7月八方尾根から白馬鑓温泉 風霧の不帰キレット

2024年07月21日(日) ~ 2024年07月23日(火)

• GPS: 18:44
• 距離: 45.4km
• 登り: 4,163m
• 下り: 4,591m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 3:16
• 合計: 7:31

7:26 スタート地点
8:05 8:18 八方池山荘
8:41 8:47 石神井ケルン
8:58 8:59 第2ケルン
9:03 9:14 八方ケルン
9:23 9:23 第三ケルン
9:26 9:40 八方池
9:40 10:03 八方池
10:04 10:06 八方池
10:22 10:28 下の樺
11:03 11:26 扇雪渓
11:33 11:45 丸山
12:58 13:59 唐松岳頂上山荘
14:19 14:43 唐松岳
15:00 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 7:09
• 休憩: 2:24
• 合計: 9:33

15:00 唐松岳頂上山荘
4:44 4:49 唐松岳
5:41 5:55 不帰嶮（不帰二峰南峰）
6:06 6:39 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:14 7:25 不帰嶮（不帰一峰）
8:01 8:07 不帰キレット
9:06 9:17 天狗ノ大下り
9:59 9:59 天狗ノ頭
10:24 11:21 天狗山荘
11:49 11:56 鑓温泉分岐
12:27 12:27 大出原
13:54 白馬鑓温泉小屋

3日目

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:33
• 合計: 3:55

13:54 白馬鑓温泉小屋
5:48 5:53 鑓沢
6:06 6:08 崩沢
6:12 6:16 落石沢
6:18 6:22 杓子沢
6:41 6:46 サンジロ
7:32 7:32 小日向のコル
8:15 8:21 中山沢
8:33 8:35 猿倉台地
8:45 8:49 水芭蕉平
9:19 猿倉荘

天候

1日目 曇り 午後から晴れ間 夕から風
2日目 夜半から午前いっぱい強風と霧 午後風弱まり標高下がると晴れ間
3日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

糸魚川経由、大糸線で白馬駅へ。近隣で前泊。
八方アルペンライン駅まで徒歩。
ゴンドラ「アダム」で兎平、アルペンクワッドリフトで黒菱平 鎌池湿原へ。そこから八方池山荘までは歩きで上り。
帰り猿倉からはタクシー相乗りで八方BTへ。白馬駅まで歩き、大糸線、新幹線利用。

コース状況／危険箇所等

雪渓は天狗山荘上が最大で斜度そこそこ。がり、ざく。大出原手前に1ヵ所。鑓温泉から下はルート上には３か所程度、いずれも5〜6歩程度でアイゼン使わず

その他周辺情報

八方BTから駅までには入浴施設数ヶ所あり

写真

7/21 5:52

白馬駅前の前泊地から歩き出す。
天気は曇り晴れといったところ。
暑さは多少マシか？

7/21 6:35

八方BTを通り過ぎ、約40分で八方ゴンドラ駅へ。暑ーい。
もうそこそこ並んでる。
黒菱平までは通しで買えず、うさぎ平まで片道購入。

7/21 6:56

ゴンドラは贅沢に一人貸切にして貰えた。
途中牛さん放牧中。
うさぎ平テラスで下り、トイレを済ませ、アルペンクワッドリフト乗り場へ。そこで別途支払。

7/21 7:00

花盛り。
お花畑に足が掛かってしまうところもあり💦
なるべく足上げたりしてみる

7/21 7:04

近い〜🌸

7/21 7:32

黒菱平で次のリフトには乗らず、鎌池湿原を横目に歩き出す。
以前リフトで下った時、歩けるなら歩いてみたいと思っていた。登る人は他におらず、しばし地上からの眺めは貸し切り

7/21 7:33

道端すぐお花🏵
でいい雰囲気

7/21 8:11

リフトから見られつつジグザグ登り、八方池山荘前着。
途中下山者は何組かあり。
往復なら下りに歩く方が楽しいよね。
小屋向かいの第一ケルン行ってみる
上の方、大分雲垂れこめてきた

