大平山
- GPS
- 08:24
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:24
決して迷った訳ではありません、というか、登山道以外のルートでは歩けません(^^;
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滑りやすい急登部が多い 稜線も草が茂っている箇所多し 第二ピーク〜山頂は強烈な藪漕ぎあり 危険箇所や不明瞭な部分もあり、ある程度の経験を積んだ方でないとお勧めできません |
その他周辺情報 | 宮内温泉(500円) |
写真
感想
暑さ、急登、藪漕ぎ、苦手三拍子が揃った大平山はとても私には登れる山ではないと思っておりました。
でもここでしか出会えない希少種の誘惑が捨てきれず、暑さのピークも過ぎて曇り予報のこの日、頑張って登ってみることにしました。頂上は念頭になく、第二ピークの花畑付近までの予定でスタートです。
予定通り曇りでスタート時の気温は18℃ほど、「暑さ」は大丈夫そうです。
序盤は鬱蒼とした滑りやすい谷地形の急登が続きます。暑くないので急登もさほど苦になりません。稜線から南側斜面に出ると見晴らし良くなりますが展望は今一つ、でもこれでいいんです、本日は眺望よりも涼しさの方が大事!
草をかき分けながら斜面を登って行くと徐々に花が増えてきます。
第二ピーク手前の岩場に差し掛かると待望のオオヒラウスユキソウに初対面!
もう終盤の様相ですが、けっこうたくさん咲いていました。
そしてもう一つ会いたかったチシマリンドウにも初対面!
岩場一帯のお花畑を堪能して大満足です。
さて、ここで帰る予定でしたが、暑くもないし体力にも余裕がある。二度とチャンスはないかもしれないので、山頂を目指すことにしました。一生に一度!と言い聞かせながら前進します。
噂に聞いた藪漕ぎは強烈、ガイドロープと踏み跡を確実に辿ります。
一旦抜け出し、第三ピークから再度突入というところで前方から人の声が。先行集団が下山してくるようです。藪のなかでスライドは厳しいのでしばらく待機します。がさがさ藪をこぐ音がすごくてまるで熊が来るかのような錯覚に。5分ほど待って10人のパーティが通過。夏山ガイドには植生保護のため「大人数でのツアーはもってのほか」というような記述があったっけな・・・と思いながらも和やかにスライド。
強烈な藪こぎは大変ではありますがなぜか楽しい!
そして一生に一度の山頂へ到達。眺望あまりなく、まさにピークハントです。
下りの藪漕ぎは本線からはずれた踏み跡があり迷い込み注意な箇所ありました。
下山も花を楽しんで名残惜しむ。
下山路は滑りやすい急斜面で大変!転ばないようにブレーキをかけながらなので登りよりも辛いです。登山口までの道のりの長かったこと・・・
駐車場に到着した時は心底ほっとしました。今年一番きつい山行でした。
オオヒラウスユキソウ、まだ大丈夫そうですね。
そしてチシマリンドウも、なんて可愛いらしいお花なのでしょうか。
強烈な藪こぎが、なぜか楽しい!に共感しております!
大変な思いをした山行ほど、心に深く刻まれていきますよね
本当にお疲れ様でした!
mikuriさんの登頂記録を見て私も登る気になりました。ありがとうございます。
希少な花々やでんでん虫にも会えたし、行けないと思っていた山頂も踏むことができて、大満足の山行でした。
苦手だと思っていた藪漕ぎ、全く苦にならないどころか、楽しかったんですよねー、不思議ですねー。
下山が大変でかなり足にきましたが、二度と登らないとは思いませんでした。
一生に一度の山頂、と思って登頂しましたが、また登るかもしれません(^^;
こんばんはー♪
オオヒラウスユキソウにチシマリンドウ!
とっても可愛らしいですね!
私も先日登ったのですが、登山中は大変苦しんだのに、
下山後の印象はwaji-bbさんと同じく楽しかった!でした。
そして、もう山頂はいいかなと思っていたのにレコを拝見していると不思議とまた登りたくなってきました笑。
チシマリンドウは見れなかったので、
レコで見れてとても嬉しいです!
素敵なお写真ありがとうございました(^_^)
kana00772266さん、コメントありがとうございます。
単にキツイだけだったらもう登らないと思ってしまうかもしれません。
でもきついのが分かっていてもまた登りたいと思わせてしまう程、魅力の大きい山なんですね、大平山って。
チシマリンドウは素敵な花でした。
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