ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7046076
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

十勝岳_活火山の名峰をピストン登山

2024年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
10.3km
登り
1,121m
下り
1,137m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:44
合計
6:54
4:57
35
5:32
5:33
19
5:52
5:53
11
6:04
6:22
42
7:04
88
8:32
8:52
58
9:50
9:51
62
10:53
10:55
9
11:04
18
11:22
11:23
28
11:51
今回は陽ざしが強くなりそうだったので、FireFoxのサンフードを始めて使ってみました。
見た目は少し目立ちますが、おかげでいつも真っ赤になる首元の日焼けを防ぐことができました。
軽量かつコンパクトでウエストポーチに入れておけるのでおすすです!
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■駐車場
 望岳台駐車場
 ※トイレあり
 ※無料
 前夜からの車中泊時はガラガラでしたが下山時は路上駐車もちらほらの混雑でした。
 
コース状況/
危険箇所等
全体を通してガレれているコースになります。
途中細かい砂地の個所もあり、転倒等にご注意ください。
その他周辺情報 ■お風呂
 美瑛町国民保養センター
 ※大人300円、子供100円
 ※シャンプーリンス、石鹸、ドライヤー等は一切ありません
 温湯の鉄泉かけ流し風呂が一つ、洗い場が3つあります。
 43~45度ぐらいの温湯で人によっては浸かりにくい温度なのでご注意ください。
 最低限の設備だったので次回は近隣の別施設を利用すると思います。
4時に起床。
予報通り天気は晴れ!
なかなか冷え込んでて気温は10℃でした。
5時前に行動開始。
2024年07月21日 04:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 4:54
4時に起床。
予報通り天気は晴れ!
なかなか冷え込んでて気温は10℃でした。
5時前に行動開始。
登山口前の案内板を確認してから入山
2024年07月21日 05:01撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 5:01
登山口前の案内板を確認してから入山
十勝岳を背にパチリ。
お風呂屋さんのような3本の噴煙が印象的。
2024年07月21日 05:04撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
7/21 5:04
十勝岳を背にパチリ。
お風呂屋さんのような3本の噴煙が印象的。
振り返ると眼下に広がる早朝の富良野平原。
2024年07月21日 05:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 5:05
振り返ると眼下に広がる早朝の富良野平原。
ほどなくして美瑛富士の横からお日様が登ってきました。
暑くなりそな予感。
2024年07月21日 05:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 5:17
ほどなくして美瑛富士の横からお日様が登ってきました。
暑くなりそな予感。
白銀荘分岐
山頂へはまっすぐです。
2024年07月21日 05:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 5:32
白銀荘分岐
山頂へはまっすぐです。
美瑛岳分岐
ここまでおよそ1時間。
2024年07月21日 05:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
7/21 5:54
美瑛岳分岐
ここまでおよそ1時間。
美瑛岳分岐から10分ほどで十勝岳避難小屋に到着。
2024年07月21日 06:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 6:06
美瑛岳分岐から10分ほどで十勝岳避難小屋に到着。
なかはこんな感じ。
緊急時用のヘルメットや毛布が備蓄されてます、
2024年07月21日 06:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 6:06
なかはこんな感じ。
緊急時用のヘルメットや毛布が備蓄されてます、
朝食で残したランチパックをカミさんと一枚づつ投入。
2
朝食で残したランチパックをカミさんと一枚づつ投入。
避難小屋の真横にある観測所。
火山活動の観測でしょうか。
2024年07月21日 06:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 6:06
避難小屋の真横にある観測所。
火山活動の観測でしょうか。
山頂まであと2.7kmの表示。
やっと半分近く。。
2024年07月21日 06:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 6:27
山頂まであと2.7kmの表示。
やっと半分近く。。
コースの岩場にイワブクロが咲いてました!
2024年07月21日 06:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3
7/21 6:34
コースの岩場にイワブクロが咲いてました!
避難小屋から先はガレた急登が続きます。
個人的にはここが一番メンタルにきました
2024年07月21日 07:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 7:18
避難小屋から先はガレた急登が続きます。
個人的にはここが一番メンタルにきました
急登尾根まで登りきったら昭和火口。
でかい。
2024年07月21日 07:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 7:18
急登尾根まで登りきったら昭和火口。
でかい。
反対側には対象火口。
どうか活動しませんように。。
2024年07月21日 07:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 7:19
反対側には対象火口。
どうか活動しませんように。。
ここからはしばし緩めの尾根歩きがつづくボーナスタイム!
2024年07月21日 07:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 7:23
ここからはしばし緩めの尾根歩きがつづくボーナスタイム!
