新潟焼山(夏の笹倉温泉ルートを見てみたい)
- GPS
- 11:34
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 2,206m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 11:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
龍雲荘の少し上に空き地があるのでそこを利用。 本来なら更に林道を進んだ第2ゲートまで車が入れるが崩落のため通行止め。ということで冬季と同様に笹倉温泉を起点に往復した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
土砂の崩落のせいかこの日会った登山者はゼロ。 ◆笹倉温泉〜第2ゲート ・第1ゲートと第2ゲートの間で大きな土砂崩れが2か所あるため車は進入不可。手前の路肩に停めることもできそうだが日曜日以外は工事車両の邪魔になるのでおススメできない。 ◆第2ゲート〜焼山登山口(シェルター前) ・ひたすら林道歩き。時々落石などあるが歩く分には問題ない。 ◆焼山登山口〜泊岩分岐 ・思ったより歩きやすい登山道だが溶岩流の谷を何度か超える箇所があったり、雪渓歩きもあるため初心者向けではない。 ◆泊岩分岐〜焼岳山頂 ・ザレ場の登りが続き、若干のルーファイも必要。 ・山頂部はロープの岩場歩きとなるため若干の慣れも必要。 ・経験者向きのルートだと言える。 |
その他周辺情報 | 笹倉温泉龍雲荘 大人850円。 お湯は暑めだが露天風呂もある。 |
写真
感想
今週末は梅雨にしては天気が良さそう、ということでMさんが未踏で行きたがっていた「新潟焼山」にターゲットを決めた。
ルートはいくつかあるが火打は若干飽きたので焼山単独で、せっかくなので冬季にいつも歩いている笹倉温泉からのルートを辿ってみよう。
夏季は笹倉温泉から更に上の第2ゲートまで車で上がれるらしい、ということで林道をドライブしていくと早々に「通行止め」の看板が目に入った。
どうやらその先で崩落があったらしい・・・結局笹倉温泉に戻って冬季ルートと同じ行程を歩く羽目になった。まあいいか。
ヘッデンスタートは出発前は眠いし億劫だがスタートしてしまうとスイッチが入る。地獄山行マインドが身体に染みついているのかも。
問題の崩落地は想像以上に激しくて木々が行く手を阻むので乗り越えるのも少し苦労した。
後は冬期と同じくひたすら林道を歩いていく。ラッセルがない分軽快に歩けるがその分暑い。この日は風があったので助かったが真夏に歩くと死ぬかも。
アマナ平〜北面台地も冬季は灌木も雪の下なので視界の開けた大雪原だが、この時期はうっそうと茂った森の中をただただ歩いていく感じ…せっかくの日本離れした景色も見ることができなかった。季節の違いを楽しむという意味ではこちらの方が良かったのかもしれないが。
北面台地の特徴のひとつが溶岩流の爪痕だ。バカでかい谷が何本も台地を走っていて、夏道も6か所くらい谷を横切るルート取りになっていた。
その都度アップダウンをこなして雪渓歩きもあってなかなかアドベンチャーだったが、むしろ登山者を飽きさせないためのアトラクションだと思えば苦にならなかった。
思ったより花も咲いていた。特にオオサクラソウ。白山の釈迦新道でしか見たことがなかったがまさか北面台地で大群落がみられるとは・・・これだけでも来てよかったと思えた。
泊岩分岐から先に進むといよいよ樹林帯を抜けて視界が開けてくる。
後ろを振り返ると金山、雨飾山とそのバックには屏風のように白馬岳〜朝日岳といった北アルプスの山々がそびえている。
夏なので空気も霞んでるかな?と思ったが遠くは富士山まで眺められるベストコンディション。いい感じで風も吹いてくれて暑さはほとんど感じなかった。
分岐〜先はさすがに他の登山者と会うかな?と思っていたがまさかの貸し切り。梅雨時期はこれがあるからやめられない。
Mさんも初めての焼山の景色に感動していた。特に金山の緑でたおやかな山容が気に入ったらしい。今度は天狗原山から登ってみますか?
貸切の山頂で気が済むまで写真を撮ったら来た道を戻ろう。
ピストンを飽きやすいが初めてのルートということもあり、かつ冬とのギャップを意識することもできて最後まで楽しんで歩くことができた。(けどやっぱり下山はスキーがあったら楽ちんなのに…と思ってしまった)
焼山に初めて登ったのは去年の夏だったが、登れば登るほど味が出る山だと思った。
また雪が降ったらスキーで訪れたい。
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