合宿崩れ、後立山縦走
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- GPS
- 80:00
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 4,093m
- 下り
- 4,267m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 11:40
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 11:00
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:48
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガイドブックや他の方が書いてある通りかと… ◎大事なことは、鎖・はしご場で先の見通しが悪いところでは、『この後、何人いますか?』等の声かけだと思います。待てる場所・タイミングが確定すると思います。 |
その他周辺情報 | 八方の湯 タクシー運ちゃんから割引券もらって¥700 天場代:種池/600、五竜/800、山頂宿舎/1000 水代:種池/150(0.5Lでも販売してくれた。80円)、五竜/100、頂上宿舎/0 |
写真
感想
我が会の夏合宿、と言いつつも2人だけの参加ではあったが、同行者の都合により中止…仕方がないと思いつつも、俺の胎内川坂上沢が遠のいた。
ひとりで行ける複数泊の沢、記憶になく縦走することにする。そういえば最近、後立に行ってなかったなぁ…記憶をたどれば子供が生まれる前だ。15年近くいってないのにやけに訪れた感があるのは、スキーでしょっちゅう来ているからだろう。
自宅では車も使わせてもらえず、久々の電車利用だ。ただ、往路は特急に乗っていいという許可が出た!
特急は混んでおり、座れたのは甲府からだ。大町で降りた客で大荷物は自分のみ、扇沢の駐車場は混んでいた。柏原新道入り口の駐車場は工事のため駐車制限があった。登山道はめちゃめちゃ整備されており、つまづくことすら考えられないような状況??。関係者の皆さんに頭が下がります。
週間天気予報はかなり変わってしまったようで、朝一で雲海が出ているため、気圧は安定しているのかなぁなどと思ってはいても、毎日9時を過ぎればガスが出てくる。ただ、この稜線は水購入が必至、ある意味助かった部分もあった。
久々の鹿島槍は眺めも良く、冷池から往復の登山者が多く、キレットに向かう人はごく少数のようだった。
五竜の頂上では高齢者団体とバッティングしてしまい、貸し切り頂上とはいかなかった。今山行に限らず、高齢の方々で自分の力に合っている山に行かないと事故は減らないなと思う。
五竜山荘から見えた夕焼けは素晴らしい発色をしていた。こういう微妙な色合いは、写真では表現できないと自分の限界を感じてしまう。
3日目、朝一からガスでその後雨という予報。これを裏切るかの如く視界良好、せめて不帰を越えるまではもってもらいたいと思いつつ進む。大黒岳までの間でビーサンを天場に忘れたことに気付く。このことで八方インフォメーションで¥700のビーサンを買うことになってしまった。
さすがに遠見・八方の両尾根は人も多く、不帰では順番待ちが多かった。天狗の大登(?)で雨が降ってきた。悪場は過ぎたとしても嫌なものだ。ところが天狗平周辺では雲が薄く、視界も良好。ウルップソウは終わってしまっていたが、コマクサはまだ見られた。7月後半に来たいものだ。天狗山荘の天場に泊まりたいという誘惑を振り切って山頂宿舎を目指す。しかし、緊張感が切れるとどっと疲れが出てくる。白馬岳方面は東側にガスが出て、いい雰囲気を醸し出しているが、丸山の登りで本格的に雨模様になってくる。
天場の水場は雪渓の融水ではなく、タンクの水に代わっていた。北上するごとにテント場代は6・8・10と値上がりしてゆき、水の値段は150・100・0/ℓと下がってゆく。
最終日の予定は蓮華だったが、交通の便・悪天候から頂上はあきらめ、大雪渓を下る。岩室までのお花畑はトリカブトが多く咲きみだれ、見事ではあるがもう秋めいている。2本目のバスに間に合うかもしれないということが、白馬尻で判明。何とか滑り込みセーフと思っていたら、タクシー相乗り3人で一人1000円で駅まで行ってあげるといわれ、お願いして乗せてもらい、自分だけ八方で下車し八方の湯で入浴する。
帰りはお決まりの各駅ノリテツで帰宅する。
この山行はこれで納得。北上とともに変化する剣岳の形を眺めて歩けたことに満足した。
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