悪天候時や積雪期の目印になるように所々にケルン的な目印が設置されてます。
2024年07月21日 07:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 7:30
悪天候時や積雪期の目印になるように所々にケルン的な目印が設置されてます。
この先からは山頂までの最後の急登コース。
手前の谷筋には残雪が残っていました。
2024年07月21日 07:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 7:40
この先からは山頂までの最後の急登コース。
手前の谷筋には残雪が残っていました。
アタック前に杵つき大福投入!
1
アタック前に杵つき大福投入!
100mほどの急登を登って尾根筋へ到達。
迫力ある新火口がよく見えます。
2024年07月21日 08:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 8:13
100mほどの急登を登って尾根筋へ到達。
迫力ある新火口がよく見えます。
ここから山頂まであと100mの登り。
うっすらと雲が張り出したで急ぎます。
2024年07月21日 08:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 8:14
ここから山頂まであと100mの登り。
うっすらと雲が張り出したで急ぎます。
山頂手前のつづら折りを黙々と進んでます。
※insta360で撮ってみました。
1
山頂手前のつづら折りを黙々と進んでます。
※insta360で撮ってみました。
十勝岳(2077m)山頂!
出発からおよそ3時間半でした。
※日本百名山37座目
2024年07月21日 08:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3
7/21 8:36
十勝岳(2077m)山頂!
出発からおよそ3時間半でした。
※日本百名山37座目
三角点タッチ。
※ただ置いてあるだけなので動かさないようにしましょう。
2024年07月21日 08:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 8:46
三角点タッチ。
※ただ置いてあるだけなので動かさないようにしましょう。
いつの間にか気になっていた雲は消え、
感動の360度ビュー。
2024年07月21日 08:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3
7/21 8:45
いつの間にか気になっていた雲は消え、
感動の360度ビュー。
北東方面。
大雪山旭岳がよく見えてます。
1
北東方面。
大雪山旭岳がよく見えてます。
南東側。
こちらは雪渓とのコントラストで素晴らしい景色。
15分ほど楽しんで下山開始。
2024年07月21日 08:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 8:48
南東側。
こちらは雪渓とのコントラストで素晴らしい景色。
15分ほど楽しんで下山開始。
100m下ると前十勝コース分岐。
※現在通行禁止です。
2024年07月21日 09:03撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 9:03
100m下ると前十勝コース分岐。
※現在通行禁止です。
行きは気が付かなったけど、谷筋に残雪。
まるで氷河のよう。
2024年07月21日 09:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 9:17
行きは気が付かなったけど、谷筋に残雪。
まるで氷河のよう。
再び大正火口付近。
迫力のある雲煙ともお別れ。
2024年07月21日 09:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 9:30
再び大正火口付近。
迫力のある雲煙ともお別れ。
メアカンキンバイを発見
2024年07月21日 09:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
7/21 9:58
メアカンキンバイを発見
つづいてキリンソウ。
2024年07月21日 10:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
7/21 10:09
つづいてキリンソウ。
一時間ちょっとかけてふたたび避難小屋。
火口から避難小屋までの下りはなかなか疲れました。。
2024年07月21日 10:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 10:53
一時間ちょっとかけてふたたび避難小屋。
火口から避難小屋までの下りはなかなか疲れました。。
小屋の中で用意しておいたサンドイッチを投入。
すっかり陽ざしが強くなったで日影が有り難かった。
1
小屋の中で用意しておいたサンドイッチを投入。
すっかり陽ざしが強くなったで日影が有り難かった。
避難小屋から駐車場の区間にある白銀荘分岐。
2024年07月21日 11:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 11:23
避難小屋から駐車場の区間にある白銀荘分岐。
11時50分無事下山完了!
最高の天気に恵まれて幸せな山登りでした。
2024年07月21日 11:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
7/21 11:51
11時50分無事下山完了!
最高の天気に恵まれて幸せな山登りでした。
お風呂を出たあとによった道の駅「白金ビルケ」
2024年07月21日 17:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 17:18
お風呂を出たあとによった道の駅「白金ビルケ」
Googleで評価の高いバーガー店
「BETWEEN THE BREAD」
2024年07月21日 17:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 17:17
Googleで評価の高いバーガー店
「BETWEEN THE BREAD」
お洒落なノースフェイスのアンテナショップもありました。
2024年07月21日 17:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/21 17:17
お洒落なノースフェイスのアンテナショップもありました。

装備

備考 陽ざしが強くなりそうだったので、FireFoxのサンフードを始めて使ってみました。
見た目は少し目立ちますが、おかげで首元の日焼けを防ぐことができました。
軽量かつコンパクトでウエストポーチに入れておけるのでおすすです!

