甲武信ヶ岳・釜ノ沢東俣
- GPS
- 08:40
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,164m
- 下り
- 2,165m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:43
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
暑くなりそうだし普通の歩きも飽きたので、ひとりでも行けそうな沢に行くことにした。かなりの人気ルートで単独の記録もあったし、難しい箇所もなさそう。途中で泊まって焚火を囲むのもよさそうだったが、そんな時間もないし行くしかない。念のため、ハーネス、ガチャ類、30mロープ、ハンマーは持ったが、結果的には使わなかった。
3時に起床して中央道を走り、登山者用の駐車場にとめる。直前に思いついて載せた折り畳み自転車で登山口まで。「法螺貝のゴルジュで死亡事故が多発」という旨の看板を横目に入山。鶏冠谷出合でハーネスやヘルメットを装着した。河原を歩いていたが、途中泳ぎかヘツリが必要な箇所があり、それを避けて枯れた沢を詰めると素晴らしい巻き道があった。法螺貝のゴルジュはかなり高く巻く。ここで逃げたという敗北感が、人々をゴルジュに向かわせるのかも知れないと思った。
山の神でこの日初めての登山者に遭遇。鶏冠山に行くつもりがここまで来てしまったのだという。「だいぶ手前ですよ」と伝えると戻って行った。その後も地形図で見るとゴルジュ地形だが、川幅は広く、歩くのに問題はない。途中、大きな岩壁を見るも逆層で節理が乏しく難しそうだった。その後、左岸の斜めになった花崗岩をペタペタ歩く箇所があり、フェルトソールでは滑りそうで怖かった(その後も同じような箇所あり)。泳げないので、ドボンは即アウトのおそれがある。
いくつかの滝を巻いて、沢が荒れてくると中洲や脇の森を歩いた。終盤にさしかかると標高を稼げるようになり、思ったより早く詰め上げることができた。詰めは思いのほか爽やかで、泥臭い所が全くない。巻き道も明瞭で美しく、バリエーション登山といった感じだった(後から聞いた情報ではかつて破線ルートだったらしい)。ただ、ルート全体を通して案内板が過剰で、やや興ざめする。小屋の取水施設のあたりでハーネスを脱ぎ、靴を替え、登山道と合流する前にザックをデポして山頂を往復。曇っていたせいか山頂あたりは思ったより涼しかった。展望はイマイチで、遠く金峰山は雲の中。
デポを回収して木賊山を巻き、徳ちゃん新道を下る。久しぶりの登山で脚の筋肉系にダメージが来ており、長くしんどい下りとなった。水分ももっととっておけばよかったと後悔。チャリを回収して駐車場までの道のりはとても爽やか。これはとても有効だった。下山後はセブンイレブンでエリックサウスのビリヤニ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する