コイカクシュサツナイ岳→1752峰
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,630m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:10
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:30
天候 | 1日目晴れ時々曇り 2日目雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏尾根の取り付きは笹が濃く、道もはっきりしない。少し登ると道もはっきりしてくるが笹漕ぎ状態は変わらない。 |
その他周辺情報 | 道の駅「中札内」で食事が出来る。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 水7リッター持って行ったが使ったのは3.5リッター |
感想
金曜から日曜までプチ夏休み。でも日曜は予定があって絶対に札幌にいなければならない。
そんな中で選んだのがコイカクシュサツナイ岳。
もしかしたら1839峰も行けるかも!なんて甘い事を考えていた。
北海道の山で最高の急登があるというコイカクシュサツナイ岳の夏尾根。
そして以前から見てみたかった「ヤオロの窓」。
どんなところだろう?窓みたく見えるのかな?と想像を膨らましていたが、今ではYouTubuでも簡単に見る事ができる。いい時代になったもんだ。
今日はずっと沢靴で行く予定で札内川ヒュッテを出発。
金曜日なので車は少ないが、それでも4、5台停まっていた。
きっとほとんどがカムエクなんだろう。
コイカクシュサツナイ川は広く明るい感じで歩きやすい沢だった。
途中巻き道もしっかりあり、特に危険な箇所はない。
上二股ではデポされた沢靴が何個か木にぶら下がっており、何人か上にいるようだ。
笹を漕ぎながら急登を行く。
足元はけっこう滑る。
喘ぎながらなんとか夏尾根の頭に出ると1839峰が目の前にあらわれ、ヤオロマップに続く稜線も見える。
今日ヤオロマップまで行けたら1839峰はもらった!という気持ちでいた。
問題は先行者がどこにいるかだ。
コイカクシュサツナイ岳を通り過ぎると、その先はハイマツ漕ぎが待っていた。
この状態がヤオロマップまで続いていたらちょっとヤバいかもと少し弱気になった。
楽しみの一つだった「ヤオロの窓」も見れた。
窓という感じではなかったが、昔からあこがれのヤオロの窓なので正直うれしかった!
1752峰につくと目の前にヤオロマップが見えるのだが、なんと山頂にテントが見える。先行者はやっぱりヤオロまで行ってたんだ。(考えたら当たり前だけど)
明日の朝、ここから行くのは大変そうだが、仕方ないのでここでテン泊する事にした。
夜半から雨が降ってきたみたいで、3時に目を覚ました時も雨が降っていた。
雨の音を聞いていきなりテンションダウン。
雨の中1839峰に行っても楽しくないし、行ったとしたら帰りの沢が夕方になるかもしれない。
一番悩んだ事が雨の日の沢だ。
昔、日高幌尻岳の帰りに雨が降ってきて、あっという間に額平川が増水して非常に大変な思いで帰ってきた記憶がある。
少し様子をみたが雨は止まないので戻る事にした。
雨の中のテント撤収はやっぱり難儀だった。
帰りはずっと雨で、先に行かなくて良かったとしみじみ思った。
体もびしょ濡れで冷えてきた。早く降りなきゃ!
なんとか尾根を下り、沢に出ると思ったより増水はしておらず、早歩きで帰った。
沢から道路に出ると前に人が歩いていて、駐車場で話しかけると名古屋からカムエクを登りにきたらしい。
山頂はガスっていたそうだ。
土曜日なので雨なのに車がけっこう停まっていて、きっとみんなカムエクに行っているのだろう。
今回は先行者を遠くに見ただけで結局誰とも会うことはなかった。
予定より早く降りたのでのんびり札幌に帰った。
今回は全部沢靴で通したが、雨で岩場が濡れていてので沢靴が役にたった。
もともと濡れても気にしなくてもいい靴なので、その点も気を遣わなくてすみ良かった!
コメント
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写真のコメントに「臨場感が足りない‥」と書いてましたけど、臨場感充分で非常に読み応えのあるレコです!(^^)!。
シルバーウィーク山行の参考にさせて頂きます(^^)/。
i-tomoさん、お疲れ様でした。
雨の中のテント撤収はホント憂鬱ですよね。
念願のヤオロの窓が見れた事で良かったですね。
それにしても、男前鉄板カレー、本当に豪快でその名に恥じないカレーですね!!
山の写真は人が入らないと大きさや急さが伝わりにくいですね。
それにしてもmorethanさん、自爆事故悲惨でしたね〜。
なんか笑ってはいけないんですが悲惨すぎてなんと言っていいのか・・・
シルバーウィークにはストッパーを確認して望んでください(笑)
テントの中である程度荷物を詰めて、外に出てテントをたたむとザックに入るスペースがなくなりました(笑)
「なんぷてい」は何でも美味しいので、こんどぜひ寄ってみてください!
こんにちは!
コイカクへの急登は北海道三大急登?でしたっけ?
それも藪を漕ぎながら、ダニを付けながら、なんて考えると、、、
ムリ!って感じです
やっぱ1839までの道は敷居が高すぎます。
噂通りの急登でした。それもただの急登ではなく、笹がかぶった急登なので、疲れても暑くても立ち止まりたくないような登山道です!
稜線に出ると今度はハイマツ漕ぎが待ってます。上も下も松ヤニだらけになるのと枝でボロボロになります。
早く進みたくても進まなくて、だんだんテンションが下がってきます。
そしてその彼方に1839があります(笑)
この状況を楽しめたら最高なんですけどね〜(笑)
無理!楽しめそうにないです(笑)
i-tomoさん、こんにちは。
ナイフリッジの、素敵な稜線が続いているのですね。
黒いものは本当に何でも熊に見えて、ドキッとしますよね
ヤオロの窓 に コイカクの急登 、日高山脈のことをいろいろと
勉強させてもらえます。
読んでいて、テンションがUPしました
お疲れ様でした!
日高は素晴らしいですよ!
ナイフリッジや急峻な山波など他ではなかなか味わえないです。
でもその分自然度が高くて、人もあまり居なくて覚悟を決めていかないと心が折れそうになります(笑)
mikuriさんがもし興味をもたれたなら、もう抜けられませんよ(笑)
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