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記録ID: 7003412
全員に公開
ハイキング
近畿

【城跡ハイク】東近江の城跡めぐり その3 観音寺城編

2024年07月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:27
距離
5.7km
登り
477m
下り
466m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:26
休憩
0:59
合計
3:25
12:37
12:45
42
13:27
13:28
20
13:48
14:28
20
14:48
14:58
12
15:10
ゴール地点
天候 晴れ&酷暑
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はなし
安土城跡からほんの10分足らずの北腰越登山口から取り付きます
2024年07月07日 11:44撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 11:44
安土城跡からほんの10分足らずの北腰越登山口から取り付きます
よく整ったハイキングコースですね。これはへたれハイかーのアタシの大いに好む道です
2024年07月07日 11:50撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 11:50
よく整ったハイキングコースですね。これはへたれハイかーのアタシの大いに好む道です
15分ほどで風土記の丘との分岐を通過。ここまではヘラヘラと登れましたが…
2024年07月07日 12:02撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:02
15分ほどで風土記の丘との分岐を通過。ここまではヘラヘラと登れましたが…
傾斜がキツくなります。暑さもイチバンキツい時間になりますので、息が上がります(>_<)
2024年07月07日 12:31撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:31
傾斜がキツくなります。暑さもイチバンキツい時間になりますので、息が上がります(>_<)
途中で視界が開けた箇所がありました。先ほど登った鶴翼山や安土山が見えてますね。湖水は西の湖ですかね
2024年07月07日 12:35撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:35
途中で視界が開けた箇所がありました。先ほど登った鶴翼山や安土山が見えてますね。湖水は西の湖ですかね
そんなこんでヒーヒーいいながらもなんとかピークに到着。取り付き口から1時間弱でした
2024年07月07日 12:45撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:45
そんなこんでヒーヒーいいながらもなんとかピークに到着。取り付き口から1時間弱でした
ピークから先に進むと、さっそく石垣が現れました
2024年07月07日 12:47撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:47
ピークから先に進むと、さっそく石垣が現れました
本丸方面との分岐。ここには城内の最高所で伝沢田丸という郭跡があるはずなのですが…削平地にはきがつかなかったなぁ(´・ω・`)
2024年07月07日 12:51撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:51
本丸方面との分岐。ここには城内の最高所で伝沢田丸という郭跡があるはずなのですが…削平地にはきがつかなかったなぁ(´・ω・`)
北側のコースを進みます。伝三国丸の石塁でしょうか?
2024年07月07日 12:55撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:55
北側のコースを進みます。伝三国丸の石塁でしょうか?
木々が茂って判別しづらいですが、郭跡っぽい地形が見受けられます
2024年07月07日 12:55撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:55
木々が茂って判別しづらいですが、郭跡っぽい地形が見受けられます
竪堀っぽい地形もあり
2024年07月07日 12:57撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:57
竪堀っぽい地形もあり
北側の散策路は尾根を利用した大土塁の上を通っていま
2024年07月07日 12:58撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 12:58
北側の散策路は尾根を利用した大土塁の上を通っていま
佐々木城跡の石碑。ここから南に向かって斜面を下ります。もっと東に下れば伝布施淡路丸跡があるそうなのですが、気がつかずなかったorz
2024年07月07日 13:16撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:16
佐々木城跡の石碑。ここから南に向かって斜面を下ります。もっと東に下れば伝布施淡路丸跡があるそうなのですが、気がつかずなかったorz
観音正寺の奥ノ院を経て城南側の散策路に出ました
2024年07月07日 13:22撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:22
観音正寺の奥ノ院を経て城南側の散策路に出ました
観音正寺の境内を通ります(有料)。後で知ったのですが、人魚のミイラが伝えられていた有名なお寺さんで、今は人魚のミイラは焼失したそうですが、本堂でその写真を閲覧可能だったとこと。シューズを脱ぐのが面倒で本堂に上がらなかったけど…見逃して残念だなぁ(T_T)
2024年07月07日 13:31撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:31
観音正寺の境内を通ります(有料)。後で知ったのですが、人魚のミイラが伝えられていた有名なお寺さんで、今は人魚のミイラは焼失したそうですが、本堂でその写真を閲覧可能だったとこと。シューズを脱ぐのが面倒で本堂に上がらなかったけど…見逃して残念だなぁ(T_T)
境内から再びトレイルに戻ると、すぐに繖山ピーク方面からの道と合流します
