風は秋色，槍ヶ岳初登(ツアー登山)

2015年08月17日(月) ~ 2015年08月19日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 36.4km
• 登り: 1,687m
• 下り: 1,680m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 2:00
• 合計: 5:20

9:10 スタート地点
10:00 10:10 明神館
10:10 11:10 徳澤園
12:10 13:00 横尾 (横尾山荘)
14:30 槍沢ロッジ

2日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:30

6:00 槍沢ロッジ
12:00 13:20 槍ヶ岳山荘
14:00 14:10 槍ヶ岳
14:30 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:30

6:00 槍ヶ岳山荘
9:50 10:10 槍沢ロッヂ
12:00 12:30 横尾 (横尾山荘)
13:10 徳澤園
14:00 明神館
14:30 ゴール地点

天候

一日目：けっこうな雨　二日目：曇り時々晴れ　三日目：晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

朝9時前上高地集合のため近鉄，JR利用で前日松本泊．当日は松本電鉄，バス利用で上高地へ

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はありませんが，槍の穂先は思っていた以上にスリリングだった．

その他周辺情報

登山後，小梨平キャンプ場内の風呂で入浴．手荷物預かり所もあるので登山前にお風呂セットを預けておくとよさそう．

写真

8/16 12:55

前泊にて松本市内観光．松本城．

8/16 13:13

これは昔の小学校らしい．いい天気，この日に登っとけばよかった．

8/17 10:31

翌日，上高地集合で出発．でも，結構な雨．小梨平キャンプ場には気合いの入ったテルテル坊主が．

8/17 10:33

雨の中を進みます．

8/17 11:11

アートなメニュー

8/17 12:07

雨で景観もなし，花が心を和ませる．

8/17 12:07

キオンだったと思う．

8/17 12:19

徳沢キャンプ場もまばら

8/17 13:38

8/17 13:56

横尾大橋．遠くは霞んで見えません．

8/17 15:01

8/17 15:30

槍見河原にも槍はなし．

8/17 15:46

増水した流れにかかる橋を渡ります．

8/17 16:00

流れは激しく轟音を聞きながら沢沿いの道を行きます．

8/17 16:01

二の俣到着．

8/17 18:34

この後，さらに雨は激しくなり，なんとか槍沢ロッジ到着．入浴後に夕食．ちょうど誕生日だったSさんのためにワインで乾杯！

8/18 6:45

翌日は青空が広がるか．

8/18 7:47

8/18 7:49

ホツツジだそうです．

8/18 8:03

やはりガスが多く景観はない．雨が降らないだけまし．

8/18 8:07

ミヤマシシウドだそうです．

8/18 8:28

クロマメノキだそうです．

8/18 8:28

8/18 8:50

雪渓が近づきます．

8/18 8:51

大曲到着，

8/18 9:12

ここから雪渓を幾つか超えます．アイゼンは不要．

8/18 9:21

ハクサンフウロだそうです．

8/18 9:36

ベニバナイチゴだそうです．

8/18 9:39

可憐なクルマユリ

8/18 9:42

8/18 9:55

天狗原分岐

8/18 9:57

時々青空が見えます．

8/18 10:41

8/18 10:41

8/18 10:42

コウメバチソウだったと思う．

8/18 10:42

8/18 10:43

これはわかるトリカブト

8/18 10:45

8/18 10:58

8/18 10:58

ウラシロナナカマドだったと思う．

8/18 10:59

8/18 10:59

シナノオトギリだそうです．

8/18 11:09

雨は降りませんが，やはり，遠景は霞んでいます．

8/18 11:09

ヨツバシオガマだそうです．

8/18 11:09

これもシナノオトギリか

8/18 11:10

シナノキンバイだそうです．

8/18 11:10

タカネヤハズハハコだそうです．

8/18 11:17

ハート型の石．触ると恋がかなうという話はない．

8/18 11:27

坊主岩屋下

8/18 11:33

岩屋の中

8/18 11:57

