長沢橋から玉原越 玉原湿原・鹿俣山
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- GPS
- 06:16
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 577m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れから曇り優勢へ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR 池袋-水上 320+2330=2650円 関越交通 湯の小屋線 970円 水上駅8:32-長沢橋8:50 復路 迦葉山線 平日は迦葉山まで 1200円 たんばらラベンダーパーク16:42-沼田駅17:50 JR 沼田-池袋 2110+320=2430円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長沢橋から巡視路入口まで二箇所登山道ではない古い地形図の点線を辿っています。地形判断に不安のある向きは車道をお使いください。 ・車道が橋を渡る手前から車道三叉路まで 最初細い踏み跡から広い簡易包装跡の広い径になる。明瞭。 ・発電所の南東車道の90度カーブから巡視路入口のヘアピンまで 左岸をトラバースしてから尾根状を登る。錯綜した獣道状で不明瞭。 |
その他周辺情報 | センターハウス トイレのみ開放 自販機無 リゾートセンター 営業期間前 スパリゾート ゆに〜いく 沼田駅から徒歩15分、寄らず 0278-22-8448 13:00〜22:00 水曜休 |
写真
装備
MYアイテム |
重量:1.51kg
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感想
たんばらスキーパークや鹿俣山は獅子ヶ鼻山への冬季ルートとして気になっていたが、迦葉山線の入山では10:30スタートなので二の足を踏んでいた。またルートや車道が多く概要を掴みかねていたので、偵察の必要性も感じていた。今回は花期を迎えたらしい玉原湿原を目当てとして9:00スタートできるみなかみ町側から登る計画とした。もちろん腰痛が続く中での体力維持のための緩いルート選びでもあった。
長沢橋BSから玉原越へは車道を避け、古い地形図の点線旧道を辿った。紅白ポールのある沢の左岸の明瞭な踏み跡を辿る。入ってすぐの出合に見ごたえのある滝が現れた。勾配が緩むと簡易舗装の跡らしき道で幅員が広がり尾根を巻いた後、枝沢の左岸を登り管理道に出た。三叉路の所だった。右に進みヘアピンから登りとなり玉原発電所があった。車道が右直角に曲がる箇所に紅白ポールがあり、僅かに地形図の点線延びていた。すぐに踏み跡は不明瞭となり、トラバース後尾根形を辿った。正しくトレース出来たかは分からない。登り切ると紅白ポールがあり左に回り込んで管理道に出るとヘアピンの所だった。沢左岸をトラバースする明瞭なエアリア赤実線の巡視路が延びていた。
入口には紅白ポールと玉原線巡視路敷が立っていた。案外よく整備され踏まれた径だった。渓畔林の美しい径となり滝を過ぎて870m二俣がハイライトだった。美しい森で秋田駒の生保内コースを思い出させた。一時杉植林が現れたが、尾根絡みとなると雑木が復活し九十九折れになった。尾根を乗り換えた後トラバース気味となり、程なく電波塔管理道に出た。既に腰がつらかった。
小休憩のあと一旦降って玉原越に向かいコース分岐道標を幾つか見る。木道となり間もなく湿原となった。この日初めてハイカーを見る。小さな花はそれほど目立たず一部に集中しているようで、カメラを構えた人が立ち止まっていた。ヒオウギアヤメは目立つ群落を作っているが既に終盤の様子。先の時間が気になるので足早に立ち去った。
気持ち佳い水源ルートからブナ平に出る。見事なブナ林、大人数が休憩中で早々に立ち去る。規模の大きい見事なブナ林の中、平坦な径を行く。木肌を地衣類が覆って白さに欠けるのが残念だった。新緑や紅葉期の方が良いだろう。
ブナ地蔵とは何かと思っていたら、根っこを地蔵に見立てたものだった。丁度いい倒木に腰かけてランチにした。
ハナニガナの目立ち、転付峠を思い起こさせる疎林帯を過ぎて登りに入った。スキー場に入ったり出たりしながら登り切ると尾根は右折し樹間に鹿俣山が見えた。
鹿俣山に着く頃には曇勝ちとなり僅かな切り開きからの展望も効かず、先客が休憩中の狭い山頂を早々に辞した。降りは最初こそ急だったが、シャクナゲ群生地をすぎると勾配は緩み見事なブナ林となった。こちらも地衣類の多さが残念だった。
分岐で尾根筋から外れ、閉鎖中のたんばら森林キャンプ場へ出ると広さにルートを失った。道標だよりで車道を跨ぎ、ラベンダーパークに出るとオープン前で作業中だった。現在地もよく把握できず下方に見える大きな建屋に向かうとそれがリゾートセンターだった。広すぎる駐車場を出口表示に向かうとたんばらラベンダーパークBSがあった。
バスの時刻まで時間があるので再び玉原湿原に向かった。センターハウスとセンターハウスBSを確かめ、漸くこの辺りの地理を把握できた。玉原湿原でゆっくり花を探してセンターハウスに戻ると、まだ時間があったのでバス待ちし易いたんばらラベンダーパークBSまで戻った。
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