7/21 8:18

登りの足元の癒し

7/21 8:22

振り返るのも絵になる

7/21 8:36

前回使わなかった登山道コースで

7/21 8:41

上がってきた

7/21 8:46

石神井ケルン
休まず先へ

7/21 8:52

行く手

7/21 8:56

トイレ
すぐに第2ケルン

7/21 9:09

八方ケルン

7/21 9:18

八方池への分岐。
やっとここまで来た。
風強くなってきた。
池方面へ下りる

7/21 9:25

池手前で説明読む

7/21 9:28

いい眺め
風で鏡面とはならず
上りも下りも人たくさん

7/21 9:29

なるべく混雑を避けて休憩しようと斜面でザックを降ろし座る。
が、風強くどうにも落ち着かず
上着着て池ほとりへ。

7/21 9:39

不帰の峰々バックにお社
この先の無事を祈る🙏
池ほとりでのんびりおにぎり休憩

7/21 10:13

長居したが体が冷えないうちに歩き出す。
時々振り池を眺める

7/21 10:19

遠見尾根方面
やっと雲取れて見えた

7/21 11:05

雪渓見えた

7/21 11:07

扇雪渓
上着着直ししばし休憩

7/21 11:24

雪渓横を上る

7/21 11:25

上から眺める

7/21 11:36

7/21 11:43

丸山

7/21 11:45

不帰の雲が少し取れてきた

7/21 11:56

池ごしに

7/21 12:03

唐松岳ガスってしまった

7/21 12:26

うっすらー

7/21 12:33

鎖場、なんてあったっけ…

7/21 12:41

お！
見えた
わーぎざぎざ〜

7/21 12:49

よくよく見ておく

7/21 12:49

右が天狗になるのか？
鑓ヶ岳か？

7/21 12:59

山荘の上に出た。
唐松岳雲取れくっきり。
いい眺め

7/21 12:59

広い
ヘリポート？

7/21 13:01

山荘へ下りる

7/21 13:05

去年はこの向こうからへとへとになって辿り着いた

7/21 13:05

唐松岳頂上山荘着
賑わっている

7/21 13:26

2人目で下段隅ゲット
別館より梯子が低いから、朝のんびりできるなら上段でも良さそう

7/21 14:16

パン食べて頂上に行っておく。

7/21 14:16

これぞ夏山

7/21 14:26

ぐるりと見張らす
雲取れると尚良いが取れず。
不帰方面も良く見ておく。
不帰方面から男性三人パーティー、風強いのが難だったそう。
明日は更に強風悪化予報と言われてしまった…

7/21 16:54

小屋内食堂横の説明
覚えられなーい

7/21 17:02

ご飯
おいしく頂きました

7/21 17:48

もう一つ説明書き
覚えられないから撮っておく…
翌朝ほんとに行けるのか。
同室の皆さまは朝日を見るか、どこから見るかと話されてる。
ずっと風の音がビュービュー、窓ががたがたいってる。
朝日、多分出ないな…

7/22 4:27

案の定のお天気。
雨は降ってないが霧と、音がうるさいくらいの強風。雨具上下着る。
他に出発者はおらず。
進むかどうか、唐松岳頂上まで行って判断しようと歩き出す。
南西から吹き付ける風。
なるべく体を低くして進む。

7/22 4:27

雨は降ってないが、霧で視界は効かず。
風は強いので振られても落ちないよう常に山側で気を付けて歩く

7/22 4:46

まあまあ苦労せず頂上まで来てしまった…。
�景�まではさほど厳しくないはず。
取りあえず行けそうなとこまで行ってみて、危険だと思ったら引き返そう。
南西の風なら頂上向こうはマシになるかと思ったら全然、西風になっただけ

7/22 5:26

シャクナゲ
ガスでも強風でもお花はきれいでほっと和める

7/22 5:28

前方険しいのかどうかも見えない
ハイマツ帯は多少風がマシで体を低くすれば一息つける

7/22 5:32

唐松岳から下って割とすぐ、尾根を越えて長野側に下りるところを越えずに富山側に巻き、間違ってしばらく歩いてしまう。
ヤマレコの警告なし。
昨日はルート上で何度もルートから外れてると言われたのに、肝心のところで役に立たず。
矢印まで戻る