2024年07月07日 13:44撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:44
境内から再びトレイルに戻ると、すぐに繖山ピーク方面からの道と合流します
本丸に向かう大石段
2024年07月07日 13:47撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:47
本丸に向かう大石段
本丸に到着〜ッ。かなり広い郭ですが、アタシの下手くそな写真では伝わりませんね
2024年07月07日 13:49撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:49
本丸に到着〜ッ。かなり広い郭ですが、アタシの下手くそな写真では伝わりませんね
本丸周囲は石塁で囲まれてます
2024年07月07日 13:49撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:49
本丸周囲は石塁で囲まれてます
本丸北東側の虎口も石塁で、かつ食い違いになってます。ただし後から改修されたものである可能性もあるそうです
2024年07月07日 13:50撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 13:50
本丸北東側の虎口も石塁で、かつ食い違いになってます。ただし後から改修されたものである可能性もあるそうです
本丸南下の郭は伝三ノ丸のもよう
2024年07月07日 14:02撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:02
本丸南下の郭は伝三ノ丸のもよう
本丸の南に延びる尾根には大きな郭が配されています。こちらは伝平井丸の南東面の石塁
2024年07月07日 14:03撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:03
本丸の南に延びる尾根には大きな郭が配されています。こちらは伝平井丸の南東面の石塁
伝平井丸南西面の石塁に空いた虎口。すげーデカい岩が積まれた石垣ですねぇ
2024年07月07日 14:03撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:03
伝平井丸南西面の石塁に空いた虎口。すげーデカい岩が積まれた石垣ですねぇ
伝平井丸の曲輪内。アタシは伝三ノ丸経由でしたが、本丸から尾根伝いでも入れます
2024年07月07日 14:05撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:05
伝平井丸の曲輪内。アタシは伝三ノ丸経由でしたが、本丸から尾根伝いでも入れます
現地案内には伝平井丸の南は伝落合氏屋敷跡とありますが、こぶりな郭が連なっている感じ
2024年07月07日 14:07撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:07
現地案内には伝平井丸の南は伝落合氏屋敷跡とありますが、こぶりな郭が連なっている感じ
伝池田丸の虎口。もうちょっと広い写真で撮っとけや! オレ
2024年07月07日 14:08撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:08
伝池田丸の虎口。もうちょっと広い写真で撮っとけや! オレ
伝池田丸は南北に延びる広い郭です
2024年07月07日 14:08撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:08
伝池田丸は南北に延びる広い郭です
郭の中央西側にこれまた立派な虎口あり。ただし、虎口の先は斜面です
2024年07月07日 14:09撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:09
郭の中央西側にこれまた立派な虎口あり。ただし、虎口の先は斜面です
伝池田丸のある尾根の先端からやや下方に幟が建っています。あの下が大石垣だそうなので、尾根の先端から斜面を下って見に行きます
2024年07月07日 14:11撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:11
伝池田丸のある尾根の先端からやや下方に幟が建っています。あの下が大石垣だそうなので、尾根の先端から斜面を下って見に行きます
巨大な女郎岩を過ぎてさらに回り込むように下ると
2024年07月07日 14:14撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:14
巨大な女郎岩を過ぎてさらに回り込むように下ると
ありました! コレが大石垣です 新幹線の車窓からも見えるとか見えないとか…
2024年07月07日 14:16撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:16
ありました! コレが大石垣です 新幹線の車窓からも見えるとか見えないとか…
桑実寺経由で下山します。拝観料が必要ですが、イチバン早く下山できるコースなもので…
2024年07月07日 14:31撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:31
桑実寺経由で下山します。拝観料が必要ですが、イチバン早く下山できるコースなもので…
岩が多い道を下ります。それとも石段の名残り?
2024年07月07日 14:37撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:37
岩が多い道を下ります。それとも石段の名残り?
無心になって一気に下ったので20分弱で桑実寺に到着。酸欠状態の金魚のごとく口をパクパクさせてながらしばしベンチでへたり込みます。なお、桑実寺は白鳳年間に建立されたという古刹で、本堂は重要文化財とのこと
2024年07月07日 14:52撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 14:52
無心になって一気に下ったので20分弱で桑実寺に到着。酸欠状態の金魚のごとく口をパクパクさせてながらしばしベンチでへたり込みます。なお、桑実寺は白鳳年間に建立されたという古刹で、本堂は重要文化財とのこと
しばしの休憩ののち、再び炎天下を延々と歩いて安土駅でゴールです
2024年07月07日 15:39撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/7 15:39
しばしの休憩ののち、再び炎天下を延々と歩いて安土駅でゴールです

