大鹿村の大西山 (樹林帯の急斜面をジグザグトラバースして)
- GPS
- 05:51
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,032m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス | ・登山口の手前30mほどに、旧「つり天国」の駐車場(3台ほど可)があり、そこに停める。トイレなどは、2Kmほど先(車で5分)の「道の駅歌舞伎の里大鹿」を利用する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鉄塔のある場所以外は、樹林帯の中で展望はない。 ・標高1600mの唐松峠辺りになるまで、30度から45度ぐらいの急斜面を、ジグザグにトラバースしながら進む登山道が設けられている。山は、小石が積もったような斜面で、下草もほとんどなく、その上に落ち葉が覆っている。足元は滑りやすく、全般的に歩きづらい。落ち葉に隠れた石もあるので、石車に乗らないように、また石を落とさないように注意が必要。谷底まで続く急斜面の細いトラバース箇所で、大事故になりそうなところもあるが、チェーンやロープは設置されていない。 ・もうひとつの注意点として、昇っている時は、ジグザクに折れる箇所を判別しずらいところがあり、また誤って直進した人の踏み跡も残っていて、正規の登山道を見失う場合がある。特に注意が必要(私も数回間違えた)。 ・鉄塔のある場所から山頂までは、斜面は緩やかになるが、展望はなく、山頂のある方向自体わかりづらいため、注意が必要。標識やピンクテープも十分ではない。 ・ルート上には水場はいっさいなく、長くハードな登りとなるので、十分な水の持ち込みが必要。 ・標高1200m辺りと1400m辺りに、ゆっくり腰を下ろせる平らな場所がある。 ・里山ではあるが、力量が問われる山かもしれない。ヤマレコマップのような位置を確認できるような端末の携帯を推奨する。 |
写真
感想
・今週後半は2泊3日で、北アルプスに行くよう山小屋などを予約してスタンバイしていましたが、22日になって、危険な天候になることがはっきりしてきたので、やむなくこの山行は中止しました。ただこのままどこへも行かないと、また脚の筋肉が落ちてしまうので、急遽代わりの山行として秋に計画していた山の中からアレンジして、大西山と二児山に行ってくることにしました。24日からは天気が下り坂になりそうなので、23日としました。ただこの日は晴れますが、猛暑になるようです。
・急な計画変更により深夜に移動してきたので、眠いこと眠いこと。旧「つり天国」の駐車場もすぐに見つからずに、なんだかんだで予定より1時間近く遅れての出発になりました。
・ここの登山道ですが、尾根筋をまっすぐ登って行くものと思っていましたが、実際は急な尾根筋にジグザグに切られたトラバース道を、ずっと登って行く感じです。同じような場面の繰り返しなので、そのうちにさっき通ったところではと幻覚を心配する始末。
・このトラバース道ですが、けっこう急で、1時間経った頃には、トレッキングパンツまで汗でビショビショになっていました。急斜面で、途中で休めるようなところもなく、気温も上がり始めて、私のエンジンはオーバーヒート寸前。頭もくらくらしてきて、アブね〜、アブね〜。こんなところで滑落だけはしたくないと・・・
・それに、なんど水を飲んでも、すぐに喉はカラカラ。この喉カラカラ対策として、口に水を含んだまま歩くことにしました。これが効果満点で、喉はカラカラにならないし、頭のクラクラも治まってきたし、なによりも水の節約になります。人に逢った時にあいさつもできませんが、ちょうどこの日は誰にも逢いませんでした。
・それと登山道のルートが不明瞭なところも多くて、何度か外れ、アブね〜、アブね〜。これは登山道だと思って進んでいても、道がなくなったり、ヤマレコマップから何度か警告も受けました。ルート外れは自分だけではないようで、誤った踏み跡がたくさんありました。途中からは、スマホを左手に持って、ヤマレコマップを開いたまま歩いて外れないようにしました。
・この山は、なんだかんだたいへんな山でした。コースタイムが長めなのも、なんとなくわかりました。無事に戻ってこれたので、良かったです。ありがとうございました。
・この山行の後、同じ大鹿村の二児山に向かいました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人