7/22 5:35

険しくなってきた

7/22 5:50

ここまで来てしまった…。
まだ体力に余力はあるし、ここまで慎重にしがみついては来たけどそんなに無理は感じず。
もう、行ってみよう。

7/22 5:51

尾根越え長野側に入ると風遮られ気温上昇。
休憩できる時に少し飴など舐める。

7/22 6:00

険しそうだがよく見えない
恐怖心が煽られないのはいいかも

7/22 6:00

風が…。
がんばれーと自分に言い聞かせてひたすら進む。
笛が吹いてないのに風で勝手に鳴り出す

7/22 6:03

ハイマツ帯にシャクナゲが映える

7/22 6:04

7/22 6:08

一瞬ガスがとれた
強風の中まず体を安全に固定して撮影

7/22 6:08

おおー視界が開けた〜！

7/22 6:08

ぎざぎざ
格好いい

7/22 6:11

あれは。
あそこからが核心部か？

7/22 6:12

ここから。
尾根真上で特に強風、長くはいられない

7/22 6:12

この向こうへ。
岩は霧で濡れているので、しっかり掴み、滑らないよう確認しつつ、ここが一番慎重に下りた

7/22 6:17

下りてきた
滑り落ちないようじりじり動き、とにかく気をつけた

7/22 6:17

この先は目の前に集中するのみ

7/22 6:18

よく見ればちゃんと足場はある

7/22 6:21

振り返り見上げて

7/22 6:24

前から下りたり後ろ向きで行ったり

7/22 6:24

7/22 6:32

よく写真で見るポイント
ようやくここまで来て、ちゃんと核心に来られていると少し安心

7/22 6:32

少し気を緩められるところもあり
いやまだ下りきってはいないはずと気を引き締め直す

7/22 6:34

暗い
クモの巣なくて良かった

7/22 6:39

下りて振り返り

7/22 6:43

7/22 6:43

迫力ある

7/22 6:46

7/22 6:48

先が見えず高度感は薄い
風で振られないよう気を使う

7/22 6:48

体をしっかり固定して撮影

7/22 6:48

例の橋が見えた

7/22 6:49

濡れてたが、横に鎖があるしそんなに怖くはない
剱のブリッジの方が怖かった

7/22 6:51

時にはお尻でずり下りる
岩が濡れてる分抵抗少ない

7/22 6:53

横の鎖場もあり

7/22 6:57

ずっと一人
すれ違いなくて良かった

7/22 7:02

行く手が見えないのでどこまで来たのかよくわからない

7/22 7:02

慎重に

7/22 7:05

平らな地面に着いた✨
ひとまず落下の危険が遠ざかったことを噛みしめる。
ここが鞍部、キレットか？
強風で休憩はせず進む

7/22 7:09

うーん？
まだ鞍部じゃなかった？

7/22 7:20

わからず歩いたが、一向に下らないので、これは天狗の大下りに入ったか？
いやまだそこまで行ってないんじゃ？
ぬか喜びはしたくない…と思いながら歩き続ける。
紙地図は風に飛ばされそうで仕舞い、
スマホ地図も指先の冷えのためか反応悪い

7/22 7:36

上りはきついが風でクールダウンされ、雨具着て少し暑いくらいだったのは幸い

7/22 7:59

木の陰で時折風を避ける
しばしザック下ろし補食休憩

7/22 8:01

ぼんやり前方に何か見える

7/22 8:01

とがってる

7/22 8:06

読めない
後から地図見たら多分第�喫�
天狗じゃなかった

7/22 8:08

風で振られそうになるがずりずり行かないようストック突いて踏ん張る
あって良かった

7/22 8:39

また険しくなってきた

7/22 8:44

見えないが先へ進む

7/22 8:44

再集中

7/22 9:03

印を確認してそこまで進むの繰り返し

7/22 9:09

7/22 9:13

7/22 9:14

岩に張り付いた方が風が凌げる

7/22 9:17

注意書き
ということはこの先は楽になるのか？

7/22 9:17

吹きっさらし

7/22 9:25

風と霧がなければ素晴らしい道では

7/22 9:48

なごむ。。

7/22 10:00

天狗の頭か？

7/22 10:01

風に耐えながら写真撮影
突端までは行かない

7/22 10:03

良かった、これで無事着ける目処がたった…
喜ぶ

7/22 10:12

ここだけ石の色が違って不思議

7/22 10:19

看板、天狗山荘が近そう

7/22 10:21

雪渓がいた
右を巻いていく

7/22 10:21

ぐるりと

7/22 10:23

小屋のシルエットが…！
とても嬉しい。
無事不帰キレット通過できた実感が湧く。
しかもこんな日に！

7/22 10:23

池の横を通る

7/22 10:24

7/22 10:24

水じゃばじゃば流れてる
ここで汲むまでのギリギリを持ったつもりだった。幸いこの天気で消費少、保ってるので汲まず。でもありがたい。
後から手と手袋洗わせてもらった

7/22 10:25

小屋前で逆コースの方と行きかう。
向かい風のこの天気でこの時間から？私には無理だ…
すごいなー お気をつけて。
小屋でしばし休ませてもらう。
客影なくきれいで落ち着く。
冷えてたこと、手袋してたのに手がドロドロなことに気付く。拭いても拭いても茶色く、洗いに行く。そんなにずっと掴まってたかな…
人心地着いて頂いた、滋味深いおでんが沁みました…。
かっこいい不帰キレット手拭いはまだ持つ資格がない気がしてやめておく…バッジは購入。

