優雅で美しい山・南アルプスの女王『仙丈ヶ岳』

2024年07月23日(火) ~ 2024年07月24日(水)

• GPS: 10:02
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,167m
• 下り: 1,165m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:19

距離 4.2km 登り 961m 下り 120m

8:56 北沢峠
9:32 北沢峠・長衛小屋分岐
11:01 11:07 薮沢大滝ノ頭
12:45 小仙丈ヶ岳
13:58 14:03 仙丈小屋分岐
14:15 仙丈小屋

2日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:40

距離 5.7km 登り 206m 下り 1,045m

6:10 仙丈小屋
6:18 6:19 地蔵尾根合流
6:38 6:44 仙丈ヶ岳
6:59 地蔵尾根合流
7:07 7:25 仙丈小屋
7:57 7:58 丹渓新道合流
8:07 8:17 馬の背ヒュッテ
8:24 8:28 藪沢小屋分岐
8:41 8:45 薮沢小屋
9:10 9:14 薮沢大滝ノ頭
10:15 北沢峠・長衛小屋分岐
10:45 10:46 北沢峠
10:47 10:48 北沢峠 こもれび山荘
10:50 ゴール地点

天候

1日目：快晴　2日目：朝から濃霧のち横殴りの強風と雷雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

戸台パーク駐車場（駐車料金：5日以内1,000円）
乗車料金：北沢峠まで手荷物付往復2,740円（キャッシュレス決済可能）

コース状況／危険箇所等

全てのコースにおいて整備されており迷い道なし
但し一部ガレ場、鎖場有り

その他周辺情報

下山後、仙流荘で日帰り入浴（800円/人）火曜日は休日

写真

7/23 8:56

北沢峠バス停トイレ横からの登り口。ここは登りが少し急なためここから数十メートル先の登山口（次の写真）から登りました。

7/23 8:58

こちらの登山口の方が緩やかなため登りはこちらがお勧めです。

7/23 9:33

北沢峠・長衛小屋分岐（二合目）合流点になります。

7/23 10:07

三合目。気を付けていないと通り過ぎちゃいます。

7/23 10:29

四合目

7/23 11:01

藪沢大滝ノ頭（五合目）
ここから小仙丈ケ岳と馬の背との分岐点になります。

7/23 11:42

6合目手前から見た甲斐駒ヶ岳です。雄大でカッコイイですね。

7/23 11:42

同じく甲斐駒ヶ岳方面の全容

7/23 11:48

6合目から見た甲斐駒ヶ岳です。
今日は快晴で空の青と甲斐駒ヶ岳上部の白が映えて引立ちます。

7/23 11:50

6合目から反対側（登る方向）に小仙丈ケ岳。
こちらは緑々した山容と空の眩しい青

7/23 12:22

奥には富士山、手前右には北岳。日本の高さ1位、2位が一望できました。感激！

7/23 12:39

小仙丈ケ岳に登るか、巻いて行くかの分岐です。

7/23 13:19

ここまでお花の写真がありませんでしたので、ここでリンドウを！

7/23 13:58

ここから少し登ったところの広場がご来光の絶景ポイントらしいです。（小屋番の話）
もう少しで仙丈ケ岳になりますが、時間が14時近くになった為、本日の登頂を諦め、この分岐から仙丈小屋へ向かいました。

7/23 14:08

5分ほど歩くと突如、仙丈小屋が目下に現れました。案外近かったです。
今日はここでお世話になります。（宿泊）

7/24 6:18

地蔵尾根分岐。二日目の朝6時に仙丈ヶ岳に向かいました。

7/24 6:26

チングルマ。羽毛状になって長く伸びているのは「おしべ」だそうです。

7/24 6:26

山頂までのお花畑

7/24 6:39

仙丈ヶ岳に登頂しましたが、ガスっていて何も見えませんでした。昨日に登っておけば...と後悔。

7/24 6:40

山梨県の印がある仙丈ヶ岳山頂標識

7/24 6:42

三角点を見つけ、写真を1枚

7/24 7:51

仙丈小屋から馬の背方面に下山中のお花畑。ニホンカモシカに荒らされないよう網で囲われていました。仙丈ヶ岳はお花の山ですね。

7/24 7:57

丹渓新道との分岐

7/24 8:27

ここからしばらく、いくつかの渡渉箇所が有ります。
ここは大平山荘から登ってきた合流点です。

7/24 8:44

このような川、沢、滝？をいくつも渡り、五合目に出ます。
その後は下山の途につきます。

撮影機器：

Pixel 4 google

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ライター 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ スマホ（ＧＰＳ・コンパス・地図アプリ） モバイルバッテリー 除菌シート 不織布マスク インナーシュラフ

感想

kmy552

今回は入笠山に続き2度目の南アルプスになります。
仙丈ヶ岳は南アルプスの女王と言われるので、そんなにも難しい山でないだろうと思ってましたが、なんの何の、甘く見たらダメです。

1日目は滅多にない快晴、雲一つない青空で、15時近くになっても雲も現れず、年に数回もない快晴（小屋番の方の話）の天候でした。そのためか、近くの甲斐駒ヶ岳は雄大でカッコいい山容が見れて、ほれぼれしました。また、日本で最高峰の富士山と2番目の北岳もくっきりと見えて最高の眺望でした。

感動のあまり休憩が多すぎたのと、体力不足で時間が掛かりすぎて本日中には仙丈ヶ岳には登頂できず、途中で断念、山小屋へ！

山小屋のロッジから見る甲斐駒ヶ岳は素晴らしく、天候も良くビールで乾杯されている方が多かったです。いつもならすぐに休憩・仮眠するところが今回は17時の夕食まで外にいました。

二日目は全体的にガスっており仙丈ヶ岳頂上での眺望は何も見えませんでした。
昨日中に登っておけば、と後悔！

その後は馬の背方面へと下山。途中にはお花畑が多々あり、ニホンカモシカに荒らされないよう網で囲われていました。馬の背方面の山道は小仙丈ケ岳方面の山道とは違って縦走に似た山道や滝、沢などがあり、飽きない山道でした。

下山2合目付近から突然横殴りの雷雨と風となり、レインウェアーを着る時間もなく、ずぶ濡れになり山道は川のように雨水が流れる中、必死に下山しました。

前回の燕岳に続き今回も雨にたたれ、少し残念でした。

仙丈ヶ岳に登るとき快晴の時は、五合目から小仙丈ヶ岳方面へ、曇り、ガスっているとき、また雨の日は馬の背方面で登ることをお勧めします。