十勝岳 強風とガスだけど元気な同行者を得て行けました
- GPS
- 05:31
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
天候 | 前夜、天気予報では雨だったのに6時半に目が覚めたら青空が!急いで支度して避難小屋まで行ったら強風とガスと雨。さぁどうしようか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
防災シェルターにトイレあり 7時半で半分ほど車が駐車されていて勇気が沸きました |
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯が一切なく吹きっさらし。昭和噴火口手前の300mぐらいの稜線が暴風地帯になりやすい。行きは飛ばされそうになり耐風姿勢。倒れてもいいように少し右下を歩き踏ん張りました。 帰りは風がおさまり、いつの間にか通過してました |
その他周辺情報 | 白銀荘 車中泊 500円 カウンターで受付。翌朝は10時まで利用可能。 au電波の入りは悪かったです 白銀荘日帰り入浴 大人700円 露天風呂がいくつかあり、ぬる湯と熱湯がありました。 泉質も違うようです。いい湯でした。 ドライヤー3つ 道の駅 南ふらの オープンに車中泊OKと書かれてます。道内最大のモンベルがあります https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/222/ |
写真
感想
朝の青空は避難小屋前で消え失せ、霧雨に変わってました。重く暗い雲が東から流れてきて、右から強い風が身体にぶつかってきて歩きづらい。
避難小屋に入るとガイド登山者さん達4、5名グループと、もう一つのガイド登山の人たち、また一般登山者さん達がいて人数がいる割に、中の空気はどんよりと沈んでいた。
雨具を着て山頂を目指そうと準備していたらガイドにお客さんが山頂に行けるのかと聞くと『こんな天気の時に行くのは山岳部とマゾぐらいですよ』と。続けて『私たちは楽しみたくて登るんだから、こんな天気の時に登っても楽しくないでしょう』と。
確かにそうだよね。今日は観光でもしようかなと気持ちを切り替えて、小屋をでました。少し歩いた時に手拭いがないことに気づき避難小屋に落としたかもと思い見に戻りました。途中で念の為、天気予報を確認すると雨雲は午後15時以降になり、風も12時に弱くなると予報が変わってました。
これなら行けるかも。
そして上を見上げると山頂を目指す人の姿が見えました。
小屋の中を確認し手拭いはありませんでした。
確かに強風ですが危険箇所はないはず。風は強い時は耐風姿勢て待ち、弱まってから歩けばいい。どうしても無理だったら下山すると決めて私も歩き出しました。
小屋の中でガイドさんが『こんな天気の時に行くのは山岳部とマゾ』と言った時『俺はマゾだからなぁ』と切り返したお兄さんがいたのを思い出しました。
下山してきた人とその先行者が立ち話している所に追いつきました。そして先行者のお兄さんと一緒に頂上を目指すことに。『こんな天気の時に行けていい思い出になるよ!』と明るく朗らか。強風に負けないハートの持ち主さんで心強い。
その後も気を遣ってくださり、笑わせてくれたりと飽きずに山頂ヘ向かうことができました。
途中の稜線では噴き上げる風が強さを増して、動けなる箇所がありましたが的確なサポートで怖さもなく歩くことができました。
山頂で長居は無用とさっさと降りてきて、行きで強風だった場所も帰りはいつ通り過ぎたか分からないほどに風が弱まっていました。
北海道に限るのか、天気が目まぐるしくかわり翻弄されましたがお兄さんの言う通り良い思い出となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する