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

えーと、東近江城跡めぐりツアーのレポートその3です。

安土城の次に向かったのは観音寺城跡です。
近江守護の六角氏の居城ですね。六角氏は大河ドラマに登場するようなビッグネームではないかもしれませんが、南北朝期からその名が登場しますし、信長の上洛時に敵対したことなどで有名ですよね。
そしてなんといってもその特徴は石垣を多用した山城であることで、安土城より先に石垣が多用されているのは、観音寺城が戦国時代ではほとんど唯一の城なんだそうです。
そして安土城のある安土山に隣接…というか尾根続きの繖山の山頂に築かれており、お城男子として安土城に行ったのなら、併せて行かないわけには参りません! と思っていた次第です。

とはいえ、この日はすでに鶴翼山(近江八幡城)と安土山(安土城)というふたつの山(山城)を縦走してけっこうへロッていたのにくわえ、大量の発汗で全身ビショビショの状態(速乾性素材のウエアですがまったく追いつかない)ですっかり気力も萎え萎え。安土城の入城口横の茶屋(?)のベンチにへたり込んだ際には、もう今日の散策は終了にしようか…などとちょっとションボリしていたのですが、昼食としてカロリー&水分をぶち込んだことによりほんの少しだけ気力と体力ゲージが回復。予定どおり次の城跡へと向かいます。

繖山の標高は432m。ハイキングコースも整備されていて、ハイカーの姿もけっこう見かけました。
で、アタシは「北腰越」から取り付きました。
よく整った歩きやすい路面で、登り始め当初はあんまり傾斜もキツくないのでズガズガと進めます。しかし、15分ほど登って近江風土記の丘からのコースと合流した先あたりで、傾斜がキツくなってきました。さらに、ちょうど気温がピークを迎えるころだったのもあって、歩いていて自分でもわかるほどにガクっとペースが落ちました…。

それでも1時間足らずで三角点のある繖山のピークに到着。
思わずへたり込んでしばし休憩し、息を整えました(^_^;)

三角点から先は城跡エリアになります。
縄張り図によると、北側のハイキングコース(散策路)沿いにいくつもの郭跡があるようなのですが、藪が濃くて、アタシにはちょっとわからなかったですね(^_^;) 
尾根を利用したという大土塁上の細い道を東側に進み、佐々木城跡の石碑から南側の散策路に入り、観音正寺にちょっと立ち寄って(有料)、そちらから城跡南西の本丸エリアに向かいます。

本丸周辺はさすがに中核部分だけあって、石垣跡などの遺構がたくさんありまして、実に見応えありました。
さらに南側に向かって進みますと、尾根上の伝平井丸、伝池田丸といった大きな郭が続きます。これらの郭も石塁で覆われて虎口が設けられていました。
尾根の先端の池田丸から南の斜面にもひな壇状に郭が設けられており、ここには大石垣と呼ばれる高石垣がありました。

ってな感じで、ザッとではありましたが散策はこれくらいにして下山にかかります。
ホントはまだまだじっくりと見て回りたいところでしたが、あまりの暑さにへたれハイカーの気力・体力はほぼカラになってきてしまったもので…。
下山は本丸から桑実寺に下るコースを取りました。こちらのコースは桑実寺の管理地を通るので拝観料がかかりますが、本丸からは最短のCTで下山できます。
食い違いになった本丸裏虎口を通り、ひたすら下山します。道は石が多く(石段の名残り?)て、なかなかにシンドイ感じでしたが、下山マシーンと化して無心で下り、20分ほどで桑実寺の境内にたどり着きました。
桑実寺は創建はなんと白鳳6年(677年)で、将軍足利義晴が数年滞在し、仮幕府を置いたとも言われる由緒ある古刹。室町時代前期に建造された本堂は重要文化財だそうで、訪れる価値は十分にあったかなぁ~と思ってます。
桑実寺でしばし休憩し、残り少なくなった水分を補給してから安土駅に戻った次第。

ってなわけで観音寺城の散策は終了。評判どおりの巨大な城郭&盛りだくさんの遺構で見応えがありましたが、時期が悪かったですね…こんなに暑くなければもっと気分に余裕を持って散策できたでしょうし、緑も濃いので見通しも悪く見逃しも多かったと思います。

ともあれ、この日の東近江城跡めぐりツアーはここまで。
安土駅に戻ったアタシは次の目的地である彦根市に向かったのですが、そちらはまた別にレポートします。


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