ウサギギクだそうです．葉がウサギの耳に似ているのが由来だそうです．たくさん咲いてました．

8/18 12:08

遠くに常念岳が

8/18 12:08

アップです．

8/18 12:27

霧の向こうに殺生ヒュッテがみえます．

8/18 12:27

8/18 12:30

「ガイドさん，あのマークなに？」
「UFOが飛んでくる目印です．」

8/18 12:38

殺生ヒュッテ

8/18 12:45

8/18 12:45

イワツメクサだそうです．

8/18 12:48

イワキキョウだそうです．

8/18 12:56

クロトウヒレンだそうです．

8/18 12:57

一瞬雲が流れて，ついに槍の登場です．

8/18 13:26

登ってる

8/18 13:26

アップ

8/18 14:22

槍の穂先への登り道で岩壁に咲いてました．
トウヤクリンドウだそうです．つぼみではなくこの形で完成形だそうです．

8/18 14:53

眼下に槍ヶ岳山荘

8/18 15:03

途中全く余裕なく，写真はなし．前日の雨のためか山頂は空いてました．

8/18 15:03

アップ

8/18 14:53

雲も晴れてきました．周りの景色も楽しめます．表銀座縦走路の山々．

8/18 14:53

8/18 14:53

常念岳

8/18 14:54

通ってきた辺りを見下ろします．

8/18 15:30

下りの途中でヘリが旋回してきました．

8/18 15:30

荷揚げのヘリでした．盆休み明けで，すべての小屋がまとめて荷揚げしているようです．

8/18 15:35

青空を背景に槍の穂先が眩しい．

8/18 19:17

ヘリポートの横にも槍が

8/19 6:12

翌朝，東の空が明るくなってきています．

8/19 6:29

朝食を食べた後はもう明るくなってました．

8/19 6:29

8/19 6:29

8/19 6:30

8/19 7:18

8/19 7:43

名残おしいですが，槍を振り返りながら下山します．

8/19 8:30

遠くなりました．雲はもう秋の気配です．

8/19 8:44

8/19 9:00

8/19 9:50

8/19 9:58

8/19 9:59

8/19 10:42

8/19 10:52

8/19 11:01

8/19 11:45

ノリウツギだそうです．

8/19 11:47

8/19 12:07

昨日と違って渓流の水は澄んでいました．

8/19 12:16

槍見河原．きょうはしっかり見えました．

8/19 14:37

8/19 16:12

上高地より穂高の山々

撮影機器：

PENTAX Optio W90 PENTAX

感想

morigie

一日目：時間ぎりぎりに集合場所に到着．本日はM社のツアーに参加して槍ヶ岳の山頂をめざす．メンバーは8人．以前に北穂高岳のツアーでお世話になったUさんが今回もガイドを務める．そこに男性5人女性2人が加わったメンバーである．皆さん幾多の山々を踏破してこられた逞しいメンバーのようだ．足を引っ張らないように気をつけなくては．
天気は予報通りの雨．時折強く降り，ほとんど止むことはなかった．レインウエアを着こんで，松本市内で買った折りたたみ傘をさして目的地を目指す．
景観はほとんどなく黙々と前を向いて進んでいく．道端の種々の花々が鬱々とした心を和ませる．Uさんに色々と花の名前を教えてもらうが，教えてもらった端から忘れていくダメダメな生徒である．
ようやく，槍沢ロッジに到着．ここに風呂があるのはありがたい．雨に濡れ冷えた体が温かさを取り戻す．
夕食後，本日たまたま誕生日だったSさんを祝して皆でワインで乾杯．他のテーブルからも拍手をいただいて本当にいい雰囲気になった．それにしてもこのツアーのメンバー，よく歩くがよく飲む．Uさんもよく飲む．これだけ飲んだ山行も久しぶりだ．
翌日は朝晴れ間もみえたが，午前中はずっと曇り．やはり景観はないが雨が降るよりはずっとまし，槍に向かって進んでいく．殺生ヒュッテが近づいてきた辺りで急に目の前の霧が晴れて，やっと見えてきました！槍の霞んだ姿で皆んな元気が湧いてきて，一気に最後の急坂を駆け上る．
槍ヶ岳山荘に着きチェックインして昼食を食べた後いよいよ槍の穂先へ．
渋滞が気になっていたが，昨日の雨のためか頂上を目指す人は多くなく，ゆったりマイペースで登ることができた．山頂もがらがらで登頂の感動を十分味わえた．初めは雲に覆われていたが，風に雲が流され，目の前に素晴らしい景色が展開された．山の神様のご褒美だった．
次の日は晴れ．行く時には見ることができなかった槍も帰りはわれわれをずっと見守ってくれて，振り返るといつも凛々しい姿を見せてくれた．ありがとう，いつかまた来ます．
帰り道も快調で定刻より早く上高地に到着．小梨平キャンプ場で入浴しさっぱりとした後は大勢の観光客の間を抜けてバスターミナルへと急いだ．