7/22 11:19

小屋で気を抜いてる間に、不帰方面から一人来られ、休みもせず通過して行かれた。
勝手に共感し、ルート上一人じゃなかったことにほっとした。
名残惜しいが、まだ先は結構あるので腰を上げる。
小屋出るとすぐ雪渓。
ロープはあるけど、明瞭な踏み跡がない。
みんな通るはずなのに、違うのかな？と、下、上とうろうろルートを探してしまう。
結局、ここしかないと上りだす。

7/22 11:19

上り出し、しばらく行くと踏み跡でてきた。
下の方は硬くて付かなかったのかな？
中間が一番急、ロープ手繰った。
上部はなだらか。
上りだったのでチェンスバ使わず。
下りなら怖かったかも。

7/22 11:35

雪とれると花畑
相変わらず風は強い
けなげに揺れてる

7/22 11:51

鑓温泉分岐。
風向きからしてここで東に曲がれば風から逃れられるはず

7/22 12:01

曲がると途端に風の勢い弱まる。
一般的には風ありだけど、そよ風に感じるわ〜

下界は雲切れ、眺め良い

7/22 12:12

ほんと下は視界良好
雪渓見えた

7/22 12:12

上の方は相変わらずガス

7/22 12:12

雨降らないだけ幸いか

7/22 12:22

雪渓少しトラバース
斜度もほぼなくそのまま歩ける

7/22 12:23

雪渓手前で登りの方々とすれ違う。
続々と上がって来られる、早いな〜

7/22 12:24

大出原
気持ち良いところ、休憩適地。
虫いるし暑いので先へ

7/22 12:51

お花あちこちに

7/22 12:51

上はどこの峰も見えな〜い

7/22 12:52

下界はくっきり

7/22 13:06

この注意書き出るのが少し早い

7/22 13:11

7/22 13:14

ここにも表示

7/22 13:15

虫に集られ出す

7/22 13:18

虫が…！暑さとで気が散る

7/22 13:19

7/22 13:20

縦の鎖場

7/22 13:21

結構続く

7/22 13:22

7/22 13:23

まだ続く

7/22 13:25

疲れてるのでこんなとこでミスしないよう気をつける

7/22 13:27

7/22 13:27

横移動の鎖場

7/22 13:38

小さな流れを渡る

7/22 13:38

水は豊富そう

7/22 13:43

7/22 13:45

小屋が見えた〜！
嬉しい…

7/22 13:46

あと少し

7/22 13:54

着きました！
水も汲めます。
手と顔を洗えてクールダウン

7/22 13:54

もう人いっぱい。

7/22 14:19

受付し、まずは風呂へ。
女性風呂外観

7/22 14:19

混浴の露天見えてる

7/22 17:43

スッキリしてご飯食べられる…
最高です。

7/22 19:05

夕映え

7/23 4:49

朝日
バッチリでした

7/23 5:21

朝日見てから出発
今日は晴れててくやしいやら見れてうれしいやら

7/23 5:21

涼しいうちに動きたい

7/23 5:22

温泉湯の川

7/23 5:39

雪渓に出た。
小屋でもうアイゼン不要と教えてもらったがどうか？

7/23 5:40

ここ
かちこちに凍ってる上を、数歩歩く

7/23 5:41

沢まで下りる

7/23 5:44

下から雪渓を見るとかなり溶けてるのがわかる

7/23 5:51

ちゃんと橋がかかってる

7/23 5:53

また数歩乗る

7/23 5:56

上部を眺める
落石来ないように！

7/23 6:08

でした

7/23 6:08

落石注意

7/23 6:10

ざれた沢を横切る

7/23 6:14

橋2

7/23 6:15

水量ある

7/23 6:17

雪渓に上る
ここは5-6歩歩いた

7/23 6:20

杓子沢

7/23 6:53

三白沢

7/23 7:01

流れを踏んで行く

7/23 7:17

今日行く人達はいいだろうなあ

7/23 7:30

木道あり

7/23 7:31

小日向のコル

双子岩 見忘れた
後が気付いた

7/23 7:31

何組か登りパーティーとすれ違う

7/23 7:36

湿原

7/23 7:36

いい眺め

7/23 9:11

登山口
男性二人連れに追いつかれ先を譲る

7/23 9:23

猿倉荘
無事山行終了！
暑かった〜
水場で手と顔洗わせて貰い一息。
タクシー5〜6台居て、予約車でないというので乗れるうちに相乗りで八方BTへ。

撮影機器：

SH-RM11 SHARP