麗しの聖岳-砂浴び雷鳥発見-(沼平-茶臼-上河内-聖-椹島)
- GPS
- 56:22
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 3,434m
- 下り
- 3,250m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 8:00
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:28
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:30
ズレがあったので少々手を加えてあります。
天候 | 15日(土)16日(日):晴れ時々曇り 17日(月):一日中雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
…竹橋22:40発→沼平(ゲート)5時25分頃着 大人片道:9,300円 8/18(火)送迎バス(東海フォレスト):無料 椹島ロッヂ13:00発→畑薙第一ダム14:00頃着 ※椹島ロッヂ他対象施設に宿泊しないと乗れません。 バス(しずてつジャストライン「南アルプス登山線」) 畑薙第一ダム14:25発→静岡駅17時50分頃着 :大人片道3,100円・完全予約制 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト各所にあり。沼平にて提出。 登山道の整備はされている方だと思う。 畑薙大吊橋〜ウソッコ沢避難小屋: 道を間違えそうな所もあるが、そういう所にはテープがあったり、 倒木で道がふさがれてあったりするので気をつければ大丈夫だと思う。 聖岳の頂上直下:ザレ場で足を取られやすい所あり。 聖平小屋〜椹島ロッヂ:ザレたトラバースあり。 しっかり足を踏み込む且つ素早く進まないと滑落の危険あり。 |
その他周辺情報 | ウソッコ沢避難小屋:無人小屋(中はまあ綺麗←リーダー談) トイレは木の板に穴が開いているだけ(便器なし)の質素な作りなので 踏み抜かないよう注意。 横窪沢小屋:綺麗な山小屋。休憩していたらお茶を出してくださった。 メニューにところてんあり。 茶臼小屋:綺麗な山小屋。周りはお花畑。富士山も見える。 聖平小屋:綺麗な山小屋。ウェルカムフルーツポンチ最高。 別棟の冬期小屋(通路が土間)では土間の上で自炊OK。 椹島ロッヂ:綺麗な山小屋(というより民宿)。トイレは施設内に複数あり楽。 個室は畳+布団+テレビ付。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | 「えいようかん」は食べやすくてお勧め。 トマトとツナ缶を忘れた。 |
感想
竹橋(毎日新聞社)で北アルプス行の行列を横目に中型のバスに乗る。
畑薙ダム臨時駐車場で降りる人達が多い中、
私達は沼平(畑薙ダムゲート前)からスタート。茶臼に向かう。
畑薙大吊橋は下が丸見え……。足を止めたら動けなくなりそう(登山終了)
なのでカメラを出す余裕もなく渡り切る。
その後いくつか小さな吊り橋や不安定なハシゴを渡る。
天気は良く風が爽やかで快適な気候のはずだが汗がダラダラ出る。
茶臼小屋に着くちょっと前から軽い頭痛。
余裕を持って茶臼小屋に着いたが、面倒くさくなって茶臼岳登頂は断念。
夕飯時まで読書&寝る。
しかしこれがいけなかったようで頭痛がひどくなる。
さらに食欲ナシ&吐き気。高山病に罹ったようだ。
夕飯の親子丼&中華丼には手をつけられず、きゅうりをちょびちょび食べる。
コーラを買う気力もなし。夕焼けの富士山をボーッと見つめる。
トイレでGet On Up後の梅干しが身に沁みた。
Get On Up後回復してきたが、下山も検討しつつ眠りにつき翌日…。
何事もなかったかのように元気になり、残りの親子丼&中華丼をバグバグ食べる。
ちゃっちゃと荷造りをして出発。
2日目の日程は厳しい事を覚悟していたが
聖平小屋分岐までの道のりは歩きやすくて順調順調。
上河内岳からの景色も良い!
(※上河内岳分岐から荷物をデポし、タブレットを置いていったので
ログには載っていません…後で追記します)
聖平小屋分岐で荷物を必要最小限に減らす&私のザックをデポし、
いよいよ聖岳へ向かう。
東京に居る時の山行2日目の天気は雨の予報だったのでガッカリしていたが、
当日はカンカン照りでもない快適な気候で足取りも軽い。
聖岳頂上直下はちょっと厳しかったけども予定より早く登頂。
スニッカーズ片手にハイチーズ!
「えいようかん」も美味いで!
風もほとんど吹かないので1時間くらいマッタリする。
奥聖はパス。
下山開始後すぐ、リーダーが「雷鳥だよ!」と叫ぶ。
(唐突に発見したので無意識に叫んでしまったらしい)
そこにはブイブイ鳴きながら砂浴びを楽しむ雷鳥が!!
しばらくすると私達の目の前をチョコチョコ横切り、
岩をチョコチョコ登り、テリトリー内をチェック(している感じ)。
雷鳥に会えるとは思っていなかったので感動。
−
聖平小屋分岐まで戻り、荷物を拾い聖平小屋へ。
チェックイン(?)後、ウェルカムフルーツポンチをいただく!沁みウマー!
茶臼小屋もそうだが、聖平小屋も盆過ぎなので宿泊客は少ない。
北アルプスの山小屋はどうだったのだろうか。
人が少ない=快適に過ごす。体調はバッチリ。
ビールとCCレモンで乾杯!
カレー&牛飯&サラダ&味噌汁も完食。
夜から雨が降り始め、3日目は一日中雨。
まあ2日目は雨だと思っていたのでラッキーと思う。
今日は下るだけやし。
しかしずーーーっとの雨は辛い。
休憩もロクにできないし、黙々と歩くしかない。
カメラやビデオも出せない。
橋を渡り、滝を渡り、ザレたトラバースを歩き、
約5時間後やっと聖沢登山口に到着。
1時間林道を歩けば今夜の宿泊地である椹島ロッヂに着く。
林道を歩いてしばらくすると雨がひどくなってきた。
黙々と黙々と黙々と歩く。
すると、後方から1台のバスが来て私達の横に止まり、ドアが開いた。
ロッヂまで乗せてくれるという。
これはありがたい……!
濡れ鼠のままバスに乗り込む。
(濡れたままでいいよって運転手さんが言ってくれた)
よっぽど惨めな姿やったからバスに乗せてくれたんやと思ったら、
聖沢登山口から乗車可能のバスであった。
乗車不可だと思い込んでいた。アホである。
けれどもバスが走る時間帯に歩いていたのはラッキーだった。
カラカラに乾いた(?)男性2人組+運転手さんとしばし談笑。
−
椹島ロッヂに到着し、濡れたモノは全部乾燥室へ。
2泊共素泊まり&寝袋持参だったので、今日は贅沢に夕朝飯付個室を選択。
椹島ロッヂではお風呂に入れるが、16時の入浴開始まで時間があるので
ボディシートで体を拭き先に着替え、漫画「動物のお医者さん」を読んで過ごす。
16時になり早速お風呂へ。
気ん持ちいいーーーー。
夕飯ではCCレモンではなく、レモンチューハイとビールで乾杯。
久しぶりの魚!肉!(レトルトではあまり肉を感じられない)
ご飯をよそいすぎたので食べるのに時間がかかってしまったが完食。
21時の消灯まで漫画「動物(略)」を読む。
<個室にはテレビ(BSだけ観れる)がある。>
翌朝〜帰りのバス(13時発)に乗るまではレストハウスのベンチで
マスクメロンサイダーを飲んだり、のんびり過ごした。
総合的に天気にも恵まれていたし、
人も多くなく満足の山旅だった。
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