八ヶ岳・にゅう日帰り
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 552m
- 下り
- 538m
コースタイム
麦草ヒュッテ分岐 8:05
丸山 8:55
高見石 9:10-9:25
中山展望台 10:20-10:35
にゅう分岐 10:50
にゅう 11:35-12:25
白駒池駐車場 13:35
天候 | 晴れ・昼すぎからやや雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
すぐ近くの白駒池駐車場(500円/日)に入れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はないが、雨上がりのため岩や木の根が濡れていて、滑りやすかった。 (自分も数回転びました…。) 登山ポストは白駒池駐車場の売店入口にあり。駐車場のトイレは50円/回。 |
その他周辺情報 | 下山後は、ちょっと離れますが灯明の湯に行きました。 休日にしては空いていて、お湯を満喫しました。 (かけ流しの露天は湯温が30℃強で、ぬるいというか冷たかったです。) |
写真
感想
先日の本沢温泉・天狗岳山行の際に登山靴が故障してしまい、1か月ほど修理に出していた。もともと他の予定があってしばらく山に行く予定はしていなかったのだが、梅雨明けの絶好の登山シーズン、指をくわえて下界で過ごす結果となってしまい、山への欲求がたまっていた。先週末、ようやく靴の修理が終わり、お盆で混んでいることは覚悟の上、山歩きに出かけることにした。
当初は土日で泊りの山行も考えていたが、仕事の都合で週末両日とも家を空けるのは避けたく、日帰りで、かつリハビリを兼ねてちょっと緩いコースということで、八ヶ岳・にゅうを行先に選択した。
前日夜にさいたまの自宅を出発し、SAで仮眠をして登山口の麦草峠に着いたのが朝の7時過ぎ。麦草峠の駐車場は既に満車で、少し佐久側に下りた白駒池の有料駐車場に入れる。多くの登山者が続々と準備をして出発する中、自分もおもむろに用意をして歩き出す。すぐに現われた白駒の奥庭は、何年か前に行ったトムラウシの日本庭園を彷彿とさせる。麦草峠の分岐から丸山方向に折れ、北八ヶ岳らしい苔むした森の中、本格的な登山道に取りつく。
特に急登もなく丸山の山頂を踏み、高見石小屋に少し下る。小屋裏手の高見石に登ると展望が開け、蓼科山・これから行く中山などがよく見えている。遠くの北アルプスは、残念ながら雲に隠れているようだ。写真を何カットか撮ってすぐ下り、先に進む。中山までは、小屋前にあった案内板の通り「だらだら坂」が続き、急登はないが緩い登りが続く。前日に雨が降ったためか、暑さによる寝不足の蓄積のためか、濡れた岩や木の根でたまに滑ってしまうので、慎重に足を運ぶ。
中山展望台では一気に視界が開け、さっきまで見えていた北八ヶ岳の他、先日登った天狗岳,茅野・諏訪の盆地方向もよく見える。結構スペースも広く、ランチにしたくなるが、まだ時間は早く、おにぎりを1つほおばる程度にする。息を整えてから先に進み、にゅう分岐を経て、樹林帯の中をにゅうに緩く下っていく。
途中に何か所か、硫黄岳・天狗岳を望めるスポットがあり、休むのにこういうところもいいなと思いながら進んでいくと、やがてにゅうの岩稜が目の前に現われた。まずは頂まで登り、展望を楽しむ。高見石とも、中山展望台とも異なる見え方だが、360度、極めて見晴らしがよい。満足してから、直下の広場でランチとする。
食後にコーヒーを淹れてゆっくりしてから、下山にかかる。これまでに比べると急な下りだが、それほど長くは続かない。傾斜がなくなって少し進むと、白駒湿原が現われるが、先ほどの白駒の奥庭のごとく、トムラウシの沼ノ原を思い出す。更に下って白駒池南岸に出て、白駒荘まで来ると、駐車場からここまで往復するのであろう、一般観光客がわんさかいる。彼らに交じって更に少し歩き、スタート地点の駐車場に戻った。
比較的緩いコースであったが、しばらくブランクがあった後のリハビリとしてはまずまずで、寝不足の蓄積で意外とピッチが上がらないこともよくわかり、次に向けて色々知見を得ることができた山行であった。
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