神なる神威岳、火のあるアポイ岳


- GPS
- 12:26
- 距離
- 59.1km
- 登り
- 2,074m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
天候 | 今回の北海道で唯一山頂まで快晴でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アポイ岳はビジターセンターから。駐車スペース多数。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
神威岳は300名山ハンターという一定の、しかし僅かな需要がありますので、藪漕ぎはありますが踏み跡はありますし、私もピンクテープを追加しておいたので山慣れた人なら問題ないはずです。 序盤の沢の分岐までは藪が濃いぐらいで問題なし。 丸太で渡って沢の遡上に入りますが、沢の入り口に迷わないように。 沢は渡渉が多く、滑りやすいので沢靴があると便利。水量もそれなりにあるので、天気を要注意して晴天が続いた後にチャレンジすると良いでしょう。 沢から外れると山頂まで一気に700mほど登らされます。 足場が悪いし終盤はハイマツが濃くてよく転びます。700mという標高差の1.2倍ぐらい時間がかかると思ったほうが良いでしょう。 |
写真
水量は踝ぐらいまで。登山靴だとギリギリいけないぐらい。
頑張って石を跳ぶより、諦めて水に足を浸ける靴を履いたほうがっ手っ取り早いです。
沢の遡上でも下手にバランスとるより初めから水に入ってしまったほうが安全で便利です。
良い所だけどあの700mは1000mぐらいに感じられてきつい。
自分が地元山岳会民だったらナタもってきて全線刈り払いしたい。(地域的に厳密には許認可必要だろう)
感想
北海道最終は神威岳。
近くにあるのでついでにアポイ岳にも登りました。
神威岳に登った理由は三百名山だからですが、思いのほか良い山でしたね。
ペテガリ岳や幌尻岳と比べ、やや本格気味に沢に入る気がします。
沢の世界は楽しいですね。景色が誠に綺麗です。
そして北海道でこれを楽しめるのは僅かな期間です。寒くて。
大分に帰っても沢登っぽいことやりたいですが、祖母傾はヤマビルがいるんですよね……。
沢靴はもっていません。ペテガリ岳もそうですが、ランニングシューズ一つでオールマイティにやっています。
靴は水はけが良いのですぐ乾きます。靴下もそのうち乾きます。
沢の中では少し滑りやすいので注意。山道も登山靴と比べれば少し滑りやすい、ですが、靴の性能に頼らず滑らないように歩くことで歩きが良くなると思っています。少なくとも山道では。
山頂も良かったです。その間はつらかった。
ペテガリほどではないにせよゴツイ山ですので、連日登ると下山する頃にはヘトヘトです。
近くにあって調度良かったのでアポイ岳にも登りましたが、かなり疲れてしまいまいた。
アポイ岳は野性味がない整備された山ですが、標高差だけはしっかりあって、7日目のセミを殺すには十分でした。
山の楽しみとしてはまあまあですが、景色は良かったですよ。花の季節が人気だそうです。
しかし遠征すると三百名山中心に登るようになるので良くないなあと思います。
百名山を登るのはいいけど、百名山の最短ルートばかり登るのは視野が狭まって良くない気はしています。
百名山登ったが二百三百名山は30座しか登っていないというひとは偏り過ぎなのではありませんかね。
自分はそうならないようにしていますが、遠くへ行くと有名所へ…となって、結局三百名山に登ってしまう。
ウペペサンケ山とか選択肢はあったはずなんですが、今回登った三百名山以外の山はアポイ岳だけですから。
まあでも、滅多にこられませんからねぇ。
神威岳は奥地の沢筋ですが、GPSはちょっと飛びますが使えます。
今回ログとったのはスマホの内蔵GPSです。2年前のモデル。
頼りきりにはできませんが、補助としてあると便利です。
下山後はみついし昆布温泉(440円)
新冠のレコードの湯などと作りは近いのに、なぜだかちょっと安い。
お湯は普通。日高ですから。
神威岳、ヒグマの糞は1箇所だけ。古いものです。
今回の旅は
20日 余市岳(マムシが群棲する流域)、ニセコアンヌプリ(絶壁に向かってある山)
21日 狩場山
22日 幌尻岳(大きな山)
23日 おやすみ
24日 ペテガリ岳(回遊する川にある山)
25日 神威岳(神様、ヒグマ)、アポイ岳(火のあるところ)
でした。
体力があまっていれば、26日飛行機が飛ぶ前に、支笏湖周辺の山を一つ登れたんですが無理でした。
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