天塩岳 遠征3日目 膝痛で大苦戦
- GPS
- 06:44
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し |
その他周辺情報 | 下ったところにある協和温泉 食事も可能 |
写真
感想
前日に登山口と避難小屋のある手塩岳キャンプ場に夕方到着した。
道道101号から天塩川上流へ向かって林道は長く狭く、おまけに鹿やキツネの親子に遭遇しスピードも出せなかった。避難小屋で宿泊せず車中泊して当日朝出発した。
この日は朝から青空が広がり少し肌寒いくらいの気持ちの良いスタートだった。
ところが歩き出してすぐに左膝が少し痛み出していた。それでも昨日の芦別岳に比べれば標高差も少ないし大丈夫だろうと思い、とにかく慎重に行こうと進んだ。
しばらくは平坦な歩きやすい道で何度か渡渉するも橋があって全く問題なし、ほとんどまっすぐな道を進み、前手塩岳への分岐からも少し登っただけで平坦な道はずっと続く、その後ようやく登り出したと思ったら今度はこれでもかと行くくらい直登の区間もあって一気に標高差500mを登って行く急登の区間はきつかった。
きつい登りもハイマツ帯が現れたと思ったらすぐに眺望が広がり、緑の絨毯を敷き詰めたような円山と西手塩が飛び込んできた。ここ3日の山行では最高の天気と眺望で大満足だった。前手塩岳の山頂標識は棒の標識でちょっとがっかりした。しばし休憩してから手塩岳まで200m下って登り返しに向かった。
そしておそれていた事が、下りにかかった際左膝が急に悲鳴をあげた。中間点のここでかと思ったがとにかくゆっくりゆっくり下っていた。それから手塩岳の肩のところまで登るとそこから山頂までの稜線は素晴らしい景観だった。
手塩岳からは大雪連峰だけはわかったがほかは全く周りの山はわからず、遠く南方面に集落が見えたので電波が通じるかなと思ったが駄目だった。素晴らしい展望をしばらく楽しんで、下ることにした。
山頂からは一気に100mほど下ってからは緩やかな道が続く、円山でしばしのどかな時間を楽しんで下り出した。
つらかったのは標高1100mまで下った後の天塩川まで標高差300m程の下りだった。ここは膝の痛みに耐えながら右を向いたり左を向いたりしてゆっくり下った。膝は腫れてきたのがわかった。天塩川まで降りてきてほっとした。そこから平坦な道を歩きながらこの後の山行について止めようと決断した。やっぱり3日連続山行はいけなかったかと思った。
予定ではこのあとチロロ林道からの幌別岳とニペソツ山、いづれも距離が長く標高差もある、日帰り出来ない場合はツエルト持参ででと思ってた今回のメインだ。この膝の状態ならどう考えても無理だ。好天が予想されるなか残念だがこの先の山行は中止としようと、何度も自分に言い聞かせて登山口に向かった。
しばらくは左膝の完治まで登山は出来ないだろう。
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