小さい尾根を越えることの繰り返しで徐々に高度を上げていく。
途中で「森の清水」という"森の石松"と"清水の次郎長"を合わせたような名称の水場を通ったが、水場を見つけることはできなかった。湿潤な雰囲気ではあったので今の季節は枯れてしまうのかな?

暑さで疲労気味になるころに月山沢に着いた。ここは増水時に渡渉困難になるとのことだが、前日の日記に対するD-Metalさんのコメントどおり今回は問題なかった。
しかしここまで来て渡渉できない場合に戻るしかないと思うとゾッとする。やはり十分な下調べが必要ということだろう。
広くて開放的な沢で長めに25分ほど休憩した。今回は暑さ対策で梅干しを持って登った。10個ほどをタッパに入れて行ったが山中で食べ尽くして下りてきた。梅干しは塩分とクエン酸が摂取できるので暑さ対策に良いかもしれない。

月山沢から少しの間は馬の背の急な登りが続くが、それを登り切ると鳥海山の他ルートでもよく見られる石畳となり急登はここまでである。その先は木道をゆっくり登って千畳ヶ原の丁字分岐に至る。
「晴れないかな」とここで40分ほどゆっくりしてから鳥海湖へ登り御田ヶ原分岐から御浜小屋に回る。御田ヶ原から御浜小屋の間は鉾立から山頂へのルートにあたるため賑やかになる。扇子森付近はハクサンシャジンの群落が見られた。

賑やかな御浜小屋をスルーして笙ヶ岳へ向かう。いよいよ暑くなってきたので笙ヶ岳で少し長めの休憩をとった後、長坂道を下り始める。
下に小さく万助小屋を見ながら展望の良い尾根を下って行く。予定では庄内平野を見ながら下るつもりだったのだが仕方がない。
しばらく下ると長坂道を登ってくる方が見えた。登ってくる姿が格好良く見えた。ずいぶん離れてもう一人の方が登って来られ、すれ違い時にご挨拶したところご夫婦とのことだ。やはりこの暑さで大分疲労しているようだった。

やがて灌木帯となりしばらく下るとガレ場に到着し、ここからは長坂道から道を分けて万助道の渡戸へのルートを下る。
この辺りまで下ってくるとまたアブがうるさくなってきた。結局アブたちは駐車場近くまで纏わり付いてきて辟易した。刺さなけりゃ良いんだけどね。

後はひたすら我慢して下り続けた。
水はハイドレーションに入れた2リットルと途中で追加する2リットル+500ccペットボトルを持って合計4.5リットルほど担いで登ったが、下山した時点で0.5〜1リットルは残っていたので使ったのは約4リットル弱であった。

次の日に栗駒山に登った後、もう一度酒田にもどりきれいな夕日を眺めてから帰宅の途についた。
夕刻の水田越しに見える鳥海山を見て走っていると、庄内平野の水田が黄金色になる秋頃にまた訪れたいと思った。

事前の計画ではkiyoshiさんとmokkedanoさんの下記のレコを参考にさせていただきました。大変助かりましたので御礼申し上げます。
「鳥海山クラシカル 二ノ滝口から長坂道へ」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-211460.html

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コメント

swynさん、こんにちは。
お天気残念でしたね。でも、こちら
鳥海山は、草原のガスが
幻想的ですね。なかなか、本州中部では
見れない、雄大な眺めです。
梅干、試してみようかしらん。
アブはいやですね。僕も2週間くらい
かゆいです。
2015/8/14 13:37
Re: swynさん、こんにちは。
komakiさん、こんにちは。
お天気の方は仕方がないですね。 レインウェアを着ることはなかったので良しとします。

梅干は多分良いと思います。でも食べ始めると止まらなくなって塩分過多になるかもしれません。

東北ではいつもアブにやられています。
長袖着ていてもやられてしまいます。何か上手い方法はないですかね。
トンボがいる所には居ないようですが。。。
2015/8/14 16:23
西鳥海
静かないいコースですね。私たちが歩いた時も、稜線以外ではどなたにお会いすることもありませんでした。美しい千畳ヶ原、swynさんのレコを懐かしく拝見しましたよ  初夏のブヨのあとは盛夏のアブ、痒いのも痛いのもどっちもつらいですね
また遠路東北の山をご訪問くださいね。
2015/8/14 22:03
Re: 西鳥海
cheezeさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
今回、また違った鳥海山を楽しむことができました。
できれば千畳ヶ原から夏の青空バックの鳥海山を見上げたかったのですが、こればかりは仕方がありませんね。
どうやら耳タブを刺されたようで片耳だけ分厚くなっております。
東北へは、できれば稲穂が黄金色に染まる頃にお邪魔したいと思っております。
2015/8/15 7:38
初ルート
すでに登ったことのある山でも
初めてのルートで歩くのはいいものですよね。
二ノ滝コースはほとんど人がいなくて
いくつもの滝を眺めながら歩くことができて好きです。
NO.17は不動滝です。遠くまで轟音が響きますよね。
秋にぜひ再訪ください。
2015/8/17 14:35
Re: 初ルート
pg77さん、こんばんは。
鳥海山はコースによって様々なので面白いです。
鉾立や滝の小屋からと比べて標高が低いからか美しいブナの森が広がっていますし。
月山沢手前で見えるのは不動滝でしたか。
秋にまたお邪魔したいと思います。
2015/8/17 21:09
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