感想

北海道の名峰「十勝岳」に登ってきましたのでご紹介します。

一昨日北海道にフェリーで上陸したのですが山のコンディションがしばらく良くないようで残念に思っていたところ昨日は好転する予報になったので急遽登ることに決めました。

■前日から出発まで
 望岳台駐車場にて前泊。
 ※駐車場の様子はアクセス欄に書いておきましたのでご覧ください。
 当日は4時起床。
 天候は予報通り晴れで気温10は度前後。
 山側から涼しい風が緩やかに吹き降ろしていました。

■5時 出発
 登山口から十勝岳避難小屋までの区間は緩い傾斜が長く続きます。
 準備運動にはちょうど良いといった感じでした。
 
■6時頃 十勝岳避難小屋
 出発して1時間ほどで避難小屋に到着しました。
 ここで朝食で残したランチパックをカミさんとシェア。
 10分ほど休憩して出発

■7時18分 昭和火口
 避難小屋から火口までは傾斜のあるガレ場が続きます。
 火口の尾根をしたから見上げると遠く感じてメンタルにくるで、あまり見上げずに黙々と登りましょう。個人的にはこの区間が一番きつく感じました。。
 登りきると左に昭和火口、右に大正火口が広がっています。
 ぜひ後ろを振り返って富良野平原の美しい景色もお楽しみください。

 ここからしばらくは緩く広い尾根歩きがつづくボーナスタイムです。
 このあとくる山頂までの最後の急登に備えて息を整えておきましょう。
 私達は急登手間で小休止をして杵つき餅で糖分を投入。
 山頂までの最後の急登はおよそ200m上げていきます。
 下から見上げると高く険しく感じますが、短い歩幅でゆっくりと登れば20分ほどで尾根筋まで到達できます。
 ここまで登れば山頂までのビクトリーロード。山頂が近づくのを楽しみながらペースを守って登っていきました。
 ちなみに直前に食べたお餅が功を奏してかこの区間の登りは足が軽く感じられました。^^

■8時半 十勝岳(2077m)山頂
 途中薄い雲が漂う時もあったのですが、登ってみると感動の360度ビュー。
 富良野岳、美瑛岳、遠くには大雪山旭岳にトムラウシまで見渡すことができました。

■下山路
 15分ほど景色を楽しんでから下山開始。
 ピストンコースなので基本的には難しくはないのですが、昭和火口から避難小屋までの下りは傾斜のあるガレ場なので滑落にご注意ください。登山ポールをお持ちの方は長めに伸ばしてしっかり突いて降りましょう。
 わたしはこの区間で踏ん張り切れずにスリップしてしまい、膝を擦りむいてしまいました。幸い絆創膏を貼っておけば済むレベルだったのは不幸中の幸いです。

■10時50分 再び避難小屋
 予報が当たり過ぎて、あまりの強い日差しで暑かったので、避難小屋に入って休憩。用意しておいたサンドイッチを摂りました。
 このコースは終始ベンチなどの休憩スポットや日除けができる場所もないので休憩には避難小屋がお勧めです。

■11時50分 望岳台駐車場
 避難小屋からおよそ50分ほどで望岳台駐車場へ無事下山しました。
 最後の区間は足に疲れを感じていたこともありゆっくり歩いてみました。
 駐車場は早朝の静けさとは打って変わり、登山客と観光客で賑わっていました。
 オンラインの登山届のほかに望岳台駐車場で記載した入山届けの下山報告を書いて終了。

以上「十勝岳」望岳台コースのご紹介となります。
個人的には三年ぶりの北海道の登山で、望外の好天に恵まれて感慨無量でした。
妻と二人のキャンピングカー旅でしばらく北海道に滞在する予定なので、また山に登ったらご紹介させていただきます。

もし今回のご紹介が少しばかりでも参考になりましたらコメントや感想を頂けますと幸いです。もちろん「いいね」も大歓迎!

では引き続き登山届けと山岳保険の加入は忘れずに登山を楽しみましょう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:212人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら